HOME ALONE 2: LOST IN NEW YORK(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]
表題の作品は1992年の映画「ホーム・アローン2」である。前作がヒットしたことから製作された続編であり、またまたクリスマスの時期の物語である。前作からパワーアップしているが、ちょっと空回りという所もあって、やっぱり続編らしい作品である。
作品データを記しておくと、時間は120分、監督はクリス・コロンバス、脚本はジョン・ヒューズ、撮影はジュリオ・マカット、音楽はジョン・ウィリアムスである。そして出演は、マコーレー・カルキン、ジョー・ペシ、ダニエル・スターン、ジョン・ハード、キャサリン・オハラ、ブレンダ・フリッカー、ティム・カリー、ロブ・シュナイダー、エディ・ブラッケン、たちである。
ケビンの一家は、クリスマス休暇をフロリダで過ごすことになり、空港に向かった。が、空港でケビンはパパと同じコートを着た人について行ったことから、フロリダではなくてニューヨークにやってきてしまった。NYはケビンの憧れの街であり、ママの鞄に入っていたクレジットカードで一流ホテルに宿泊して、リッチな気分に浸る。一方、フロリダではケビンがいないことに家族が気づき、警察に届け出る。また、クレジットカードの盗難届けも出した。NYのケビンは街で、去年のクリスマスに自分の家に入った泥棒コンビのハリーのマーブを見かけ、2人がデパートに強盗に入ろうとしているのを知る。が、ホテルに戻ったケビンは、盗難届けの出ていたクレジットカードを使ったと言うことでホテルから追い出されてしまう。叔父さんの家を捜すが、誰もおらず、セントラル・パークのホームレスのおばさんと親しくなる。で、泥棒コンビを撃退しようとして、叔父さんの家で追いかけっこになり...
前作よりも泥棒コンビとの対決は過激になり、コメディとしてももはや笑うに笑えない所に行ってしまっただけに、映画のほうはどうでもいいような感じになっちゃいました。第一、余りにも都合良すぎる展開というのがねぇ...
一方、サントラ盤の方は、やはり物語がクリスマス・シーズンということもあって、前作同様にクリスマス・アルバムという要素がある。ということで、こちらだけはクリスマス・ソングのBGMとして聴くことは出来るアルバムである。
サントラ盤の収録曲は以下の全12曲である。『All Alone On Christmas』『Holly Jolly Christmas』『Somewhere In My Memory』『My Christmas Tree』『Sleigh Ride』『Silver Bells』『Merry Christmas, Merry Christmas』『Jingle Bell Rock』『Cool Jerk [Christmas Mix]』『It's Beginning To Look A Lot Like Christmas』『Christmas Star』『O Come All Ye Faithful』。
映画の方は、「続編はダメ」というジンクス通りの作品であるが、音楽(サントラ盤)の方だけは辛うじてという様な作品である。映画の方は、よっぽど暇というのであればともかく、相手にしなくてもよろしいかと...(本作から6年のブランクの後に製作された第3作は、もはやどうでも良い作品になってしまったので、もう相手にはしません。)
Home Alone 2: Lost in New York
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Fox
- 発売日: 1992/11/20
- メディア: CD
↓一応映画の方はこちら
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