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ケータイ刑事銭形海4話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形海」の第4話「炎天下の殺意! ~渚のお嬢様殺人事件」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、冒頭でのちゃんと高村さんのやりとりに出てきた事柄から「アイスクリーム」について、「じゃんけん」について、高村さんが口にした「アイスマン」について、ちゃんが口にした「氷像」について、高村さんにアイスクリームを食べられてしまったことで冷たいこれを送っていたことから「視線」について記します。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/4/27付です。

アイスクリーム」:氷菓子の一つであって、牛乳を主原料とし、鶏卵、佐藤などを混ぜ、よく撹拌して、空気を含ませて凍らせたものである。尚、-10゜C以下で固く凍らせた「ハードアイスクリーム」(一般的には「アイスクリーム」と呼んでいるものである。)と、-3゜C付近で半凍結させた「ソフトクリーム」と呼ばれるものとがある。(基本的にこれらは原料や製造工程は同じであるが、温度が異なることで食感が全く違うものになる。)尚、「ソフトクリーム」は和製英語である。(英語では「Soft Ice-Cream」または「Soft Serve Ice Cream」と言う。)

尚、日本では乳固形分15%以上、乳脂肪分が8%以上含んでいるものとされていて、それよりも乳脂肪分が少ないものとして「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓子」とは区別されている。(「アイスミルク」は乳固形分10%以上、乳脂肪分3%以上、「ラクトアイス」は乳固形分3%以上、「氷菓子」はそれ以外のものである。)

また、アイスクリームは食品であるが、世界的に賞味期限や消費期限は無い。これは、アイスクリームの保存は-18゜C以下で行うということが前提になっており、この温度では細菌等の繁殖もなく、この状態で保存していれば変質しないためである。(極端な話、10年、20年前に製造されたものであっても、品質的に劣化していないので、安心して食べることが出来る。)但し、一時的に温度が上がって、一度溶けたものであれば、その後再び-18゜C以下で保存していてもその限りではなくなる。

日本では、1869年に横浜で初めて発売された。但し、余りにも高価なものであったため、全く普及することはなかった。一方、ソフトクリームの発売は1951年に、当時の占領軍のアメリカ軍がアメリカ独立記念日を祝ってソフトクリームの店を立ち上げたことがきっかけで広く普及することになった。

「アイスクリーム」をはじめとして「ソフトクリーム」「氷菓子」「氷菓」「アイスキャンデー」などは全て夏の季語である。(最近では、夏に限らず年中を通して販売されるようになっていますが...)また、英語では「Ice Cream」、ドイツ語では「Eis」、フランス語では「Glace」、イタリア語では「Gelato」、スペイン語では「Helado」、ポルトガル語では「Sorvete」、中国語では「冰淇淋」と言う。

じゃんけん」:石/紙/ハサミの3つで三すくみとなる3つで勝負をつける遊びであって、片手でその3つのいずれかを作り、勝負する人が同時にそれを出すことで勝敗を決めるものである。道具を使用せずに、簡単に勝負を付けることが出来るものであるため、日頃からよく利用されている遊びである。尚、「じゃんけん」の「けん」は「拳」である。

基本的には、石/紙/ハサミのいずれかを出すことで、勝負を付けるものであるが、変形したもののとして、大人数で行う場合に、3つの中で最も多いものが勝ちにする場合などもある。

大人数であっても比較的簡単に勝負を付けることができるだけに、ちょっとしたことでもこれで勝負をすることがある。

この物語では、ちゃんと高村さんで、アイスクリームの所有権を巡って勝負していたが、こういう勝負というのは日常、何処にでもあることであって、当たり前のようにじゃんけんが用いられている。

尚、現在行われている「じゃんけん」という遊びは、江戸時代末期ごろになって生まれたものであって、比較的歴史は浅いものである。但し、それ以前は「三すくみ拳」と呼ばれるものがあった。(石/紙/ハサミではなく、蛇/蛙/ナメクジの3つで、三すくみになっていて、3本の指にこれらを当てはめて、同時に出す指で勝敗を決めていた。→「じゃんけん」とルールは基本的に同じである。)これが「石/紙/ハサミ」に変わって現在のじゃんけんになったとされている。

世界でも現在では「じゃんけん」が知られるようになっているが、アジアでは古くから「じゃんけん」と同等の三すくみによるものがいくつかある。(基本的にルールは同じであるが、3つのものが異なっている。)

英語では「Rock, Paper, Scissors」、ドイツ語では「Stein, Papier, die Schere,」、フランス語では「Balance, Tapisse, Ciseaux」、イタリア語では「Culla, Tappezza, Forbici」、スペイン語では「Mece, Empapela, Tijeras」、ポルトガル語では「Balance, Empapele, Tesouras」、中国語では「猜拳」と言う。

アイスマン」:1991年にオーストリアとイタリアの国境付近のアルプス山中で(偶然)発見された紀元前3300年頃の新石器時代マ末期の男性の氷漬けになった遺体(ミイラ)の愛称である。発見された場所から「エッツィ」という名付けられた。

氷漬けになったことで遺体の保存状態が良かったため、当時の標準的な装備を身につけていたことから、当時を知る上でも貴重な資料にもなっている。

英語では「Ötzi The Iceman」、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語では「Ötzi」、イタリア語では「Mummia del Similaun」、中国語では「冰人奧茨」と言う。

氷像」:氷で出来た彫像のことである。(桒折を使ったものであるため、雪を集めて作ったものは含まないのが基本である。→雪で作ったものは「雪像」と言って区別される。)有名なものは「さっぽろ雪まつり」(すすきの会場を中心にして展示される。)に展示される大きなものがあって、これは全国的に有名である。(特に断り無しに「氷像」と言うと、一般的にこのことを指している。)

また、「さっぽろ雪まつり」以外の祭典でも、特に冬場のものでは、氷像が展示されることは、比較的良くあることである。(日本だけでなく、雪山などを会場としたものであれば、欧州や北米などでも比較的見られる。)

それ以外の「氷像」としては、パーティ会場などに設置されることがある氷の固まりを素材とした彫刻が展示されることがある。但し、時間と共に融けてしまうことになる。→夏のパーティでは、涼をイメージするものとして時々展示されるようですね。また、冬場でも室内に展示した場合では室温で融けてしまうしまうのは変わりない。そのため、(屋内の)パーティに展示されるものは、その場限りのものになってしまうため、「消えて無くなるはかないもの」という意味で、そのような意味合いを持たせて展示されることもある。

この物語ではちゃんは「さっぽろ雪まつりの」と言っていたが、を演じる大政絢は北海道出身であるということを考えると、実に上手く云わせたものである。

英語では「Ice Image」、ドイツ語では「Friere Bild Ein」、フランス語では「Congèle l'image」、イタリア語では「Immagine di Ghiaccio」、スペイン語では「Hiela la Imagen」、ポルトガル語では「Imagem de Gelo」、中国語では「冰像」と言う。

視線」:目が見ている方向のこと、目で見ている方向のこと手を言う。また、「眼差し」や「目つき」のこともこのように言う。(この物語では後者と言うことになる。)

英語では「Eyes」、ドイツ語では「Augen」、フランス語では「Yeux」、イタリア語では「Occhi」、スペイン語では「Ojos」、ポルトガル語では「Olhos」、中国語では「視線」と言う。

 

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