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「FRANKENSTEIN」(1993) [映画(洋画)]

表題の作品は1993年のアメリカのテレフューチャー作品「フランケンシュタイン」である。(コッポラ監督の作品は1994年であり、これとは別である。→邦題は同じ「フランケンシュタイン」でも、原題の方は「MARY SHELLEY'S FRANKENSTEIN」ということで、完全に異なっている。)

テレビ用作品ということで、陽の目が殆ど当たらない作品であるが、何度も映像化されている作品なのに、原作に忠実に描いているという所は高く評価できる。(結構、原作からアレンジしている作品が多いですから...)

作品データを記しておくと、時間は117分、原作はメアリー・シェリー、製作、監督、脚本はデヴィッド・ウィックス、撮影はジャック・コンロイ、音楽はジョン・キャメロンである。そして出演は、パトリック・バーギン、ランディ・クエイド、フィオナ・ギリーズ、ジョン・ミルズ、ランベール・ウィルソン、ジャシンタ・マルカヒー、ロナルド・リー・ハント、ティモシー・スターク、たちである。

科学者・フランケンシュタインは生命を創造する研究を行っていて、苦労の末につぎはぎだらけのモンスターに生命を与えることに成功した。が、モンスターはフランケンシュタイン博士の元から逃亡してしまう。そして、盲目の老人と出会って、言葉や優しい心を教えられる。やがてモンスターはフランケンシュタイン博士の下に戻って来るが、誤って博士の弟を殺してしまって...

数多くの「フランケンシュタイン」映画があるが、原作小説を読んでいれば、本作は見ておくべきであろう。(忠実に描いていますから...)また、原作を読んでいないというのであれば、本作を見てから原作を読み、小説と映画というメディアの違いによる同じ物語の楽しさを知るという楽しみを味わってみることをお薦めする。とは言っても、本作は日本でもテレフューチャー作品という形で陽の目を見ただけであり、劇場では未公開だっただけに、見ようと思うと、結構苦労してしまうんですよね...(が、そういう作品だからこそ、見ておきたい作品である。)

 

↓輸入版のビデオです。

Frankenstein (1993) [VHS] [Import]

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  • 出版社/メーカー: Turner Home Video
  • メディア: VHS

↓原作小説

フランケンシュタイン (角川文庫)

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  • 作者: メアリー シェリー
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1994/11
  • メディア: 文庫

フランケンシュタイン (子どものための世界文学の森)

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  • 作者: メアリー・シェリー
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1996/07
  • メディア: 単行本

Frankenstein―フランケンシュタイン (洋販ラダーシリーズ)

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  • 作者: メアリー シェリー
  • 出版社/メーカー: アイビーシーパブリッシング
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 単行本

フランケンシュタイン (講談社青い鳥文庫)

フランケンシュタイン (講談社青い鳥文庫)

  • 作者: メアリー シェリー
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2001/01
  • メディア: 単行本


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