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ケータイ刑事銭形愛23話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形愛」第23話の「姿なき犯罪者 ~凡才柳沢教授の生活」についての「裏ネタ編」も今回で4回目となるが、今回も前回に続いての「食べ物」編です。今回は悪いものとして扱われている「ジャンクフード」についてと、「添加物」について、「防かび剤」について、そして「人工甘味料」について記します。

尚、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

ジャンクフード」:英語では「Junk Food」。高カロリー、低栄養価のインスタント食品(即席食品)やスナック菓子などを揶揄して言う場合に使われる言葉である。ここで言う栄養価とは、ビタミン、ミネラルなどを指していて、カロリーだけは高いというものである。

代表的なものは、ファースト・フードのハンバーガーやドーナツなどであり、スナック菓子では、ポテトチップスやポップコーンがその代表的な食品とされている。(ハンバーガーやドーナツでも、素材を厳選し、様々な栄養価のあるものも、当然ながら存在しますが...)

また、「フード」と言う名前であるが、飲物(清涼飲料水)の中でも、砂糖などの糖分が高い飲み物(特に無果汁のもの)もジャンクフードとされている。

栄養価が低いが、カロリーだけが高いことから、少量でもエネルギーだけは高くなり、肥満や糖尿病の低年齢化の原因となったとされて、社会問題になった。特にアメリカでは食品の栄養価表示の義務化に繋がることになり、それを受けて日本でもカロリー表示が行われるようになった。

今や、タバコと共にジャンクフードは、広告に関しては厳しい規制が行われている代表的なものとなっている。

尚、2004年にはドキュメンタリー映画「スーパーサイズ・ミー」という作品が、30日間マクドナルドのファーストフードだけを食べ続けたらどうなるか、という実験を追うという内容で製作されたが、ジャンクフードの代表として扱われ、大きな社会的な反響を呼んだ。

添加物」:英語では「Additive」というが、この意味では食べ物以外の場合にも使われる。(例えば、ガソリンに加えるものなどがある。)一般に「添加物」と言うと「食品添加物」のことを指していて、この物語でも当然「食品添加物」のことを指している。(「食品添加物」は英語では「Food Additive」と言う。)

食品の加工や保存の目的で添加、混和される物質のことをいう。大きく分けると、食品の加工の歳に必要な製造用のもの、食品の風味や外観、色合いを良くするための甘味料や着色料、香料、食品の保存性を良くする保存料や酸化防止剤、食品の栄養成分を強化する栄養強化剤がある。また、添加される物には合成添加物と天然の添加物がある。→味付けのために使用される塩、胡椒、砂糖なども全て添加物であるが、天然のものが使用されるのが一般的であるが、甘味料については天然由来の砂糖ではなくて合成された人工甘味料が使われる場合がある。

天然の添加物は特に問題にはならないが、人工的に作られたもの、特に保存料や着色料などは問題となる場合があって、かつては使用が認められていた人工甘味料のズルチン、チクロ、合成保存料のフリルフラマイドは発癌性物質が見つかったことで使用許可が取り消されている。(=現在は使用できない。)

日本では、食品衛生法によって規定されていて、使用が認められている食品添加物は1511種類が定められている。また、食品添加物を使った食品には、その使用した添加物の表示を行うことが義務づけられている。

尚、許可されている添加物は国によって異なっており、世界的に統一されていないため、時々、輸入食品において、日本では許可されていない添加物が検出されて販売できなくなる場合がある。但し、これは「禁止添加物」が使われているのではなく「許可されていない添加物」が使用されているということである。(外国では認められている添加物が日本では認められていないということである。)→禁止物が定められているのではなく、使用できるものが定められているので、新しい添加物を使っていたら、このようなことは起こりえることである。

防かび剤」:柑橘類(オレンジやレモンなど)やバナナなどは、外国から輸入される場合、長時間の輸送に時間を要するため、その間にカビが発生することがある。それを防止するために使用されるものであり、収穫後に農薬という形で使用される。食品に使用されるため、農薬であるが、これも食品添加物という扱いを受けるため、使用できる物質が指定されている。

主なものは、イマザリル、オルトフェニルフェノール、オルトフェニルフェノールナトリウム、チアベンダゾールなどがある。当然、これらを使っていたら、使用物質の表示義務がある。

人工甘味料」:英語では「Artificial Sweetenerr」という。人工的(化学的)に合成された甘味料のことであり、「合成甘味料」という言い方もある。食品衛生法で指定されている食品添加物である。

甘味料としては、砂糖、蜂蜜、糖蜜、メープルシロップ、水飴、果糖などが古来から使用されていたが、これらの天然の甘味料ではカロリーが高いという特徴がある。そのため、低カロリーでより甘い甘味料が作られるようになった。(そのため「人工」という言葉が使われる。)

人工甘味料は、天然甘味料に比べて、同じ甘さでも栄養価が低い、カロリーが低いということで、広く使われるようになった。(糖尿病や肥満症の人の食事に使用され、更にはダイエット食にも使用されるようになる。)また、清涼飲料水の糖分としても使用されていて、最近の低カロリーを歌った飲料水では当たり前のように使用されている。

人工甘味料としては、ソルビット、サッカリン、チクロ、ズルチン、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロース、ネオテームなどがあるが、これらの中でズルチンとチクロは発癌性物質を含んでいることが分かり、現在では使用が禁止されている。(ズルチンは1968年、チクロは1969年に禁止された。)しかし、チクロに関しては、その後の研究報告では発癌性を否定するものもあって、現在でも使用が認められている国も多数ある。→輸入食品から使用が認められていない食品添加物が検出され、販売中止(回収)になったとして、時々名前を耳にする食品添加物でもある。

 

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