スターウォーズ・クローンウォーズ(2nd.)#7 [アニメ]
前回の続きで、惑星ジオノーシスのドロイド工場破壊に成功したものの、その事後処理として逃亡したポグル・ザ・レッサーを追いかける物語。前回休んでいたオビ・ワンとルミナーラが中心となった物語でした。
逃げたポグルをルミナーラが追う。しかし砂嵐によってアナキンたちは援軍を出せないでいた。で、ルミナーラからの通信も途絶えてしまう。砂嵐が収まると、オビ・ワンとアナキンたちはルミナーラの救出に向かった。荒れ果てた古い寺院には、ルミナーラと共にポグルを追っていたクローン兵の死体があり、何かが起こったようだった。で、オビ・ワンはジオノーシスの伝説である「ジオノーシスの女王」の話を口にした。
で、ルミナーラを探すために地下の洞窟に入っていく一同。が、その前には銃で撃っても、セイバーで斬っても死なないジオノーシスのゾンビ兵がいた。何だかんだで女王の元に向かって行くオビ・ワンとアナキン。オビ・ワンは、ルミナーラがジェダイだから殺しはせずに何かに利用すると考え、危険を顧みずに女王の前に歩んでいく。女王の狙いはオビ・ワンの読んだ通りであって、ジェダイが必要で、その体に寄生虫を入れて育て、マインド・コントロールをすることだった。
交渉は物別れとなって、いつものようにバトルとなるが、ジオノーシス兵は死なないゾンビ兵であり、一同は苦戦する。が、何とか捕らえられているルミナーラを救出し、側にいたポグルもアナキンが確保した。
オビ・ワンは寄生虫も手に入れたものの、逃げる途中でアナキンが寄生虫を潰してしまった。(研究材料にしたかったオビ・ワンと、やんちゃなアナキンらしい所でもありました。)また、敵が死なないのならば埋めてしまえばいい、ということで、天井を支える柱などを攻撃し、ジオノーシス兵を岩で押しつぶすようにして敵の攻撃を躱し、地下洞窟から脱出したオビ・ワンたち。女王たちのジオノーシス人は瓦礫の下に押しつぶされてしまった。
今回は前回は休養だったオビ・ワンがメインとなって、オビ・アナの師弟コンビのエピソードとして、アナキンを弟子のポジションとして描いたのは面白い所でした。また、前回大活躍したアソーカーとバリスのパダワン・コンビは今回はご休憩ということで、こういう所は現実的な感じがするが、それが出来るのは人材豊富と言うことでもある。それだれ登場人物が多いシリーズであるため、このように割り切って登場人物を減らすことも仕方のない所でしょうね。
一応、逃亡したポグル・ザ・レッサーを捕らえたということで、それなりの進展があったが、そこにジオノーシスの女王を登場させることで物語に幅を持たせたということで、全体構成としては良いのだが、物語としては地下での展開ということもあっても暗い映像が多かったこと、また、ジオノーシス人のことを「虫」と言っていたのはともかく、死なないゾンビ兵を「化け物」のように扱い、力でねじ伏せてしまう(生き埋めにしてしまう)というのは、如何にもアメリカ的な発想であって、今一つ乗れない物語でした。まあ、異形の者に対する差別という現実を形を変えて描いていたということでは、それなりに評価は出来るのですが...
今回でジオノーシスの三部作が幕と思いきや、次回は捕らえたポグル・ザ・レッサーを護送する物語で、しかも今回登場した寄生虫が絡むということで、ジオノーシス編はまだ続くようです。また、アソーカーとバリスのパドワン・コンビの活躍があるようです。
↓今回の主役
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↓今回はあまり良いところがありませんでした。
スターウォーズ クローン・ウォーズ ベーシックフィギュア ルミナーラ・アンドゥリ
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↓一応、こういうものを拾っておきます。
スター・ウォーズ 30周年バトルパック バトルオブ ジオノーシス
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