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ケータイ刑事銭形零18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形零」の第18話(2nd.5話)「富豪刑事もビックリ!勝手にコラボレーション ~刑事まつり殺人事件」の「裏ネタ編」の4回目の増補となる今回は、優勝者に贈られる副賞がこれだったということから「怪談新耳袋」について、「DVD」について、「ビデオ」について、他局のドラマへのこれと言うことから「出演」について、鎌倉警部はここでの会議があると言って退席したことから「六本木ヒルズ」について記します。尚、「怪談新耳袋」は「・9話[裏ネタ編]PART 6」で、「DVD」は「・22話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 9」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/30付です。)

怪談新耳袋」:原作は木原浩勝と中山市朗。実話を元にした短編怪談集「新耳袋」を原作として、BS-i(当時)で製作、放送された1話5分のショート・オムニバス・ホラー作品である。2003年2月に第1シリーズが放送され、以後、不定期に第5シリーズまでの95話と新シリーズ「百物語」の10話、更に4本の劇場用作品、6本の50分の中編ドラマが製作されている。(劇場版の第1作は8本の短編作品を集めたオムニバス作品(内1つはTVの第3シリーズの中の1本である。)であるが、第2作と第3作は長編作品、第4作は中編2本からなるオムニバス作品である。)

尚、全99話の「怪談新耳袋」のDVD-BOXは、TVの第1~第5シリーズの95話と、劇場版第1作の最初の20分の物語ほ5分ずつの4話に分割して加えた全99話である。

原作が「新・耳袋」ということから、その元になっているものは「耳袋」であり、これは江戸時代に執筆された短編怪談集である。(当時は「耳嚢」と表記されていた。)「耳嚢」は江戸時代後半(18世紀終盤から19世紀序盤)の人物である根岸九郎左衛門鎭衛(ねぎし・くろうざえもん・やすもり(資料によっては「しずもり」となっているものもある。))が書き記した随筆である。彼は17年間も南町奉行を務めた人物であるが、佐渡奉行の在任中である1785年頃から書き始め、亡くなる直前の1815年までの30年にわたって書き溜めたものである。(ちなみに、彼は1787年に勘定奉行となって江戸に戻り、1798年から南町奉行となって、南町奉行の在職中の1815年に亡くなった。)
「耳嚢」の内容は、彼が奉行職(佐渡、勘定、南町奉行)で接した人たちから聴き集めた怪談や奇譚を記したものである。それを全10巻、各巻100条からなっているということで、全部で1000の短編の物語から成っている。(今風に言い直すと、全10巻で、各巻100話ずつ、合計1000話ということになる。)

「新耳袋」は「耳嚢」のスタイルを踏襲していて、日本各地の怪異体験者に(原作者が)取材に行って、実際に体験した話を聞き、調査を行って記された短編の怪奇話集である。で、全10巻、各巻100話という構成で1990年から出版された。しかし、一夜で100話を読破した読者から多くの怪異が報告されたため、内容は同じであるが、各巻の収録話数を99話に圧縮して、改めて出版されることになった。よって、現在は全10巻、990話である。

映像化された「怪談新耳袋」は、1話5分という短編作品として製作されたシリーズであって、第1から第5シリーズまではBS-i時代に制作されている。その後、BS-TBSに社名が変更後も1話5分の短編作品として全10話の「百物語」が制作された。(「百物語」というのに全10話って、詐欺みたいですが...)

ちなみに、第1シリーズは全20話、BS-iでの本放送は2003年2月、第2シリーズは全20話、2003年8月の放送、第3シリーズは全15話、2004年5月に放送、第4シリーズは全20話、2005年3月に放送、第5シリーズは全20話、2006年7月に放送、「百物語」は全10話、2010年5月に放送されている。

また、TVシリーズでは通し番号となる話数が付けられていて、劇場版の1話を4分割して再構成した99話が「第1話~第99話」となっていて、「第100話」は欠番、「百物語」は101話~110話とされている。

