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「サラリーマン出世太閤記」(その1) [映画(邦画)]

懐かしの邦画ヒーローシリーズの第41弾として取り上げる作品は「サラリーマン出世太閤記」シリーズを取り上げます。この作品は、豊臣秀吉(木下藤吉郎)の出世していく様子を参考にしていて、現代のサラリーマンの出世物語として色々と繰り広げていくコメディ作品である。サラリーマンを主役にしたシリーズではいくつかの作品を手掛けている東宝が、当時の若手のホープとして活躍していた小林桂樹を主演にした作品である。(小林扮する木下の先輩・左右田を演じる加東大介とのコンビがいい味を出している作品群である。

製作されたのが1957年から1960年にかけてということで、高度経済成長期の真っ直中という時期であって、現代ではほぼ失われている右肩上がりの世界で、輝ける将来に向けて燃えている魂が感じられる作品でもある。尚、上記期間中に全5作が製作されている。

尚、第1作から第3作までは白黒作品であったが、第4作からはカラー作品となった。が、こういう所も主人公が出世していったという作品内の出世と被るようで面白いところである。

初回となる今回は、シリーズのおさらいです。本シリーズ作品は以下の通りである。
シリーズ第1作サラリーマン出世太閤記」(1957年)、シリーズ第2作続サラリーマン出世太閤記」(1957年)、シリーズ第3作続々サラリーマン出世太閤記」(1958年)、シリーズ第4作サラリーマン出世太閤記 課長一番槍」(1959年)、シリーズ第5作サラリーマン出世太閤記・完結篇 花婿部長No.1」(1960年)。

次回からは、それぞれの作品について、順番に記していくことにします。尚、本シリーズは、かつてはLDでリリースされていたが、現在までにDVD化もされていないので、見ようと思えば、ちょっと苦労することになるでしょうね...

 

↓映画を元にした小説本が出ているので、そちらを拾っておきます。

サラリーマン出世太閤記 (1960年) (春陽文庫)

  • 作者: 笠原 良三
  • 出版社/メーカー: 春陽堂文庫出版
  • 発売日: 1960
  • メディア: 文庫

サラリーマン出世太閤記〈〔第1〕〉就職戦術の巻 (1962年)

  • 作者: 笠原 良三
  • 出版社/メーカー: 光風社
  • 発売日: 1962
  • メディア: -

サラリーマン出世太閤記〈第2部〉サラリーマン奮戦す (1960年) (春陽文庫)

  • 作者: 笠原 良三
  • 出版社/メーカー: 春陽堂文庫出版
  • 発売日: 1960
  • メディア: 文庫

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