堀江美都子『歌のあゆみ3 ~スター誕生!!』 [音楽(特撮/邦楽)]
今回は、第7巻までリリースされたシリーズの第3弾のBOXで、内容は「2」の続きである。ここには1976年から1978年の曲が全61曲収録されているが、やはりその中心となるのは「キャンディ・キャンディ」となるでしょう。また、「ボルテスV」をはじめとする超メジャーな曲が次々と登場するというのも嬉しい所である。その一方で、ちょっと変わった曲も何曲か収録されているという所が、ミッチの奥深さでもある。
DISC 1の収録曲は以下の全22曲である。『哀愁のスキャット』『別れをつげて旅に出る』『くだものやさいへんちくりん』『猫目小僧』『みろよ!この目を』『斗え忍者キャプター』『大空のキャプター』『ひよ子でしゅら』『てんとう虫のマーチ』『南の島のハメハメハ大王』『さとうきび畑』『美山の子守唄』『ぐるぐるメダマンおばけだぞ』『みんなあつまれ!メダマンおどり』『たたかいの野に花束を』『進めキャプターマシン』『命のかぎり』『それ行け忍術』『キャプター小唄』『かわいいジーナ』『たたかえ!ガ・キーン』『猛と舞のうた』。
DISC 2の収録曲は以下の全20曲である。『キャンディ・キャンディ』『あしたがすき』『リトル・ルルとちっちゃい仲間』『わたしはルル』『冬の日の子守唄』『いっしょに小石を拾いませんか』『こころの旅』『おさんぽ』『とんでったバナナ』『つめたくされても』『夢ならさめないで』『キャンディワルツ』『がんばれキャンディ』『あこがれのひと』『仲よしクリン』『想い出のうた』『われらの命ソロン号』『あしたへアタック』『バレーボールが好き』『日本列島どっこいしょ』。
DIS 3の収録曲は以下の全19曲である。『9×9のうた』『ボルテスVの歌』『ぼくのプルー』『イワンの仔馬』『仔馬のひとりごと』『なかまっていいな』『美しい今日』『会うのは明日』『バースデイの唄』『心の童話』『リサの願い』『野球狂の詩』『勇気のテーマ』『ちいさな思い』『魔女っ子チックル』『チックルチーコのチャチャチャ』『イッチとエッチ』『一球さん』『花しぐれ』。
注目曲は、『哀愁のスキャット』『さとうきび畑』『美山の子守唄』『日本列島どっこいしょ』『バースデイの唄』『野球狂の詩』『花しぐれ』といったところであり、アニソン・シンガーの範疇に収まらない様々な曲を歌っていて、流石はミッチだという所である。特に『花しぐれ』は、現在ではシングルにその曲のカラオケ・バージョンが収録されるのが当たり前になっているが、1番は歌っていて2番がカラオケとなっていて歌っていないだけに、なかなか面白い所である。(「君こそスターだ!」の企画アルバムのために歌った曲である。)
特に、DISC 2は「キャンディ・キャンディ」が中心になっているが、シングルが100万枚を越える大ヒットになっただけに、これはこれでよろしいかと...
尚、次の第4巻のサブタイトルが「輝けるアニメの女王」となっているが、本アルバムに収録されている曲を発表した頃には既に「女王」とも呼ばれていたということを記しておく。当時はまだティーンだったが、歌の上手さだけでなく、貫禄、存在感、全てが「女王」の名前に恥じない秀作ばかりである。
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