ゴーカイジャー #16 [特撮]
前回の続きで、第三勢力を絡めた過去の物語を描いた物語であったが、今一つ物足りなさを感じた物語でした。バカ殿下をはじめとするザンギャック側を(回想を除いて)登場させなかったということで、マーベラスとアカレッド、バスコの過去を描くには良いのだが、その割に内容がなく、予想された範囲の因縁しか描かれていなかったのが残念でした。(アカレッドとマーベラスとの出会いについてはこんなもんという感じだったが、アカレッドに関する描写に物足りなさが...)
バスコに捕まった4人にしても、緑の顔芸でサルの気を引こうという発想は楽しいところであるが、それだけではね...(バナナの皮で滑って転ぶというのはお約束ではあるが、もっと派手に転んでくれないと...)
パチモン戦隊の登場もシンケングリーンだけだったが、たまたまだったというよりは青が狙って咥えたように見えただけに、隠れた所で凄い技を発揮していましたね。(偶然だったとしたら、ミスアメリカあたりになっていたら別の意味で面白くなったでしょうね...)
バスコが出した歴代追加戦士のパチモン戦隊との戦いというのも、戦隊VSシリーズや最近の仮面ライダーでの戦いで見慣れているせいもあって、全く新鮮みがなく、お祭りにお茶をにごしただけという印象しかなく、残念でした。(今後も登場する伏線で締めたが、再登場の時に話を盛下げるだけに成らないように願いたいところである。)
次回がゴーカイの追加戦士登場編となり、しかも19日はゴルフのためにお休みとなるだけに、一ヶ月ほどオリキャラ・ゲストが無くなるということになってしまい、完全にお祭りもパワーダウンしてしまい、中だるみになっている(映画を乱造することも、撮影スケジュールの首を絞めていて、物語のクオリティ・ダウンの一因になっているのは疑う余地がない...)が、ボチボチ限界が見えたということですかね???(最初からあのお祭り状態が続くとは思っていなかったし、キャラの無駄遣いでインフレ状態になっていると、そう遠くないうちに転ぶのは見え見えだし...)
ただ、ゴーカイ・メンバーの間には絆があって、仲間を信じないというバスコとの差を描くということでは、実にベタで分かりやすい物語でしたけど...
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