「EXCESSIVE FORCE」 [映画(洋画)]
表題の作品は1992年の映画「リーサル・コップ」である。マーシャル・アーツ・アクションの刑事物である。主演と脚本のトーマス・イアン・グリフィスのキレのあるアクションは見所である。尚、本作には2年後に第2作が製作されているが、本作とは全く繋がりのない作品である。(タイトル(原題、邦題)こそ続編の様な感じになっているが、スタッフもキャストも全く別の人たちが集まっている別作品である。)
作品データを記しておくと、時間は86分、監督はジョン・ヘス、脚本はトーマス・イアン・グリフィス、撮影はドナルド・M・モーガン、音楽はチャールズ・バーンスタインである。そして出演は、トーマス・イアン・グリフィス、バート・ヤング、ジェームズ・アール・ジョーンズ、シャーロット・ルイス、ランス・ヘンリクセン、イアン・ゴメス、アントニー・コローネ、たちである。
敏腕刑事・テリーはマフィアのボス・ディマルコを追っていた。そして、麻薬取引の現場を取り押さえるために、仲間の刑事のビリーとフランキーたちと共に潜入捜査を行い、何とか逮捕した。が、銃撃戦の最中に証拠となる300万ドルが現場から消えてしまい、ディマルコは証拠不十分で釈放される。ディマルコは、自分の金が消えてしまったことに立腹し、刑事の仲間の一人であるビリーを誘拐した。やがて、ビリーが死体で発見され、テリーはディマルコのアジトに乗り込んだ。が、ディマルコの姿はなく、フランクキーを襲っていた。やがて、ディマルコも殺され、その容疑はテリーに向けられることになる。テリーは警察から追われる古都になるが、シカゴ警察のデブリンと会うことにしたテリーだったが、300万ドルの金を盗んだのも、そして全てを操っていたのもデブリンだったということがわかり、テリーと一騎打ちになり...
テンポ良く進んで行く物語に、T・I・グリフィスのアクションが美しく、また流れるように綺麗なものであり、このアクションは見所である。ストーリーの方では、この手の作品にありがちな展開であるが、マーシャル・アーツを取り入れたアクションが独特のものになっていて、これは面白い。
B級アクションの範疇に入るものであるが、他にはない特徴があるだけに、たっぷりと楽しむことが出来る作品である。刑事アクションがお好きな方は見ておきましょう!
↓本作はDVD化されていません。(ビデオです。)
↓輸入版のビデオです。
Excessive Force [VHS] [Import]
- 出版社/メーカー: New Line Home Video
- メディア: VHS
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