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ケータイ刑事銭形愛11話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

今度の日曜日(3/29)はBS-iとしての最後の日曜日ということになるが、「銭形愛」の再放送はお休みです。(ということは、BS-iとして「銭形愛」はもう放送されることは無く、BS-TBSになってから放送されるということになります。)ということもあって、僅かであるが余裕で生まれるということになるが、直ぐに余裕が無くなってしまうでしょうから、「裏ネタ編」の方はしっかりと過密ペースで続けていきます。(これが本年になってカテゴリー「ケータイ刑事」では83日目で101本目ですし...)


5回目となる「銭形愛」第11話の「そんな執事に騙されて殺人事件」についての「裏ネタ編」ですが、1つの物語で5回目となるのはこれが2度目です。が、この物語については今回で打ち止めとします。で、今回は、前回に続いてこの物語に出てきた「食べ物」に関してということで、「海老煎餅」について、「甘納豆」について、「プリン」、「マロングラッセ」、「マヨネーズ」について記します。

尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

海老煎餅」:和菓子の一つであり、分類上は干菓子になる。尚、「煎餅」の名前が付いているが、普通の煎餅の様に米粉を使ったものではなく、ジャガイモなどの澱粉を使っているのが特徴である。また、海老は、乾燥させた海老を使っているか、すりつぶした身を澱粉に混ぜるかということで、海老野風味がする菓子である。(焼くか、油で揚げることで製造される。)

生産地は愛知県がその殆どであり、三河、知多半島が生産地というのが殆どである。

誕生したのは明治中期であり、三河湾などで漁獲した海老を乾燥加工して輸出していた練り物製造業者が考案して製造したものである。現在では使用される海老は輸入に頼っている。

BS-iのTVショッピングでも、三河産の海老煎餅の販売を行っていて、時々それを目にすることがあるというのが面白い所である。

甘納豆」:和菓子の一つであり、小豆、金時、インゲン豆、空豆などの豆類をゆで、それを糖蜜で煮つめ、汁気を切って砂糖をまぶしたものである。「納豆」という名前がついているが、納豆菌によって発光させた納豆とは完全に別物である。尚、英語では「Sugared Beans」とそのままの言い方をするが、最近では「Amanatto」でも通じる場合もある。(これも和食が世界に広がっている一面でもあります。)

誕生したのは幕末の安政年間である。当初は「甘名納糖」と名づけられたが、これが縮んで「甘納豆」と呼ばれるようになった。

プリン」:洋菓子の一つであり、カスタードプリンのことである。英語では「Custard Pudding」と言うが、「Baked Custard」「Caramel Custard」という言い方をされる場合もある。また、日本語と同様に「Pudding」でも通じる。この「Pudding(プディング)」が訛って「プリン」という様になった。(ちなみに、ドイツ語でも「Pudding」、フランス語では「Creme Caramel」、イタリア語では「Budino」、スペイン語では「Flan」と言う。)尚、英語の「Purine」(日本語でも「プリン」と表記する)という化学物質があるが、日本語と同じつもりで「プリン」と発音したら、英語では化学物質の方になってしまうので、注意が必要である。

材料を型に入れて無視固めた料理やお菓子の総称であるが、一般的には菓子であり、牛乳と卵を材料としたカスタードプリンのことである。これはデザートの一つとして西洋料理の正式献立の一つでもある。

カスタードプリンは、牛乳と卵を混ぜた液体を、下にカラメル・ソースを入れた容器に注ぎ、それを(蒸すなどの方法を用いて)凝固させたものである。(凝固させるためにゼラチンなどを混ぜることもある。)また、牛乳と卵に他のものを入れることで、チョコレートプリン、コーヒープリンなどが簡単に作れるため、そういうものもよく見かける。

この物語に出てきたミックステイストとして、「プリン+醤油=ウニ」と言うのは昔から有名なものであり、ある一定以上の世代では、誰でも経験していることでしょう。('70'sが小学生以上という人は、まず経験があるでしょうね。)コンビニなどで売っているプリンを買ってきて、一度体験してみたらいいでしょう。

マロングラッセ」:「Marron Glace」はフランスの高級菓子として知られる洋菓子であり、栗を砂糖漬けにしたものである。大粒の栗を柔らかくなるまで茹で、渋皮を剥く。その栗をバニラ香料を入れた砂糖溶液につけ込み、弱火で加熱を続け、溶液の糖度を高めていき、数日から10日程度の時間をかけてて砂糖漬けを作る。続いて表面を乾燥させて完成となる。

また、風味付けとして砂糖溶液にブランデーやラム酒などのアルコールを加えるのも一般的である。完成までに1~2週間という時間がかかるため、菓子の中でも高級品である。

この物語に登場したミックステイストとしての「甘納豆+酒=マロングラッセ」というのは、甘納豆で使われる豆と栗というのはそう遠くないものである。また、共に砂糖漬けにして作るということで、風味も近いものである。そこにマロングラッセでは一般的な風味であるアルコールを加えると、原料の違いはあるものの、ほぼ同じ様なものを使った加工方法となるので、風味が似るのは、ある意味では当たり前である。が、最近でこそ「マロングラッセ」は珍しくないが、かつてのミックステイストが流行った当時は、「マロングラッセって何?」ということもあって、どちらかというとマイナーなミックステイストでした。(早い話、ニセモノと分かっていても、本物を知っていないとニセモノであることすら分かりませんからね...)

マヨネーズ」:元々はフランス料理で使われたソースの一つである。卵黄、食用油、酢を材料としたソースである。(卵黄だけでなく、卵白も使う場合もある。)塩、胡椒、マスタードなどで味を調整して作られるため、家庭でも簡単に作ることは可能である。

また、マヨネーズに、タマネギ、ピクルス、ケッパー、パセリ、チャイブなどの野菜や固ゆで卵をみじん切りにして混ぜたものとして「タルタルソース」がある。これはマヨネーズを使った別のソースである。

野菜のドレッシングとして使われるものであるが、揚げ物のソースとしても頻繁に使われる。特にタルタルソースは揚げ物との相性も良く、海老フライ、魚フライにはポピュラーなソースである。(その代用という訳では無いが、海老フライや魚フライにはマヨネーズもよく使われる。)

尚、卵を使わずに大豆を使ったものがあり、アメリカでは「大豆マヨネーズ」として知られているが、日本では、卵を使っていないと「マヨネーズ」とされないので、へんてこりんな名前が付けられて流通している。(JASで、マヨネーズは卵を使っているものとされている。)

 

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↓一応、拾っておきます。(食べ物ばかりとなると、どことなくちゃんみたいな気がしないでもない...)

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