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SATURDAY NIGHT FEVER(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1977年のアメリカ映画「サタデー・ナイト・フィーバー」である。言うまでも無く、この作品が世界的にディスコ・サウンドの一大ブームを巻き起こすことになった作品であり、低迷していたミュージカル映画を復活させることにもなった作品である。(ということで、映画史にも音楽史にも残る作品である。)

作品データーを記しておくと、時間は119分、アメリカでの劇場公開は1977/12/14、日本公開は1978/7/15である。原作はニック・コーン、製作はロバート・スティグウッド、監督はジョン・バダム、脚本はノーマン・ウェクスラー、撮影はラルフ・D・ボード、音楽はビージーズとデヴィッド・シャイアである。出演は、ジョン・トラヴォルタ、カレン・リン・ゴーニイ、バリー・ミラー、ジョセフ・カリ、ポール・ペイプ、ドナ・ペスコウ、ジュリー・ボヴァッソ、ポール・ペイプ、ブルース・オーンスタイン、マーティン・シェイカー、サム・J・コッポラ、たちである。

有名な作品なので、特にストーリーに付いては語る必要もないでしょうから、簡単に済ませておくが、ニューヨーク・ブルックリンで生まれ育った若者・トニーの青春物語である。しがない青年である彼でったが土曜の夜だけは違っていて、ディスコの花形だった。ある日、新顔のステファニーと出会った彼は、彼女の生き方に感銘を受け、人生を考えるようになり、新たな道に進もうと決心をしたが...

ストーリーもさることながら、劇中で使用される音楽が次々と大ヒットを記録したことでも知られる作品であるが、逆にダイジェスト的なシーンは知っていても物語は知らないと言う人も結構いるようだが、やはり本作は見ておかなければならない青春映画である。

また、音楽の方は(LP)2枚組のアルバムとしてリリースされたにも関わらず超大ヒットを記録して、24週連続1位をはじめ、当時としては驚異的な1500万枚を超えるセールスを達成したモンスター・アルバムとなり、「世界一売れたアルバム」と認定された。(「世界一売れたアルバム」の座は後にM・ジャクソン「THRILLER」に奪われることになった。)

また、本サントラ盤は、BEE GEESのアルバムのように思われているが、BEE GEESの曲は全17曲の内6曲である。(その6曲の内5曲が全米シングル・チャートで1位を獲得している。)また、本アルバムからは全部で7曲の全米No.1シングルが含まれているが、3曲は本アルバムのリリース前にNo.1を獲得している。→これらのことは意外と知られていないことでもある。

サントラ盤の収録曲は以下の全17曲である。『Stayin' Alive』『How Deep Is Your Love』『Night Fever』『More Than A Woman』『If I Can't Have You』『A Fifth Of Beethoven (Based On Beethoven's Fifth Symphony)』『More Than A Woman』『Manhattan Skyline』『Calypso Breakdown』『Night On Disco Mountain (Based On 'Night On Bald Mountain')』『Open Sesame』『Jive Talkin'』『You Should Be Dancing』『Boogie Shoes』『Salsation』『K-Jee』『Disco Inferno』。

お薦め曲を取り上げる必要もないほど有名なアルバムであるが、一応、全米No.1ソングである『Jive Talkin'』『A Fifth Of Beethoven (Based On Beethoven's Fifth Symphony)』『You Should Be Dancing』『How Deep Is Your Love』『Night Fever』『If I Can't Have You』『Stayin' Alive』があるだけに、それだけでも十分であるが、筆者としてはクラシック音楽の有名な楽曲を元にしている『A Fifth Of Beethoven』と『Night On Disco Mountain』もしっかりとチェックしておきたい曲であり、クラシックの元曲の方もじっくりと聴いてみることをお勧めする。また、'70'sのダンス・ミュージック・シーンでのKC & THE SUNSHINE BANDの存在も大きく、そんな彼らの『Boogie Shoes』やKOOL & THE GANGの『Open Sesame』という所も注目である。そんなことまで含めると、外せる曲は1曲もなく、全曲お薦めである。

本作映画は余りにも有名な作品であるだけに、見ていて当たり前という酢酸である。また、サントラ盤も聴いていて当然というものである。それだけに、意外な誤解があるのもまた事実でもある。通して作品を見たことがないという方は今からでも見ておきましょう。また、'80's以降のダンス・ミュージックのルー差はここにあるだけに、サントラ盤の方も全曲じっくりと聴いておきましょう。兎に角、'80's以降の音楽映画、ダンス・ミュージックを語るときにはこの作品を知らなければ話にならないだけに、基本中の基本となる作品でもある。まあ、内容的にはいつの時代にも語られる普遍的な物語でもあるのだが、それだけに30年以上の歳月が流れても色褪せることはない普遍的な作品でもありますし...

 

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