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恋とオシャレと男のコ#6 [ドラマ]

まずは昼間放送の週遅れの再放送から。来週は野球中継のため(野球が中止でも別番組です)、次からは2週遅れになります。やっぱり作品として見るのなら途中にCMが入らない再放送に限りますね。現在の1週遅れというのは、一応は次の物語が未放送の間に放送されるので良いのだが、今回の物語からは更にもう一週遅くなるのはねぇ。が、本作の「1シーン1カット」ということでは、本放送のように途中にCMを入れるのは、本作の企画を潰しているだけなので、やはり楽しむのは再放送の方でですね。

今回の物語は「トビラを開けて」という物語です。今回も途中のCMの入れ方が余りにも酷く、突然ブチ切ってCMへということで、折角の良いテンポをぶち壊してしまった。(毎度のことですがね。)これがある限り、本作は「傑作」とは言えません。

おバカ・キャラということが前面に出ているあずさだが、今回は浪花節的な一面が出ていて、好感度アップ、更にバカ正直な所まであって、キャラとしては実に面白くなったのだが、杏理は計算高くてワガママ、麻祐子は自分勝手ということを感じて、この2人のキャラに対しては好感度ダウンでした。→あずさは売れっ子モデルになって欲しいと思えるが、杏理と麻祐子はモデルとしてはこのまま消えてもらっていい、ということです。(本人たちではなく、あくまでも本作においての3人のキャラについてです。)

それにしても、食べ物で釣ろうという考えは面白いところである。特に3人の世代であれば食べ物に対しては弱いというのは常ですからね。が、「引きこもってやる!」という発想はどうなんでしょうか?気持ちとしたら、分からないでもないのだが、余りにも暗い考えであって、売れないモデルという原因の一つのような気が...

今回も「17tea」の名前が出てきたが、あれだけ「不味い」と言っているのに、どうして冷蔵庫に入っているのですかね?3人以外の事務所に出入りしているキャラ(例えばマネージャーの腰崎など)が「17tea」が大好きと考えるか、この事務所が販売に何か関わっているということかのどちらかでしょうね。(他の売れているモデルが「17tea」のCMに出ていて、たくさん貰っているというのが妥当な線か...)そんな中、今回は「タモンサプリ」ということで、この枠ではお得意のネタが出てきました。(7代目以降には再登場するでしょうね「タモンサプリ」は。)今ではすっかりお馴染みとなったミネラルウォータの「赤坂の雫」でも良いかと思ったのですけどね。

3人が買物袋を持って事務所にやってきた。奥の部屋のドアが開かないことから、誰かが立て籠もっていると思い、それは泥棒だ、という話になり、警察に通報しようとする。(「110番」と直ぐに出てこないおバカキャラのあずさ、相変わらず美味しい所を持っていきます。)そこにマネージャーの腰崎からの電話が入る。泥棒ということを伝えるが、ドアが開かなかったのは、引けば開くドアを(あずさが)押していただけのことだった。→徹底しておバカキャラを突き進んでいくあずさです。

杏理に、オーディションに落ちたという連絡だった。これに杏理はショックを受けた。あずさと麻祐子は、いつものことだと言うが、杏理はこのオーディションに手応えを感じていて、学校で「雑誌に出る」と既に言っていた。ということで、杏理は学校には行かない、死にたい、と口にする。あずさが説得する(ここでのあずさは、おバカキャラとは思えない実に良いことを言ってました。)が、杏理は引きこもる、と言って事務所の奥の部屋に閉じこもってしまった。(杏理1人とあずさ&麻祐子の2人のドアの開閉を巡っての争いも、1人の杏理が勝ってしまうのだから、ここでもあずさのおバカキャラぶりが出ている。)

あずさと麻祐子は杏理を引っ張り出すのに、あずさが買った(一週間分のおやつの)ドーナツを使おうとする。が、策士・杏理は隙を見てまんまとドーナツを奪っていて、いつの間にかあずさと麻祐子が対立し、麻祐子が杏理が閉じこもっている部屋と反対の部屋に閉じこもってしまった。

困惑するあずさだったが、何とかして2人を部屋から出そうと務めるが、上手くいかない。で、麻祐子には杏理として、麻祐子には杏理として仲直りさせようとするが、バレバレだ失敗する。(→ここまではおバカキャラらしいところでした。)

が、あずさは3人で頑張ろうと良い、友達ということを強調する。そんな中、あずさに腰崎から電話が入り、オーディションの話をする。が、あずさは、杏理と麻祐子が閉じこもっている間はオーディションを受けない、と言う。そのやりとりを耳にしていた麻祐子が部屋から出てきて、あずさの電話を奪うと、自分がオーディションを受けると言い、杏理も出てきて同じことを言う。で、杏理と麻祐子はオーディションのことで対立するが、それを見たあずさは、ドーナツを手に、自分が引きこもってやる、と叫んでいた。

次回は「きまぐれランチボックス」という物語です。次回予告を見た範囲では、「お料理教室!」(銭形舞)と言ったらいいのか「料理対決!」(銭形雷)と言ったらいいのかという感じだったが、食べ物を粗末にしない物語であって貰いたい所です。(食べ物を粗末にするような物語は、現在ではもはや非常識さをさらけ出すだけのゴミでしかないですからね...)

次回予告、「ファッションチェック」の後の(再放送ではカットされる)雑誌「セブンティーン」と携帯動画の告知と続くが、最後の告知は先週と同様にVer.2でした。(今月はこれで、6月になってVer.3ですね。)

前半まではいつものように「おバカキャラ」を突き進んでいたあずさだったが、浪花節の世界に入り、人柄は本当に良いというキャラということを見せたことで、キャラとしてはこれまで以上に深いものになったのが良かったですね。一方、杏理と麻祐子のキャラはこれまでの延長線上だけであったことから、3人のキャラの大きさに大きな差が出ることになった物語でした。3人の序列は、あずさがトップに来ていることから、本作における実質的な主役(=座長扱い)はあずさだと思って問題ないだろうが、このままだとあずさのキャラだけが突出してしまうだけに、杏理と麻祐子についてもキャラを掘り下げて描いて貰いたいところです。

が、今回の物語は単なるコメディになっていて、「恋」も「オシャレ」も「男のコ」も全く関係無かったですね。こういう所も本作に今一つ乗り切れない所なんですよね。もう少し脚本をしっかりしたものにして貰いたいところです。(KJ脚本と篠崎脚本で、本作は随分と差が出ているが、今回は篠崎脚本だったしなぁ...)

そう言えば、3分版の「ロック⑥オン」では今月になってからは第5話の映像が使われるようになりました。(が、1分版の方は4月と同じで、第1話の映像を使っていると言うことなので、現在は2パターンが見られます。)→6月になると、やはりVer.3になると思って良いのでしょうね。(その時は第9話か6月の最初の10話のどちらかでしょうが、6月の最初の放送は6/6となることを考えると、6月は第9話を使うという所ですかね???)

 

↓あずさのキャラは完全にこうなっていますね。

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