やつらは多分宇宙人!#5 [ドラマ]
今回の物語を見ていて思ったのは、銀側家の3人が「妖怪人間ベム」のベム、ベラ、ベロに見えたということ。（「視察」と行ってショッピングに出掛けていった所で）。広大の帽子と尖ったMr.スポックのような尖った耳によるもの。ただ、謎美はベラには見えない（髪がもう少し長ければ良かったのに...）が、万丈がベロに見えたということで、オマケと言うことでベラということで...
でも、それだけで、物語としては、単なるある一家の珍騒動という範疇に収まってしまい、つまらなかったですね。
呂葉守が、銀側家の人間は宇宙人ではないかと疑いの目を持ったことから始まる騒動。姉に伝えても相手にされないということで、1人で、銀側家が宇宙人という証拠探しをする。一家が「視察」と称してショッピングに出掛けた隙に家の中を捜すが、一家はあっという間に帰ってきた。一応、広大は骨董品店からただで古ぼけた壷を貰っていた。
で、壷について調べる銀側一家。珍しい壷は高値が付くと知ったことで、家の中に高値になるものがないかと捜し始める。そんな所に、骨董品店の主人がやってきて、壷を返して欲しいと言う。で、10万円を置いていった。
そんな中、広大は不要なものでも金になると知って、「不要品ください」という札を家の前に出した。翌日、銀側家には町中の不要品が集まっていて、ゴミ屋敷のようになっていた。
返してくれと言われても返さない、と言う広大に、「呂葉守は？」と尋ねる磐城。が、呂葉守は家族みたいなもの、ということから、それを聴いていた呂葉守は、宇宙人だと疑ったことを謝った。
で、姉に、宇宙人ではなかったことを電話で話した呂葉守。が、電話を終えた絵子が目にしたのはUFOだった...
シュールなドラマということならば、ゴミ屋敷のような所になった所に、ペットや疲れ果てた夫や古女房などがあったら、ブラック度も上がって面白かったのに、信号機やポストなどでは平凡でしたね。それでいて、「呂葉守は物じゃなくて人間」と言っていて、人間味のある所を描いている。が、これが中途半端な普通のドラマとシュールなドラマとの間を振り子のように往復していて、面白さを落としているのが残念です。→宇宙人ということで、普通の人の考えや行動のギャップが本作の生命線なのに、それが揺らいでいるようでは... 辛い...
前回で「本作も離脱ボタンに手が掛かりました。」と記したが、今週は「離脱ボタンの安全装置を解除した」という所まで進みました。次回の内容次第では離脱するかも...（全く面白くない「あり得ない!」では一気にボタンを押すところまで行ったが、本作はまだ希望の光が残っているので段階を踏んでいっている...）
こんなの出してもねぇ～
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