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「GRAND THEFT AUTO」 [映画(洋画)]

表題の作品は1976年のアメリカ映画「バニシング IN TURBO」である。これまでは俳優として活動していたR・ハワードが監督に転身した作品であり、主演も兼ねた作品である。本作の後、何本かの出演作品もあるが、完全に監督業の方をメインにした彼であるが、そんな彼の転機となった作品である。また、'70'sには「バニシング」という言葉がタイトルに入っている作品が何本かあるが、シリーズという訳ではなく、完全に独立した作品である。(内容的には似ている所があるからこういう邦題を付けたのでしょうが、もう少しまともな邦題を付けて貰いたい所である。)

作品データを記しておくと、時間は88分、監督はロン・ハワード、脚本はランス・ハワードとロン・ハワードの2人、撮影はゲイリー・グレイヴァーである。そして出演は、ロン・ハワード、ナンシー・モーガン、ポール・リンク、ピート・アイザクセン、ドン・スティール、マリオン・ロス、パリー・ケイヒル、ランス・ハワード、ディック・ミラー、たちである。

ロサンゼルスに住むポーラは、サムと結婚したいと思っていたが、両親は大反対で、父が政界入りを狙っていたために、資産家の息子・コリンズと結婚させようと動いていた。ある日ポーラは、父の愛車であるロールス・ロイスを盗み出すと、サムを乗せてラスベガスへと向い、駆け落ち結婚しようした。これに父は私立探偵を雇い、ショックを受けたコリンズは自ら追跡を開始、そして人気DJのカーリーに、ラジオを通じてポーラを連れ戻してくれた人に2万5000ドルの賞金を出す、ぶち上げた。また、コリンズの母ね、息子のコリンズが家を飛び出したということで、コリンズを見つけた人に2万5000ドルを支払うと、カーリーに放送させた。こうして、ポーラとサムは、ラジオを聴いた人たち、私立探偵、更にはギャングたちなどが後を追って、ラスベガスへの追跡劇が始まる。一方、ポーラとサムもラジオを聴き、自分たちが追われていることを知ると、DJ・カーリーに事情を説明する電話を入れた。するとカーリーは2人を激励して、追跡者たちを混乱させるようなデタラメな情報を流した。そんな中、ポーラとサムはクラッシュ・ゲーム・サーキットに飛びこんでしまい、追跡者たちの車もそこにいたことから大混乱となる。何とかラスベガスに辿り着いた2人は教会に駆け込んだ...

如何にも'70's作品らしいノリで進んで行く物語である。(似たような展開の作品が、当時にはいくつかありました。)まあ、そういう所が'70's作品の魅力であり、楽しくさせてくれるところでもある。色々と考えることはしないで、娯楽作品として楽しむということでは、こういう作品の方が楽しいかと思いますよ。

 

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