はしだのりひこ『はしだのりひこメモリアル・ベスト』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは2002年にリリースされたベストと版である。はしだのりひこと言うと、フォーク・クルセダーズのメンバーであって、解散後は、はしだのりひことシューベルツ、はしだのりひことクライマックス、はしだのりひことエンドレス、を経てソロとなった。本ベスト盤は、シューベルツ、クライマックス、エンドレス時代のヒット曲を含んでいて、更にソロの曲も収録されているため、オールタイム・ベストということになっている。
収録曲は以下の全18曲である。『風』『花嫁』『時は魔法使い(シングルVer.)』『何のために』『さすらい人の子守唄』『海はきらいさ』『さよなら』『北緯15度』『ひとりぼっちの旅』『この道』『ふたりだけの旅』『嫁ぐ日』『祗園の鳥居』『嫁っこはいねえか』『町の灯』『若い旅人』『たとえば光』『風の行方』。
はしだのりひことシューベルツ、クライマックス、エンドレスのそれぞれの代表的な曲が収録されていて、年代順に並んでいるため、資料性も高いアルバムとなっている。で、'60's終盤から'70'sではお馴染みの曲でもあるだけに、日本のフォークを知るにはもってこいのアルバムでもある。
尚、お薦め曲としては特にピックアップする必要はないですよね。何せ、ここには日本のフォークを代表する曲が幾つも収録されており、本アルバムを聴こうという方は、その曲のタイトルはご存知でしょうし...('60's、'70'sのフォーク・サウンドの入門者向けとしては、オムニバス・アルバムがあるだけに、初心者向けでは無いですし...)ということで、かつて、リアルタイムで彼らのサウンドを聴いたという方や、フォークの音楽史について興味がある方は、手元に置いておくべきアルバムである。
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