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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その118) [ケータイ刑事]

今回はシチュエーションでもあり、ある物でもあるということで記します。で、テーマは(物としては)「ゴミ箱」、(シチュエーションとしては)「ゴミ箱に入る/入れる」ということです。取り上げる物語は「ケータイ刑事」からは「・8話」、「007」からは(今回も)「慰めの報酬」です。

ケータイ刑事」:「・8話」。「第49号容疑者 銭形愛」という物語。この物語ではちゃんの冤罪事件でもあり、追いつめられていくちゃんが見られるということで、少し毛色の違う物語でもある。(と言っても、中盤からはいつもの雰囲気の物語になりますけど...)ある事件で犯人を逮捕したちゃんだったが、その後で倒れている人を助けようとして、催涙スプレーで襲われたちゃん。意識を取り戻すが、怪我もなく、何も取られたということも無かった。で、時価1億円のダイヤが盗まれるという事件が発生し、現場にやってきたちゃんだったが、盗まれたダイヤがちゃんのベケットから出てきて、その犯人にされてしまう。警視庁の取調室で、五代さんを煙に巻いたちゃんは、自分で真犯人を見つけるために逃走した。

が、当然の如く、警察(警官たち)はちゃんを追うことになる。ちゃんは警察から逃げながら犯人を捜そうとするが、全く進まず、ちゃんを捜す警官に追われていた。そんな中、警官から逃げるちゃんは、道端にあったゴミ置き場のポリバケツの中に身を隠し、追ってくる警官をやり過ごした。(自らの意思でポリバケツの中に入った。)で、ポリバケツから顔を出すちゃんだったが、手錠が掛けられた。そこには五代さんがいた。(ちゃんがこの辺りにいるという通報があった。)五代さんは「じゃじゃ馬娘、ゲットだぜ」と言っていたが、これに「ポケモン?古っ」と返す余裕のあるちゃんだった。

が、警官が戻ってきたと言うことで、今度は五代さんによってポリバケツの中に押し込められるようにして再び隠れる。五代さんは警官をやり過ごして、ちゃんを救った。

で、五代さんと協力して、警察からは逃げながら、真犯人を追っていくちゃん。次第に真犯人の実像を掴んでいき、真犯人は自分をターゲットにした愉快犯だということに気づいた。で、真犯人が分かったということで、真犯人を罠に掛ける作戦に出た。

ちゃんの取った行動は、ビルの屋上からの飛び降り自殺だった。真犯人をおびき出し、影から見ている真犯人の前で飛び降りたちゃん。が、実際に身を投げたのはマネキン人形であった。真犯人はちゃんが予想外の行動に出たことから戸惑い、ちゃんが姿を現して御用となった。

007」:「慰めの報酬」。シリーズ第22作で、6代目ボンドの第2作。これまでも世界各国でロケを行っているのが「007」シリーズであるが、本作は本国イギリス以外の6ヶ国でロケを行ったが、これは1本の作品のロケを行った国の数では最多となった。

この物語でゴミ箱に入るのは、元諜報員で、ボンドに協力したマティスである。(前回、ある程度記しているが)ボリビアに入り、ボンドに協力するマティス。環境NPOのCEO・ドミニク・グリーンのパーティに紛れ込んで情報を得たボンドとカミーユ(ボンドガール)はパーティ会場から車で帰っていくが、この車のトランクに重傷を負って血だらけになったマティスが、まるで荷物のように積まれていた。地元警官の指示で、ボンドがマティスを車から降ろす。が、警官たマティスがまだ生きていたと知ると、即座に発砲した。ボンドは難を逃れたが、マティスは銃弾を喰らってしまう。ボンドは、マティスを警官の方に突き飛ばし、素早く反撃に出て、警官たちを倒した。が、マティスは虫の息となっていて、道の上に倒れていた。

で、ボンドがマティスを介護しようとし、カミーユは「病院へ」と口にするが、マティスはそれを断る。既に自分が死ぬことを分かっていたマティスは、ボンドに過去を話す。(前作「カジノ・ロワイヤル」のボンドガールであるヴェスパーのことや、「マティス」と言うのは偽名だということなどが語られる。)で、マティスはボンドの腕の中で息を引き取った。

死んだマティスをこのままにしておけないが、掴んだ情報から直ぐに動く必要があったボンドは、マティスの死体を抱き上げると、側にあったゴミ箱の中に放り投げた。カミーユは「友達をゴミ箱に捨てるの?」と尋ねるが、ボンドはマティスのことを友達とは認めなかった。(で、ボンドとカミーユは車に乗って立ち去っていった。)→ゴミを捨てるのであれば「ゴミ箱へ」というのは当然のことであるとはいうものの、(人間の)死体をゴミ箱の中に捨てるということでは問題ですね。(死体遺棄ということになる。)が、若いボンド(00要員となってまだ日も浅いという設定です。)の感情がたっぷりと出ている所でもありました。

共通点は、共に、目の前にゴミ箱があったということで、それを利用したということである。(ただ、ちゃんは空だったから良かったが、そうでなければゴミまみれになっていた所でした。)また、いずれもが警官に追われている所で登場しているというのも共通している。(但し、ボンドは、警官を始末した後でしたけど。)

違いは、「ケータイ刑事」では主人公(ちゃん)が自らの意思で入ったのに対し、「007」では主人公が投げ捨てるように入れていて、ゴミ箱に入れられた人の意思ではなかったということである。(が、入れられる時点では既に死亡していたので、意思はありませんでしたけど...)また、「ケータイ刑事」では生きている人が入ったが、「007」では死んだ人が入った(入れられた)という所も異なっている。

次回からはこの連載も10クール目(28ヶ月目)に突入ということになります。「銭形命」が1クールで終了なので、「銭形命」の最終月ということになるが、「銭形命」を取り上げるのはもう少し先とします。(一応、本放送が終了したら、取り上げていく予定でいます。)で、「007」から「慰めの報酬」として、「ある物」ということで記していく予定です。(シチュエーションとするかもしれませんが...)何が登場するかはお楽しみに。

 

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