白井貴子& CRAZY BOYS『Flower Power』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは1985年に発表された「白井貴子& CRAZY BOYS」名義での初めてのアルバムである。バンド名義になっているが、本アルバムの発表以前から一緒に音楽活動をしていたので、特に違和感もありませんでした。(尚、ソロとしてはこの時点までで4枚のアルバムをリリースしていた。)ソロ・シンガーとして活動していた白井貴子がバンドを組んでロックの世界に足を踏み入れたアルバムであり、彼女のキャリアでも一つの節目となったアルバムである。(ただ、バンドで毛でなく、ソロ名義での活動も続けていますが...)
収録曲は以下の全10曲である。『イット・マスト・チェンジ』『チャンス!』『シャイング・ダンス』『チェックしてしまった!!』『フーリッシュ・ウォー』『マイ・グローリー・ロード』『ジャパニーズ~ガール&ボーイズ』『バック・アゲイン』『遥かなる想い~イット・マスト・ビー・チェンジド』『トーク・トゥ・ミー』。
この中からのお薦め曲は、『イット・マスト・チェンジ』『チャンス!』『フーリッシュ・ウォー』『マイ・グローリー・ロード』という所をピックアップしておく。
アメリカでは'80's前半にガールズ・バンドが多数登場して市民権を得ることになったが、日本では'80's中盤になって、ようやく女性ロッカーが現れるようになって、'80's後半には女性ロッカーも認められていくことになる。その意味では彼女は先陣を切っていたアーティストの一人であり、彼女の存在は大きいものである。よって、ジャパニーズ・ガールズ・ロックを聴くのであれば、外せないアーティストであり、本アルバムはしっかりと聴いておきたいアルバムである。
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