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「GOING UNDER」 [映画(洋画)]

表題の作品は1991年のアメリカ映画「ピンク・ノーベンバーを追え!?」である。邦題から分かるように、本作は1990年の映画「レッド・オクトーバーを追え!」(原題は「THE HUNT FOR RED OCTOBER」)のパロディ映画であり、たっぷりと笑わせてくれる作品である。ただ、邦題が先にありき、という所で、「レッド・オクトーバーを追え!」のパロディ作品というよりは、潜水艦が登場するギャグ映画といった方が正しいかも知れない。ただ、本作は日本では劇場未公開ということもあって、このジャンルの作品は日本ではあまり評価されないというのはいつもの通りである。

作品データを記しておくと、時間は81分、監督はマーク・W・トラヴィス、脚本はダリル・ザルビガとランドルフ・デイヴィスの2人、撮影はヴィクター・ハマー、音楽はデヴィッド・マイケル・フランクである。そして出演は、ビル・プルマン、ウェンディ・スカール、ネッド・ビーティ、マイケル・ウィンスロー、クリス・デメトラル、タイロン・グランダーソン・ジョーンズ、デニス・レッドフィールド、ルー・リチャーズ、エミー・サベラ、エルマリー・ウェンデル、ロバート・ヴォーン、ロディ・マクドウォール、リチャード・メイサー、ジョン・モスチッタ、ジョー・ネイマス、バッド・コート、たちである。

大統領命令で開発中だったステルス潜水艦の完成を迫られた軍の大将は、裏取引をしていた武器商人と結託して、つぎはぎだらけの潜水艦・ピンク・ノーベンバーを完成させた。で、ピンク・ノーベンバーはソ連海域に向かうという極秘任務に出ることになる。が、大将はこんな潜水艦は邪魔で、一刻も早く沈没させてしまいたいということで、乗組員は海軍の中からカスばかりが集められた。で、出航したピンク・ノーベンバー。大将は無理難題をふっかけて、事故に見せかけて潜水艦を沈没させようとする。そんな中、海水浴場に乗り上げてしまったピンク・ノーベンバー。で、バナーが艦長に抜擢され、とんでもない乗組員たちを上手く使い、危機を乗り越えていくが...

本作はパロディ映画であるが、パロディというよりは潜水艦を使ったギャグが次々と飛び出してくるという作品でもある。確かに、所々で「レッド・オクトーバーを追え!」のパロディがあるというのは分かるので、パロディ作品であることに偽りはない。

パロディがてんこ盛りという内容であれば、どれだけもとネタとなる作品を知っているかで楽しめる度会が違ってくるが、本作はそれが少ないということで、パロディ映画としたら、元ネタと比較して楽しむと言うことが出来ないため、ギャグにつきあって笑うと言うことになってしまうのが残念な所である。まあ、何も考えずに笑うための作品と思えばよろしいかと...

 

↓輸入版ビデオです。(このように本作の扱いは、日本では酷いことになってます。)

Going Under [VHS] [Import]

Going Under [VHS] [Import]

  • 出版社/メーカー: Warner Home Video
  • メディア: VHS


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