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PAUL ANKA『THE VERY BEST OF PAUL ANKA』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2000年にリリースされたベスト盤である。1957年のデビューから活躍を続けているシンガーである彼は、'50's後半のポップス創生期に多数のヒット曲を放ったことで知られている超ベテランシンガーである。全盛期は'60's前半までであるが、それ以後もシンガーとして活動を続けていて、時々はヒットを放っている。本ベスト盤はキャリア40年を超えたところで編集されたものであるが、選曲されているのは'60's中盤までである。(全盛期ということになる。)そのため、アルバム・タイトルが「THE VERY BEST OF …」というよりは「ESSENTIAL」とした方が良いと思うのですけどね...(と言っても、現在では「ESSENTIAL」の文字のある2枚組のベスト盤が2008年にリリースされたため、余計にアルバム・タイトルには疑問が生じることになりましたが...)が、全盛期の曲を集めた1枚もののアルバムと割り切れば、お買い得といったものである。('60'sの曲までだから『My Way』も無いという割り切りが必要である。)

収録曲は以下の全22曲である。『Diana』『You Are My Destiny』『Crazy Love』『Lonely Boy』『Put Your Head On My Shoulder』『It's Time to Cry』『Puppy Love』『Adam And Eve』『My Home Town』『I Love You In The Same Old Way』『Summer's Gone』『Tonight My Love, Tonight』『Dance On Little Girl』『Cinderella』『Love Me Warm And Tender』『Steel Guitar And A Glass Of Wine』『Every Night (Without You)』『Eso Beso (That Kiss!)』『Love (Makes The World Go Round)』『Remember Diana』『I Love You Baby』『It Doesn't Mattser Anymore』。

お馴染みの曲がズラリということで、安心して聴くことができるものである。特に、'50'sに発表された曲もしっかりとフォローされているというのは嬉しい所である。が、彼と言うと『My Way』という肩もいるであろう。この曲は1974年の曲なので、収録されていないのは仕方のないところである。(更には、'70's後半から'80's、'90'sに発表してそれなりのヒットした曲についても同様である。)

まあ、彼のようにキャリアが40年を超えている時点で、1枚もののベスト盤をリリースしようとしても、それはまず不可能である。1枚もののメリットである入門者向けと言ったらいいようなカタログ的な構成という所と、テーマを絞った内容で、代表的な曲を手軽に聞くと言うことでよろしいかと...(そもそも、彼の曲をたっぷりと聴こうと思う方は、1枚ものではなく、BOXを選者ですから...)あとは、彼を知らないという場合の入門者向けということで...

 

The Very Best of Paul Anka

The Very Best of Paul Anka

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: RCA
  • 発売日: 2000/10/24
  • メディア: CD


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