劇場版は、第1作が「怪談新耳袋劇場版」として2004年8月に劇場公開されている。(先に記したように、全8話のオムニバス作品である。)この中の1つの「視線」という物語には、銭形ーズの一人であるちゃん(堀北真希さん)が出演している。劇場版第2作は「怪談新耳袋 幽霊マンション」で、劇場公開は2005年8月。シリーズ初の長編作品であって、主演はちゃんこと黒川芽以さんでした。劇場版第3作は「怪談新耳袋 ノブヒロさん」で、2006年7月に劇場公開された。(主演は内山理名。)長編作品である。第4作の「怪談新耳袋 怪奇」は2010年9月の公開で、主演は真野恵里菜である。(「ツキモノ」と「ノゾミ」という2本の中編作品から成り立っている。)

それ以外の中編の6本はOV作品であって、2007年から2009年まで毎年2本ずつ製作され、DVD発売直前にBS-iで放送されている。(但し、2009年はBS-TBSに社名変更後である。)これらの6本は、それぞれ三次元の方向を表す「左右上下前後」というサブタイトルが付けられている。(但し、「前後」は「まえ」「うしろ」というひらがな表記となっているが、これは「前後」とすると「前編/後編」と混同されることを逃れるためではないかと思われる。)2007年の2本の「左右」の主演はちゃんこと小出早織さん(現在は「早織」に改名している。)、2008年の2本の「上下」の主演はちゃんこと大政絢ちゃん、2009年の2本の「まえ うしろ」の主演は山下リオである。

DVD」:「Digital Versatile Disc」の頭文字から取った名称で、光ディスクを用いた映像信号と音声信号をデジタル信号として記録、再生を行う映像の録画・再生装置のこと、またはそれに使用される光ディスクのことである。

現在でも「Digital Video Disc」と勘違いしている人が多いが、「V」は「映像」を表す「Visual」ではなくて、「用途の広い」と言う意味の「Versatile」である。開発段階では映像信号をデジタル記録する装置という位置づけだったため、「Digital Video Disc」という名前であったのだが、デジタル信号を記録するということは映像信号に限られることではなく、他の信号(例えば、音声信号、コンピューターのデータ、静止画データなど)の記録も可能であることから、「Video」が「用途の広い」と言う意味の「Versatile」に変更された。で、実際、コンピュータ・データの記録と言うことでも実用化された。

これはCDが開発当初は「Digital Audio Disc」(略して「DAD」)と呼ばれたが、その規格がCD方式に統一され、「CD」の名前で製品化されたが、そのCDフォーマットに於いて、音声信号以外の信号としてコンピューターのデータや静止画信号などの記録のために使用され、「CD-○○」というようないくつかの規格が生まれたという歴史から、1つの用途に限定しない名称に改めることが求められたためでもある。(CDはあくまでも「Digital Audio Disc」の規格の1つであったか、規格統一されて普及したことで、CDがDADに取って代わる名称になってしまった。尚、「CD」は「Compact Disc」の頭文字を取った略称である。→CDの開発当初では、直径12cmというものはコンパクトなものでもありました。)

使用される光ディスクのサイズは直径12cm、厚さは1.2mmあるため、物理的なサイズはCDと同一である。しかし、信号記録に用いるレーザーの波長、ピットのサイズなど、記録に関する規格は全く別物である。一番大きく異なっているのは、DVDのディスクは0.6mm厚のディスクを2枚貼り合わせているということである。信号面はディスク表面から0.6mmの厚さの所にくるため、両面ディスクも存在している。(CDは信号面から見て厚さ1.2mmの位置(レーベル面の直ぐ下)に信号面が位置しており、両面ディスクは不可能である。)→CDの開発時は手探り状態であったが、CDに於ける問題点や改善点が考慮されているためでもある。

また、DVDと言ってもいくつかの規格が存在していて、それらの間には互換性がない。(現在市場に出回っているディスク・ドライブは複数のフォーマットに対応したものである。)

