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ケータイ刑事銭形泪21話(2nd.8話)[裏ネタ編]PART 12 [ケータイ刑事]

銭形泪」の2nd.第8話(通算では第21話)「おーっほほほほほほほ! ~お犯人はアナタお殺人お事件」の裏ネタ編・増補の4回目(この物語については通算で12回目)となる今回でこの物語については打ち止めです。で、今回は事件現場にこれがあったことから「彫刻」について、「剥製」について、麗香が「穴が開いている」と言って珍しがっていた「50円硬貨」について、そしてこの物語ではこれが原因で起こったことだったということで「誤解」について記します。尚、「誤解」については「・19話(2nd.6話)[裏ネタ編]PART 7」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事については「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての「裏ネタ編」は、2009/3/26、29、30、4/1、2、4、6、8日付けで記しています。)

彫刻」:造形美術の一つであって、美術鑑賞などの目的で、木、石、金属、土などの素材に文字や模様、または物の像を彫り込んで立体的に作り出されたもののこと、またはその行為のことを言う。あくまでも芸術表現の一つとして制作されるものであるため、日用品に対して彫ることを行っても、それは「彫刻」とは言わない。また、単一素材ではなく、複数の素材を使って、それらを組み合わせたものもある。

人間や動物などをモチーフにした作品が多く、ルネサンス期のミケランジェロは世界的に知られた彫刻家である。(画家、建築家でもある)彼の作品の「ダビデ像」は余りにも有名な作品であって、本物は見たことが無くても、レプリカは世界中に存在しているため、そのレプリカや写真などでは誰もが見たことがあるでしょうね。

尚、英語とフランス語では「Sculpture」、ドイツ語では「Skulptur」、イタリア語では「Scultura」スペイン語では「Escultura」と言う。

剥製」:動物標本の一つであって、死んだ動物の生きていたときに近い容姿に保存するために作られるものである。装飾や展示用という鑑賞用のものと、学術教育/研究用のものとがある。英語では「Stuffed Specimen」という。

作り方は、死亡した動物の体から、骨格、筋肉、内蔵などを取り除き、表面の皮とそれに近い部分だけを残し、それを明礬(みょうばん)などで処理をして、その中に芯となるもの(綿など)を詰めて作られる。(縫いぐるみは布製の皮に詰め物をしたものであるが、動物の皮(表皮)を使った縫いぐるみと言うことも出来る。(少し乱暴な言い方ですが...))

様々な動物の剥製が作られるが、基本的には動物であれば何でも対象になる。また、陸上動物だけでなく、水中動物である魚類や様々な海中生物、または鳥類などの剥製も広く作られる。(博物館に行けば、何かしらの剥製があるものですね。)

また、動物園などでは、人気の高かった動物や、何かの記念となったような動物が死亡した場合、それを剥製にして展示するということもよく行われている。(これは展示用の剥製ということになる。記念動物ということでは、世界初のクローン羊のドリーの剥製が有名である。)

一方、学術研究用の剥製ということでは、博物館などに展示されているものや、動物の特徴などを研究する際に利用されることが多い。また、標本ということで教育用に使用されるものもこの仲間と言うことになる。尚、昆虫採集を行って、それを標本にすることも、昆虫の剥製ということになる。(昆虫の場合は、中に詰め物をを入れない場合もありますが...)

尚、学術研究や教育用の剥製は、基本的にその動物の姿そのままの剥製として加工されるが、展示用の剥製であれば、複数の動物を継ぎ足して、実在しない動物の剥製として作られる場合がある。(例えば、人魚の剥製、雪男の剥製などはこの類である。)学術研究ということではこういうものは相手にされないが、客寄せ用の展示物ということではこういうものは時々利用されている。が、使われる動物にしたら、ちょっと可哀想ですね...

