渡辺美里『M・Renaissance』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは2005年にリリースされた、彼女のデビュー20周年企画の一つである3枚組のベスト盤である。収録曲は全部で47曲であり、それが16曲/16曲/15曲に分けられて収録されている。しかも、選曲はファンのリクエストから彼女自身が想いを込めて選曲したものであって、ファンにとっても嬉しいものとなっている。(が、これまでにリリースされている彼女のベスト盤を持っていると、あまり歓迎されるものではないのですが...)
DISC 1の収録曲は以下の通りである。『10 years』『My Revolution』『GROWIN'UP』『I'm Free』『Teenage Walk』『さくらの花の咲くころに』『きみに会えて』『Believe』『いつかきっと』『悲しいね』『eyes』『JUMP』『サンキュ』『恋したっていいじゃない』『Lovin' you』『My Love Your Love (たったひとりしかいない あなたへ)』。
続いてDISC 2の収録曲は以下の通りである。『夏が来た!』『夏の歌』『ラブ ゴーゴー!!』『サマータイムブルース』『みんないた夏』『一瞬の夏』『彼女の彼』『遅れてきた夏休み』『君はクロール』『ソレイユ』『熱いふたり』『夏灼きたまご』『真夏のサンタクロース』『センチメンタル カンガルー』『太陽は知っている』『すき (Apricot Mix)』。
DISC 3の収録曲は以下の通りである。『悲しいボーイフレンド』『跳べ 模型ヒコーキ』『素顔』『彼女』『小指』『37.2℃ (夢みるように うたいたい)』『ONE MORE KISS』『キャッチボール』『I Wish』『悲しいくちづけ』『amagumo』『男の子のように』『バースデイ』『Breath』『風になれたら』。
収録曲はお馴染みのものであり、目新しさはないが、彼女の想い入れによって選ばれた曲の方には、それなりのものがある。(ファンのリクエストの方は、まあ妥当なところであると言うことが出来るので、特にこれ以上は言いません。)
ただ、3枚組のアルバムということを考えると、もう少し工夫が欲しいところであるのも事実である。(1枚ものでは別の価値があるのだがが、3枚組になると、オールタイム・ベストも構成できるだけに、それとの差別化がしっかりしていないと意味が無く、単なる商業主義と受け取られてしまうだけですし...)
長年の彼女のファンにとってはあまり評判が良くないのも事実であり、比較的彼女のファン歴が短い人向けといったベスト盤である。(解説書はそれなりに資料となるが、曲(DISC)の方はこれまでにリリースされたベスト盤でもある程度十分だし...)
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