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ラストメール#9 [ドラマ]

今回のバーチャルメールの配信は7通でした。今回も全てのメールが、主人公が劇中でメールを見終わった頃に届いたということで、タイミングが悪すぎる...→「バーチャルメール」という企画は失敗が確定です。

今回の物語は「愛とはダマすこと…」という物語である。今回は、透との再会と、メールの秘密を語る最後の物語に引っ張ることもあって、依頼者の依頼が完結することもなく、この部分も次回の最終回に引っ張っていて、単に伏線を用意しただけという物語でした。(→サブタイトルの方も、もう少し工夫するべきでしょう。)ということで、最後の物語の「前編」と言った方が良い物語でした。

次週に引っ張る内容だったが、一週間楽しみに待つというようなものは何も無く、実に平々凡々な物語であって、何度かアクビが出ちゃいました。それなりにドタバタ・コメディをやっているが、バカをやっているだけで、何も見る所のないものでした。→「バーチャルメール」という企画は「失敗」だったが、ドラマの方も「失敗作」という方向に突き進んでいる...(ということで、今回も簡単に済ませてしまいます。)

希美の元に「彼の家に行って、自殺をやめさせて」というメールが届き、そこに描かれていた住所(南港区六本寺、近所ということでした。)に向かった希美。で、「彼」の部屋に上ると、その部屋の住人・田村幸司は首吊り自殺をしようとしていた。で、希美は慌ててそれを止めようとした。何とか自殺を止めさせた希美だったが、「誰?」ということで、成り行きから名前が出た依頼者・沙織の妹ということにした希美。田村は結婚を真剣に考えていた沙織を失ったことで後を追おうとしていたのだった。

自殺を思い止まらせたことで、依頼を果たしたと思った希美だったが、沙織は成仏した様子がなかった。そうしていると、「本当のお願いは別にあるの」というメールが届いて、「彼に私のことを諦めさせて欲しい」という依頼をしてきた。また、沙織は結婚詐欺をやっていて、田村から3000万ほど出させていた。更に、田村が話す沙織の話は全て嘘で、年も31ではなくて41、名前も沙織ではなくて民子ということ、死んだのは、2日前に彼と食事に行ったが、太ったサラリーマンが落ちてきて惨めな死に方した、ということだった。

しかし、これらのことを上手く話せない希美。田村は再び沙織のことを思い出して、またまた自殺を図ろうとする。必死にそれを止めようとする希美だったが、トンカチの奪い合いをしていると、それが田村に飛んでいって、田村は気絶してしまった。希美は「どうしよう、死んじゃった...」と呆然となった。

そんな田村を六文銭に連れて行った希美。また自殺しそうなので、今日子と珠実に見張らせて、自分は田村の家に行って自殺グッズを処分しにいこうとした。

田村の家に向かっている希美だったが、その途中で、透が希美の前に現れた。が、透は「お別れを言いに来た」と告げた...(以下、次回へ)

次回は最終回で、「さよなら大切な人」と言う物語。といっても、今回の続きです。(わざわざ別のタイトルにしなくても...)、透は実は既に死んでいたとか、透は108人の死者を成仏させる仕事をするために地上に戻ってきた、希美が仕事を引き継いだことであと1人で、108人を成仏させると...というメールの秘密が明らかになります。

それにしても、10話で最終回だなんて、本当にあっという間ですね。1クールとはいうものの、なんで全10話なんですかね。13話とは言わないが、せめて12話にして貰いたいところである。「BS朝日オリジナルドラマ」ということをしつこいぐらい言っているのだったら、地上波ドラマに合わせる必要は何も無いのだし、他のBSデジタル局を見習え、といいたいところである。

で、最終回の後に本作の最終評価を下すつもりでいるが、「バーチャルメール」という企画は既に「失敗」と結論づけて良いが、ドラマとしてもここの所完全に失速状態であるだけに... 全く期待していないが、最後に意地の一発を、というのは無理かな...

放送終了直後に配信された希美の待受け画像のメールから今週の待ち受けをDLしたが、今回も実に平凡なものだったということで、こちらも期待外れでした。(田村が自殺しないように争っている時の希美だったら良かったのに...)

 

↓「108」って、やっぱりこれですね...

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↓こういうものを

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