レベッカ『Ⅳ~Maybe Tomorrow』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは1985年に発表された彼らの4枚目のアルバムであり、かつ、初めてオリコンで1位を獲得して、彼らの名前を不動のものにした記念すべきアルバムである。また、前作から新体制となった彼らが認知されて出世作となったアルバムである。
収録曲は以下の全10曲である。『ホット・スパイス』『プライヴェート・ヒロイン』『コットン・タイム』『76thスター』『光と影の誘惑』『ボトムライン』『ガールズ・ブラボー!!』『フレンズ』『ロンドン・ボーイ』『Maybe Tomorrow』。
この中からは、本アルバムのリリースよりも3週間ほど先にリリースされたシングル『フレンズ』がオリコンで3位を記録する大ヒットとなった。また、シングルB面の『ガールズ・ブラボー!!』はドラマ主題歌として使用されたこともあって、お馴染みの曲となった。
お薦め曲は、彼らの代表曲の1つである『フレンズ』、ドラマ主題歌でお馴染みの『ガールズ・ブラボー!!』、更に、『プライヴェート・ヒロイン』『ボトムライン』『Maybe Tomorrow』という所をピックアップしておく。(『Maybe Tomorrowメ』はドラマ「恋する日曜日」の1st.シリーズ第23話で主題歌としても使われている。)
本アルバムの大ヒットによって、日本でもロック・バンドが市民権を得るようになったという功績のある彼らであるが、それだけではなく、ボーカルのNOKKOや中村あゆみ、浜田麻里という女性ロック・ボーカリストの台頭、更にはガールズ・バンドのブームに繋がることになったなど、レベッカは'80'sの日本のロックに大きな影響を与え、ムーブメントを生んだバンドであるだけに、'80'sの邦楽シーン(現在では「J-POP」で語られるが、彼らの活躍した当時のことを考えると「邦楽」と言った方があっている...)では忘れられないグループである。それだけに、彼らの出世作となった本アルバムは必聴のアルバムである。じっくりと堪能しましょう。
REBECCAIV~Maybe Tomorrow~(紙ジャケット仕様)
- アーティスト: レベッカ
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2007/09/19
- メディア: CD
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