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ケータイ刑事銭形泪20話(2nd.7話)[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

7回目となる「銭形泪・2nd.7話」の「あーもったいない! ~殺人㊙節約術」の「裏ネタ編」は、この物語の中で語られた「食」に関するものということで、「パン粉」についてと「キムチ」について、「」について、そしてこれは食べ物ではないが「とぎ汁」について記します。(「キムチ」については「・10話[裏ネタ編]」で記しているが、それをベースにして加筆をしています。)

尚、約2年10ヶ月前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

パン粉」:パンを乾かし、それを砕いて細かくした粉のことである。各種フライなどの揚げ物の衣として使われたり、ハンバーグなどの肉料理のつなぎとして使われる。英語では「Bread Crumbs」(または一語の「Breadcrumbs」)と言い、ドイツ語では「Paniermehl」、フランス語では「Chapelure」と言う。

尚、一般的なパン粉は、パンを乾かしてから作られるが、乾燥させていない生のパンをフードプロセッサーなどを使って砕いたパン粉もあって、こちらは「生パン粉」と言って、乾かして作った「パン粉」と区別される。

「パン粉」の中でも「白パン粉」「金パン粉」と呼ばれるものがあるが、前者はパンの白い部分(白パン)から作られたものであり、主にフライの衣として使われる。一方、後者はパンの耳を乾燥させて作ったパン粉であり、グラタンに向いているとされている。(まあ、どっちでもいいとは言うものの、一応、使い分けがされている。)

キムチ」:白菜、大根、キュウリなどの野菜を薬味(ニンニク、生姜、唐辛子、塩辛など)で漬けた朝鮮を代表する漬物であり、朝鮮漬とも言われる食べ物である。現在では朝鮮半島だけでなく、世界中に知られていて、世界各地で消費されるようになっている。ちなみに、英語では「Kimchi」と綴る。尚、現在は「Kimchi」となっているが、その前は日本が輸出した「Kimuchi」が使われていたが、韓国がこれにクレームをつけ、国際食品規格委員会が韓国の主張を認め、「Kimchi」と表記することになった。

一般的なキムチは唐辛子をたっぷりと使っているため、真っ赤な色をしているが、本来の「キムチ」の意味は「野菜を漬けたもの」であり、唐辛子を使用しているかどうかは関係ない。そのため、唐辛子が全く使われていないキムチも存在する。(例えば、水キムチなど)

キムチは、ビタミンCが豊富である、乳酸菌による整腸作用があるということで、健康食品としても知られている。(漬物とはそういうものが多いのですけど...)そのため、最近の健康食ブームに乗って、世界中に定着するようになった。

歴史は4000年ほど前だと言われていて、朝鮮半島が発祥の地とされている。しかし、文献に登場するのは13世紀初頭のことになる。(その当時のキムチは、唐辛子を使っていない。というのは、その当時、朝鮮に唐辛子は無かった。)16世紀になって朝鮮半島に唐辛子が伝えられると、早速唐辛子を使った真っ赤なキムチが誕生した。→朝鮮半島への唐辛子の伝来は、豊臣秀吉の朝鮮出兵によるものであり、日本から伝わったものとされている。兵士たちが寒さ対策として唐辛子を懐炉のように使っていて、その唐辛子が食材として広がったという。

キムチは一年を通して作られるが、その中でも、冬に備えて初冬の頃にはキムチ作りがより盛んになる。特にこの時期に作られるキムチのことを「キムジャン」と言う。

」:イネ科の一年生作物である「稲」の果実である。(種子ではなくて果実である。)その果実の籾殻(=厚い外皮)を取り去ったものを「玄米」と言い、玄米を精白したもの(=玄米の表面にある糠を取り除いたもの)を「白米」若しくは「精米」と呼ぶ。英語では「Rice」、ドイツ語では「Reis」、後では「Riz」、イタリア語では「Riso」、スペイン語では「Arroz」と言う。

小麦、トウモロコシと共に、世界の三大穀物の一つであり、最も重要な食糧穀物である。生産と消費はアジアを中心に主食として食されている。(飼料としても消費されるが、主食として食される量が遙かに多い。)尚、生産高が多い国は、中国、インド、インドネシア、バングラディシュ、ベトナム、タイ、日本などである。また、アメリカ、ブラジル、イタリア、メキシコ、スペインなどでも栽培されているが、これらの国々では輸出が盛んである。(タイは輸出量も多い。)

主食以外では、酒、味噌、醤油、味醂、米酢などの原料として使われたり、米粉として利用されるが、食生活に密着したものが多いという所が小麦やトウモロコシとは違う所である。尚、トウモロコシの様に飼料としての消費もあるが、コストの点などからも少ない。

米には、粘りけの少ない「うるち米」と、粘りけの多い「餅米」という2つの品種がある。また、形状の点では、短い「短粒米」と細長い「長粒米」とがある。日本で栽培されているのは前者であるが、世界的には後者の生産量の方が多い。

歴史は古く、何千年も前から栽培されていた植物である。原産地は中国、インドの接する山岳地帯であり、中国南部と東南アジアに広がり、更に来たアジア、南アジア、日本などに伝わる。日本に入ってきたのは縄文時代の中期頃であり、それから次第に定住してイネを栽培するようになり、時代は弥生時代へと移っていくことになる。そして日本では、米が税として扱われるようになるという独自の発展をしていくことになった。

とぎ汁」:米を研いだ時に出る白く濁った汁(水)のことである。無洗米はとぐ必要が無いが、普通の白米は表面に付着している糠を落とすために洗う必要があり、その際の廃液ということになる。

とぎ汁には、主に糠が溶けているのだが、その他のコメの成分も含まれている。そのため、とぎ汁は栄養価が高く、そのまま捨ててしまうのはもったいないとして、色々と利用されている。(この物語に登場した顔を洗うのに使うというのもその一つである。)家庭菜園に撒くのをはじめ、庭木に与えるというのも一般的である。

それ以外では、里芋の下ゆでに使うとぬめり取りとして役立ち、大根や蕪の下ゆでに使うと、より白く柔らかく仕上げることが出来、筍をゆでるとえぐみをより多く抜くことが出来て柔らかくなる。また、野菜類のアク抜きにも役に立つ。(その後で、ゆで汁を家庭菜園や庭木に撒くということをすれば、大活躍ということになる。)

また、油で汚れた皿を洗うのに使えば、洗剤が不要となって綺麗に洗えるし、臭い取りの働きもあるので、臭いの付いてしまった容器や食器を30分~1時間程度つけておき、スポンジなどで越すってすすぎ洗いをすれば、消臭できる。また、フローリングの床のワックスの代わりにもなる。(とぎ汁を床にかけて、雑巾で拭き取るだけでよい。)→万能洗剤になります。(とぎ汁をそのまま流して捨ててしまうのは、実にもったいないことをしていることになる。)

 

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