50円硬貨」:日本の通貨の一つであり、政府発行の補助硬貨である。「50円玉」という言い方も一般にされている。日本の硬貨では「5円玉」と共に中央に穴が開いている硬貨でもある。→希に、孔がセンターからずれたものが市中に出てくることがあるが、そういうエラー硬貨は収集家の間ではプレミアが付いて高値で取り引きされることになる。しかし、いくらプレミアが付いたからと言っても、一般の取り引きに於いては「50円」の価値であることは変わらない。(基本的にエラー硬貨は製造段階のチェックで弾かれるため、市中に出てくることは無いはずなのだが、そのチェックをすり抜ける形で市中に出てくることがある。が、銀行で発見されると回収されてしまう。)

現在の50円硬貨は3代目である。初代の50円硬貨は1955年からに発行されたものである。材質はニッケルであって「旧50円ニッケル硬貨」と呼ばれる。大きさは直径25mm、質量は5.5gである。現在の50円硬貨よりも大きく、またセンターに穴はない。また、周囲には現在の50円硬貨と同様にギザが設けられている。

続いて、1959年から2代目の50円硬貨が発行されるようになる。(これは「新50円ニッケル硬貨」とも呼ばれる。)材質は初代と同じニッケルであり、大きさも初代と同じ直径25mmである。が、ここからセンターに穴が設けられることとなった。(穴の直径は6mmである。)また、この硬貨の周囲にはギザは設けられていない。センターに穴が設けられたため、質量も旧50円ニッケル硬貨よりも0.5g軽くなって、5.0gになった。尚、100円硬貨は1957年に登場したが、その100円硬貨と紛らわしいという理由で、センターに穴が設けられることになった。(但し、100円硬貨も1959年にデザインが変更された。)尚、100円硬貨の直径は初代から現在まで常に22.6mmであるため、当時は50円硬貨の方が100円硬貨よりも大きかった。

現在の50円硬貨は3代目であって、1967年から発行されている。材質がニッケルではなくて白銅になったことから「50円白銅貨」と呼ばれている。大きさは直径が21mmとなって小さくなり、それに伴って穴の直径も4mmになった。質量も4.0gとなって軽量化された。また、初代にあった周囲のギザが復活した。(現在流通している50円硬貨であるため、財布の中にあることでしょうから、改めて見てみたら宜しいかと...)

尚、感覚的には50円硬貨が一番小さく感じてしまうが、これはセンターに穴が開いていることから視覚的に小さく見えるだけであって、1円硬貨(直径20mm)よりも大きい。(2番目に小さい)

誤解」:意味を取り違えること、間違ったことを理解することを言う。但し、これは意図的に間違った解釈をすることではなく、思い違いや勘違いなどから起こることである。→意図的にという場合は「曲解」という。(意図的に、または故意に曲げて理解するということで、意識して行う場合であり、この点が「誤解」と異なる。)

英語では「Misunderstanding」と言うが、「Mistake」や「Error」という単語にも「誤解」という意味がある。(但し、「Mistake」は判断上の間違いによる誤解というニュアンスで、「Error」は失敗というニュアンスが強くなる。)

誤解が生じるのは、親しい間柄である人たちの中でも生じる。しかし、これが多く起こるのは、言葉や風習、文化が異なる外国人相手の場合である。(風習が異なっていると、当たり前のように解釈しても、それが相手に取っては当たり前ではない、ということもあるためである。)

高村さんはロス市警勤務だったので、何かとアメリカナイズドされている所があるため、日常生活の中ではちゃんとの間で何かと誤解を生ずることがあるのは不思議なことではない。この物語では、世間知らずのお嬢様(麗香)とミュージシャンのおアキラ様との間では、やはり育った環境が違いすぎるため、やはり誤解があってもおかしいことではない。物語の方は、そういう所から誤解が生じて、あわや悲劇になるところであったが、ちゃんがそれを見抜き、誤解を解いたこと、更におアキラ様は病院で意識を取り戻したということで、結果的には悲劇にならなくて良かったという物語でした。(時には、こういう物語も良いものですね。)

 

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