ケータイ刑事銭形愛7話[裏ネタ編]PART 1 [ケータイ刑事]
今回からの「銭形愛[裏ネタ編]」は、第7話「ハートのエース殺人事件」に突入です。(この物語は「ケータイ刑事」に始めて「ウラリ」が登場した物語でもある。)今回はサブタイトルにある「ハートのエース」という言葉から容易に想到されるキャンディーズの曲「ハートのエースが出てこない」についてと「キャンディーズ」について、そして被害者・世界千鶴子の芸で使われていた「トランプ」について、そして愛ちゃんと五代さんが現場に到着したら行われていた「リハーサル」について記します。
尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「ハートのエースが出てこない」:1975年にリリースされたキャンディーズの8枚目のシングル曲である。オリコンでは最高位11位を記録している。作詞は竜真知子、作曲は森田公一、編曲は竜崎孝路である。また、シングルのB面の曲は『冬の窓』(作詞作曲編曲は同じ顔ぶれ)である。
「キャンディーズ」:結成は1972年で、1978年に「普通の女の子に戻りたい」(この言葉は流行語になった)と発言し、人気の絶頂期に解散をした3人組の女性アイドルグループである。'70'sという時代は正にアイドル天国という時代でした。
彼女たちは解散を発表してから、大々的な引退興行となるコンサート・ツアーを行ったが、これが現在では解散若しくは引退する場合の定番の興行路線となっているが、キャンディーズがその走りとなったものである。
結成は1972年であるが、NHKの歌番組のアシスタントとしてだった。歌手としてレコード・デビューを果たしたのは1973年9月で、解散までにシングル17枚、解散コンサートのライヴ・アルバムを含めて14枚のアルバムを発表している。尚、18曲目のシングル『つばさ』が解散後、彼女たちの意に反してリリースされている。また、企画もののベストアルバムなどは、解散後に多数リリースされている。
代表曲は『微笑みがえし』『春一番』『年下の男の子』『ハートのエースが出てこない』『暑中お見舞い申し上げます』といったところですかね。
ランちゃん(伊藤蘭)スーちゃん(田中好子)、ミキちゃん(藤村美樹)がメンバーである。解散後、スーちゃんはソロ・シンガーとなるが、まもなく女優に転身、ランちゃんとミキちゃんは解散で引退するが、ランちゃんは女優として芸能界に復帰し、ミキちゃんも1983年に期間限定でソロ・シンガーとして復帰したが、限られた期間だけで、現在まで引退状態となっている。
現在でも彼女たちの発表したシングルをよく耳にするが、それだけ影響を与えたグループだったという訳です。(レコード・セールスは飛び抜けて良いというものでもないが、伝説になったグループである。)
「トランプ」:「カード」「プレイングカード」と呼ばれることもある遊戯用の玩具である。「西洋カルタ」と言われることもある。)また、占いや奇術にもよく使われる。英語では「Card」または「(Playing) Card」(複数形で「s」が付く場合もある。)と言い、トランプの各種ゲームのことは「Card Game」と言う。
「トランプ(Trump)」とは「切り札」と言う意味であり、1組は53枚または54枚のカードで構成される。ハート、ダイヤ、クラブ、スペードの4組に分けられ、各組13枚ずつで、1~10の数札(「1」は「A(エース)」となっているので、数字としては2~10である。)とジャック(兵卒)、クイーン(女王)、キング(王)の3枚の絵札があり、それ以外にジョーカーが1~2枚ある。
起源は諸説あってはっきりとしないが、古代エジプト、インド、中国という説がある。これらがヨーロッパに入ったのは十字軍、イスラム教徒、ジプシーが持ち込んだとされていて、これも諸説ある。(時期も7~8世紀のことである。)日本には室町時代の末期(16世紀)に入ったとされている。但し、その時は「花札」「かるた」として広がり、現在の形のトランプが入ったのは明治になってからとされている。
ゲームの種類は色々とあるが、1組のトランプを使うものだけでなく、複数組のトランプを使うゲームもある。また、1人で出来るものから数人程度で行うものもあって、室内で遊ぶゲームの王様と言われるように、色んな遊び方が出来る。→誰でもトランプを使って何種類かのゲームをしたことが必ずあるでしょうから、トランプを使ったゲームについては触れないことにします。
「リハーサル」:英語では「Rehearsal」。業界では略して「リハ」と呼ばれる。舞台劇、音楽、放送などの(本番前の)下稽古のこと、若しくは予行演習のことを言う。また、舞台総稽古のことも言う場合がある。
出演者(劇の役者や音楽の演奏者)だけでなく、音響、照明、舞台装置などのチェックも同時に行うのが一般的であり、劇で役者同士が台詞の練習をするとか、音楽で演奏家が音合わせをするというのは「リハーサル」とは言わない。リハーサルを行って、何か不都合な所が生じたら、その都度リハーサルを中断して、生じた問題点の改善を行い、改めてその問題点の少し前からリハーサルが行われ、完成度を高めていくことになる。
尚、本番前の総稽古として、(主に)公演初日の前日に行われる「ゲネプロ」(「Generalprobe」(ゲネラールプローベ)もリハーサルの一種であるが、ゲネプロは招待客を入れて行うのが一般的であるため、リハーサルとは別物である。(「ドレスリハーサル」と呼ばれることもあるが、一般的な「リハーサル」とは異なり、本番の上演内容と同じく、通して行うのが一般的である。)
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↓「ファミコン」以降、会社のイメージが変わりましたが、任天堂はこういうものを作っていました。
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