SSブログ

子門真人『VOCAL COMPILATION SONGS FOR HEROES<赤盤>』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1997年にリリースされた企画アルバムである。コロンビアとバップの共同企画であるが、バップの方からリリースされた本アルバムは、レコード会社の垣根をこえて曲が収録されているので、実に嬉しい選曲となっている。(コロンビアからリリースされたものは、コロンビアからリリースされた曲のみの収録であるが、これはこれで、それなりの価値はありますが...)また、本アルバムには「谷あきら」名義で歌った曲も何曲か収録されている。→コンスピレーションならではのことであって、本アルバムのポイントが高いところでもある。

収録曲は以下の全26曲である。『アイアンキング』『ひとり旅』『レッドマン』『夕陽のレッドマン』『トリプルファイターの歌』『トリプルファイターの誓い』『ファイヤーマン』『炎のようにもえろ』『はるかな青い地底に』『ジャンボーグA』『輝け!PAT』『戦え!ジャンボーグ9』『流星人間ゾーン』『流星ビクトリー』『ゼロテスター』『王者!侍ジャイアンツ』『柔道讃歌』『戦え!電人ザボーガー』『おれの兄弟電人ザボーガー』『闘え!ドラゴン』『猿の軍団』『UFO戦士ダイアポロン』『UFO少年団』『ムサシ!BUGEI伝!!』『いつになれば』『絵の具箱』。

OPが『アイアンキング』という所もマニア心を擽ってくれるところである。彼の歌った特撮ヒーロー作品は、一部の作品を除いて、どちらかというとマニアックな作品が多いこともあって、耳に出来る機会が比較的少ないのだが、そういうちょっとマニアックな作品の主題歌が集められているというのだから、本アルバムは非常に価値の高いものということになる。→コロンビア、バップからそれぞれ2枚ずつリリースされた4枚の中では、本アルバムが一番内容が高いものであって、1枚だけ購入するのなら本アルバムにするべきである。

彼のボーカルは、独特のものがあるが、豊かな声量と力強いボーカルは、聴いていると元気を与えてくれるものである。ということで、当時を知っている方は懐かしみながら元気を与えてもらい、知らない方は新鮮な気持ちで聴いてもらいたい所である。

ところで、「赤盤」という言葉が本アルバムのタイトルにあるが、BEATLESの「赤盤」をはじめ、コンスピレーション・アルバムのタイトルで「赤盤」と点いているものは、内容が濃いものが多いということもあるので、「子門真人って誰?」という方も、本アルバムには手を出してみるのも宜しいかと...(そうやって、聴く音楽の幅が広がっていくことになります。)

 

Songs For Heroes<赤盤>

Songs For Heroes<赤盤>

  • アーティスト: 子門真人
  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 1997/11/01
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。