市販ソフトとしては、映像信号を記録したDVD-Video、音声信号のみのDVD-Audioがある。前者は今ではVTR(ビデオテープ)に取って代わったが、後者はCDに取って代わるような状況にはなっていない。(CDの高音質化したフォーマットは、SACDという異なる方式もある。)記録できる規格としては、DVD-R、DVD+R、DVD-RW、DVD+RW、DVD-RAMの5つのフォーマットがある。-Rと+Rは1回のみ書き込みが可能なものであり、それ以外の3つは複数回の書き込み(書き込んだデータの消去も含む)が可能である。また、2層記録が可能な規格としてDVD-R DL、DVD+R DLがあるが、それぞれDVD-R、DVD+Rを発展させたものである。しかし、2層ということで2倍のデータ容量が記録できるのではない。これは1層目はレーザー光を全反射することがないようにするため(全反射してしまうと2層目が全く読み出せなくなってしまう。)記録密度を下げているためである。→BDではこの問題を解決しているため、2層のBD-R、BD-REは1層の2倍のデータ容量がある。

尚、普通に「DVD」と言うと、映像ソフトである「DVD-Video」のことを指す。(セルDVDとレンタルDVDがあるが、特にそこまでは特定されないが、レンタルDVDの場合は「レンタル」または「レンタルDVD」と呼ばれることもあるので、「DVD」と言うとセルDVDのビデオソフトのことを指すことが多いことになる。)

ビデオ」:本来は、電気信号による映像信号と音声信号を用いた映像装置のこと、若しくはそのシステムに於いて映像を現す信号のことを指す。

業務用ではテープを用いた録画装置(ビデオテープレコーダー、VTR)は早い時期に開発されていたが、一般家庭に普及するようになったのは'70年代終盤に規格化されたβマックスとVHSである。これは「ビデオテープ」と呼ばれるカセット式のテープを使用したものである。家庭用VTRが普及していくと、映像作品を市販ソフトとして発売されるようになり、更にはそのソフトを貸し出すという商売が行われるようになった。(これは、ビデオテープを用いたビデオソフトは高価であったため、大量に売れるというものではなかったためである。)有償で貸し出しされるビデオソフトは「レンタルビデオ」という名前で定着したことで、ビデオテープによる映像ソフトが一般的なものとなった。すると、「ビデオテープ」と呼ばれていたビデオカセットテープのことを省略して「ビデオ」と言うようになった。そして、ビデオソフトであれ、ブランクテープであれ、ビデオカセットのことを「ビデオ」と言う言い方が定着した。

この物語でも「ビデオ」と言っているが、ビデオソフトのことを指しているが、一般的な認識もその通りである。

英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語では「Video」(但し、発音は異なる。)、フランス語では「Vidéo」、ポルトガル語では「Vídeo」、中国語では「録像」と言う。

出演」:映画、テレビ、舞台などに出て演ずることを言う。(「演ずる」と言う所がポイントである。そのため、公開番組の観客席にいて、テレビに映っていたというのは「出演」とは言わない。)

英語では「Appearance」、ドイツ語では「Appearance」、フランス語では「Apparence」、イタリア語では「Aspetto」、スペイン語では「Apariencia」、ポルトガル語では「Aparecimento」、中国語では「演出」と言う。

六本木ヒルズ」:東京都港区六本木にある「六本木ヒルズ森タワー」という高層ビルを中心とした複合施設である。2003年4月に開業している。ショッピング・モール、賃貸オフィス、会員制文化施設、美術館(森アーツセンター)が入居している54階(地下6階)建ての高層ビルが中心であるが、それだけではなく、周辺までを含んでいる。(周辺のものとしてはテレビ朝日の本社ビルなどがある。)

尚、森タワーは開業して1年後の2004年4月に、正面入口にある回転ドアで児童の死亡事故が発生し、日本各地で回転式自動ドアで多くの事故が起こっていることが明らかになった。→不幸にも、犠牲者が出ないと日本では行政が動かないという悪しき慣例を象徴する事故になった。

とは言っても、東京の新しい観光スポットの一つとして、多くの観光客が集まる場所でもあって、その象徴的な場所でもある。

 

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怪談新耳袋 百物語 [DVD]

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