GEORGE MICHAEL & QUEEN『FIVE LIVE』(MAXI) [音楽(洋楽)]
表題のアルバム(マキシシングル)は1993年にリリースされたライヴ収録のミニ・アルバムである。この当時のG. MICHAELは版権問題の裁判中ということで、彼の曲を歌うことが出来ない時期であったが、カヴァー曲を歌うことで、新たな一面を見せることになった。(何が幸いするのか分からないものですね。)ここに収録されているQUEENの曲と『Calling You』でボーカリストとして高い評価を受けることになったGEORGEです。
収録曲は以下の全6曲である。『Somebody To Love』『Killer』『Papa Was A Rolling Stone』『These Are The Days Of Our Lives』『Calling You』『Dear Friends』。
どの曲も、余りにも有名な曲であるので、特に説明する必要もないことでしょう。特に、『Somebody To Love』と『These Are The Days Of Our Lives』はQUEENのフレディの追悼コンサート(1992年4月20日)の時のものであり、GEORGEのボーカルが優れていたことから、一時期、GEORGEがフレディの後任としてQUEENに加入するという噂が出たほど、高く評価された。
お薦め曲は、『Somebody To Love』と『Calling You』をピックアップしておくが、前者は言うまでもなく、QUEENのあの名曲であり、後者はじっくりと聴かせてくれるスローなバラード・ナンバーであり、動と静を功みに歌い分けていて、シンガーとしてのGEORGEのレベルの高さを感じさせてくれる。
尚、『These Are The Days Of Our Lives』はLISA STANSFIELDとのデュエットであり、彼女の名前も本アルバムでは「GEORGE MICHAEL & QUEEN with LISA STANSFIELD」ということで、名前が入っている。が、QUEENの曲の出来が余りにも良いこともあって、LISAの名前は省略するのが一般的になっている。(ということで、今回は、アルバム・タイトルの所ではLISAの名前は省略させて貰いました。)
QUEENのファンの方にもお薦めしたいミニ・アルバム(マキシシングル)である。
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