水木一郎『デビュー40周年記念 水木一郎ベスト』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは2008年初頭にリリースされたベスト盤であり、タイトルの通り、アニキ・水木一郎のデビュー40周年の記念企画の1つとしてリリースされたものである。(その中で、オーソドックスなものをチョイスしました。)先日まで取り上げていたミッチと同様に、アニキの謳う曲の数も膨大な数に及ぶため、本アルバムのような1枚もののベスト盤に収録される曲というのは、代表曲と呼ばれるものになってしまうということで、新鮮みは全く無い。が、デビュー40周年という節目に、1枚ものということでリリースされたことに価値がある。(改めて、代表曲を聴くことが出来るため。)アニキの歌をたっぷりと堪能したののであれば、ミッチと同様に、他の企画ものがリリースされているので、そちらを聴けばよいのだが、アニキについて、詳しく知らないという人の入門用アルバムと捕らえてみたら良いでしょう。
収録曲は以下の全24曲である。『マジンガーZ』『ぼくらのバロム1』『嵐よ叫べ』『バビル2世』『おれはグレートマジンガー』『がんばれロボコン』『仮面ライダーストロンガーのうた』『テッカマンの歌』『鋼鉄ジーグのうた』『コン・バトラーVのテーマ』『ダッシュ!マシンハヤブサ』『地獄のズバット』『父をもとめて』『グランプリの鷹』『キャプテンハーロック』『ルパン三世 愛のテーマ』『ムーヘ飛ベ』『ローラーヒーロー・ムテキング』『ゲームセンターあらし』『夢を勝ちとろう』『セイリング 未来へ』『超忍者隊イナズマ!』『道』『なんのこれしき ふろしきマン』。
代表的な曲がズラリと並んでいる中、ラストに収録されている『なんのこれしき ふろしきマン』は「みんなのうた」の曲ということで、他の曲とはちょっと異なるが、これが収録されているというのがポイントでもある。
あまりにもお馴染みの曲ばかりで、アニキのファンにとっては目新しさもなく、殆ど価値は無いと言えるが、こういうアルバムがあっても、それはそれでよろしいんじゃないですかね。だって、アニキの曲を聴きたいという人には、入門用と言える曲ばかりということで、教えて上げるのには最適ですから...
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