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ケータイ刑事銭形愛23話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形愛」の第23話「姿なき犯罪者 ~凡才柳沢教授の生活」の「裏ネタ編」も3回目となるが、今回はこの物語に登場した「食べ物」について、前回の続きです。で、「ヨーグルト」についてと、言葉が出てきた「プロバイオティクス乳酸菌」について、「悪玉菌」について記します。

尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

ヨーグルト」:発酵乳の一つであり、牛乳などの乳に、乳酸菌や酵母を混ぜて発酵させて作られる。牛乳から作られるものが最も知られているが、羊や山羊の乳からも作られる。

栄養価が高く、牛乳の持っている栄養素をそのまま含んでおり、更に、乳酸菌によって蛋白質や脂肪が分解されているので、消化吸収も良くなっている。また、乳酸菌は腸内のビフィズス菌を増やし、整腸作用や大腸癌の予防、血中のコレステロールの低下や降圧作用があることが判っている。そのため、これ以上はない健康食品として知られている。

ヨーグルトは世界各地にあるが、発酵に使う乳酸菌の違い、使用する乳の違い(牛乳、羊、山羊の乳)によって完成したものは千差万別ということになる。そんな中で、世界的に知られているのは、ブルガリアのヨーグルトである。これは、ロシアの医学者であるイリヤ・メチニコフがブルガリアを訪れ、そこには長寿者が多いということで、その地方の現地食のヨーグルトを世界に広めたためである。

日本や合う米では、ヨーグルトはデザートとして食されることが多いが、地域によっては料理の素材として頻繁に使われたり、ソースに加工して食されたりするというように、使われ方は様々である。また、煮込み料理に加えることも珍しくなく、日本でもカレーの隠し味として使用する店がありますね。

また、日本でも「飲むヨーグルト」というものがあるが、飲料としても使用されていて、インドのラッシー、トルコのアイランは広く知られている。(「フローズンヨーグルト」と言うように凍らせたものもある。)

英語とイタリア語では「Yogurt」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Joghurt」、フランス語では「Yaoyrt」、スペイン語では「Yogur」という。

プロバイオティクス乳酸菌」:腸内にいる乳酸菌の一つである。下痢や便秘の時などは、病原菌や腐敗菌などが増え、ビフィズス菌や乳酸菌などの健康を守ってくれる細菌(善玉菌)が減少するが、そういう時に、元の正常な腸内細菌叢に戻す働きをするのがプロバイオティクスである。

主な働きは、腸内細菌叢の異常の修正回復、感染症の予防、便秘、下痢の改善、血圧降下作用、コレステロールの低下、アレルギー症状の改善、免疫システムの賦活作用、腫瘍抑制効果、発ガンプロモータの抑制がある。そして特徴は、抗菌力がある、胆汁酸、胃酸、膵液に耐性がある、胃腸管内で増殖する、腸粘膜に対して定着性がある、免疫調節機能、賦活機能がある、ヒト由来である、ということである。→食物として口から体内に入っても、胃の中でも耐性があるため、生きたまま腸に達することができる。

プロバイオティクスとして使用される菌種には、ラクトバチルス属の乳酸菌、エンテロコッカス属の乳酸菌、ビフィドバクテリウム属のビフィズス菌、バチルス属の糖化菌や納豆菌、クロストリジウム属の酪酸菌、またはいくつかの酵母類がある。

現在では、様々な乳酸菌を使った食品が製造されていて、プロバイオティクス乳酸菌もその中の一つである。こういうものは、一度に大量に摂取してもダメで、毎日摂取していくことが大事である。

乳酸飲料としては、カルピスが余りにも有名であるが、これは1919年7月7日に発売になった。今年は発売90周年である。また、7/7は「カルピスの日」となっている。BS-TBSでは、このカルピスの日に、毎年「カルピス・ドラマスペシャル」が放送されているが、2004年から始まり、今年(2009年)は第6作ということになる。(第1作「はじめての味」、第2作「遠い夏の日」、第3作「父とわたしの秘密」、第4作「今を生きる祖母」、第5作「私の恋と父」、第6作「水っぽかったカルピス」)「ケータイ刑事」関係者では、柴田束志の大掘こういちさんが第2作に、クイーン・宝積有香さんが第4作に、お姉ちゃまこと黒川芽以さんとトミーこと国広富之さんが第5作に出演している。また、第6作の主演は大杉漣さんであるが、「ケータイ刑事」では数々の主婦役やミセス・ボロンコでお馴染みの滝本ゆにさんが出演している。

悪玉菌」:人や動物の腸内に生息している腸内細菌の内、健康に害を与える作用を持っている細菌の総称である。(健康に有用な細菌は「善玉菌」と呼ばれ、腸内細菌は善玉菌と悪玉菌に分けられる。)

悪玉菌には、ウェルシュ菌に代表されるクロストリジウム属の細菌や大腸菌、ブドウ球菌などがある。これらは腐敗物質を産みだすものであり、その腐敗物質が悪臭の原因になる。また、発癌物質を生み出すものもある。腸内が悪玉菌優勢という状態になると、腸内の腐敗が進むことになり、アンモニア、インドールなどの有害物質が生産されることになる。また、アミノ酸からはアミンという腐敗物質が生まれ、これが胃や腸で亜硝酸塩と結合すると、発癌物質であるニトロソアミンになり、これが胃癌や大腸癌の原因となる。また、そういう状態で蛋白質を多く摂取すると、発癌性が疑われているフェノール化合物が生まれ、アミノ酸のトリプトファンは悪性腫瘍や膀胱癌、白血病の原因となる発癌物質のインドキシルや、スカトールという腸管ガスとなる。

こういうことから、悪玉菌は全く無い方がよいように思われるが、全く無いというのもまた問題であり、善玉菌と共生していて、そのバランスが保たれた状態というのが最も良い状態である。

尚、加齢と共に善玉菌が減少し、悪玉菌が増加していくという傾向がある。(悪玉菌に採っては都合の悪い胃酸や腸内分泌液の分泌量が減少するため、次第に悪玉菌には都合の良い環境になっていくためだと言われている。)→乳酸菌を毎日摂取していくことが大事と言うことです。(ヤクルト1本とでは量が少ないように感じるかも知れないが、1本65mlという量を毎日飲むだけで随分と違います。また、一度に大量に飲んでも意味がない。)

 

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