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アジアンスマイル「孝女の涙」 [ETC.(その他)]

BS-1で放送されているドキュメンタリー番組を取り上げたのは、今回のナレーションがお姉ちゃまこと黒川芽以さんだったためです。BS-1は殆ど見ないチャンネルであり、このチャンネルを見たのはいつ以来になることやら?少なくとも今年になってからは初めてです。

黒川さんはナレーションをやっているだけで、姿は登場しないが、内容を考えたら、ちゃん(黒川さん)がナレーションを務めるというのも納得です。(NHKには黒川さんファンのスタッフが絶対にいますね。→黒川さんのデビュー作「鏡は眠らない」もNHKだし、「ハート」「天使みたい」「風のハルカ」「風の来た道」など出演作も多いし、現在は「名曲探偵アマデウス」もNHKですし...)

放送されたのは「孝女(ハオルー)の涙」というもので、台湾の女性を追ったものでした。台湾では、葬儀の時、盛大に泣くのが遺族の務めでもあって、遺族の先頭に立って大声を出し涙を流す泣き女が雇われるのが常である。ということで、泣き女として働いてきた27歳の女性の日常を追った内容でした。(泣き女としてキャリア10年と言ってました。)

黒川芽以さんも女優としてキャリア12年、子役からやってきてキャリアを積み重ねているが、特に泣きの演技には定評があることを思うと、最高の人選ですね。(お姉ちゃま(宮﨑あおいさん)もNHKでは、「ぴあのピア」でナレーションをやっていたが、お姉ちゃまもNHKでは色々と登場してくれます。)

葬儀は、宗教にもよるが、国によっても随分と違う風習があるもので、厳かに行うのが良いとされている所があると思えば、華やかに大騒ぎをするのが良いとされている所もあって、千差万別であるのだが、人間学では実に興味深いところでもある。日本の風習からはとても考えられないが、台湾の葬儀では、(遺族とは全く関係ないのに)白衣を着て遺族の先頭に立って大声をあげて涙を流すと泣き女が雇われる。他の参列者も泣き女を目にすることで涙を流すと言うが、これには納得できるが、死者を騙しているという罪悪感を感じてしまうのは、日本の風習に染まっているから何でしょうね。(逆に、台湾の人たちが、日本の葬儀を目にしたら、死者のことを本当に思っているの?と感じることでしょうし...)

そんな中、最近は騒音問題などで泣き女の出番が減っていると紹介していたが、なるほど現代らしいものですね。また、最近の葬儀は公営の斎場が主流で、遺体の安置から葬儀、火葬までを一ヶ所で行えるという施設があり、人気を集めていると紹介していたが、合理的と言えば合理的ですね。が、日本だと「火葬場」を作ろうとすると反対運動が起きるだけに、都市部には作れないし、田舎に作ろうとすると交通の便が不便ということで上手くいくことはなさそう...

台湾は日本の隣という所にあるが、面白い風習があることが分かって、ちょっと勉強になりました。(NHKらしいといえばらしいですが...)

ただ、番組の半分過ぎの所で地震速報のテロップが出てしまったのが残念でした。(被災された方にはお見舞いを申し上げます。)地震は天災であり、こういうテロップが出るのは放送法でも定められているので仕方のない所であり、諦めざるを得ませんし... が、この番組は水曜日の朝に再放送を行っているので、今回放送されたものは2/18(水)の朝9:15から再放送があるので、そこで録画をしなおうという見たがあります。(「名曲探偵アマデウス」もBS-hiでは2回の再放送が行われているし、本放送から直ぐに再放送があるのは嬉しい所です。)また、本日の放送ほ見逃してしまったという方も、18日の午前の放送を録画しておけば見ることができますね。

(2/19追記)
18日午前の再放送では、途中でニュース速報などのテロップが出ることはなかったのだが、時間表示が番組の最初から最後までずっと表示されていました。が、時間表示ならば、まだ許せるので、15日放送版は消去して、18日放送版を残すことにしました。

 

↓日本の葬儀の場合ですけど...

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