JOURNEY『REVELATION』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは2008年6月に発表された彼らの13枚目のオリジナル・アルバムである。かなりメンバーも入れ替わったが、新たなボーカリストにアーネル・ピネダを迎えてのアルバムである。しかも2枚組になっていて、1枚は新曲を中心としたものであるが、DISC 2の方が特筆すべき内容となっている。現在のメンバーで、過去の「JOURNEY」のヒット曲を演奏しているのである。(S.ペリーとのボーカルを比べることが出来ます。)尚、本アルバムはBillboardのアルバム・チャートで初登場5位を記録し、それが最高位ということで、久しぶりに大きなヒットとなったアルバムである。
収録曲は、DISC 1が全11曲(欧州盤のみ1曲のボーナス・トラックが追加されていて2曲)、DISC 2も全11曲ということで、バランスが良い。で、ここでは欧州盤を取り上げるので、DISC 1の収録曲は以下の全12曲となる。『Never Walk Away』『Like A Sunshower』『Change For The Better』『Wildest Dream』『Faith In The Heartland』『After All These Years』『Where Did I Lose Your Love』『What I Needed』『What It Takes To Win』『Turn Down The World Tonight』『The Journey (Revelation)』『Let It Take You Back』。
続いてDISC 2の収録曲は以下の全11曲である。『Only The Young』『Don't Stop Believin'』『Wheel In The Sky』『Faithfully』『Any Way You Want It』『Who's Crying Now』『Separate Ways (Worlds Apart)』『Lights』『Open Arms』『Be Good To Yourself』『Stone In Love』。
黄金期のJOURNEYを知っていると、やはりDISC 2の方を先に聴いてしまうが、アーネル・ピネダのボーカルというのがなかなか良い。S.ペリーと比べると、流石にそれを超えるという所には行かないものの、DISC 1を聴くと、今後磨けば、新たな黄金期を迎えることも出来るのではないか、と思われるものを感じさせてくれる。
以前からのファンのためのDISC 2、そして今後に期待を抱かせてくれるDISC 1ということで、久しぶりにロックを感じさせてくれるアルバムである。('80'sに大活躍したバンドのニュー・アルバムということでは、実に久しぶりの星5つというアルバムである。)ジャケットの方も、'70'sのJOURNEYを彷彿させてくれるものですし、これもGOOD!
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