和田アキ子『和田アキ子ベスト・ヒット』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは2005年にリリースされたベスト盤である。内容の方は充実しており、収録時間も約74分ということで、1枚もののベスト盤ということでは二重丸と言って良いベスト盤である。(本ベスト盤以上のものを望むならば、少なくとも1枚ものではなく、複数枚のセットのものや全曲集ということになる。)
収録曲は以下の全20曲である。『星空の孤独』『どしゃぶりの雨の中で』『その時わたしに何が起ったの?』『笑って許して』『天使になれない』『あの鐘を鳴らすのはあなた』『夏の夜のサンバ』『古い日記』『コーラスガール』『だってしょうがないじゃない』『今あなたにうたいたい』『抱かれ上手』『Everybody Shake』『ラストシーンに戻りたい』『トゥモロー ~ジョージアで行きましょう編~』『ルンバでブンブン』『タイガー&ドラゴン』『旅立ちのうた』『愚かな女たち』『生きる』。
デビュー曲から'70年代の曲が半数で、その期間の主だった曲は抑えられているということで、どちらかというとキャリアの亜歳時期の楽曲が中心となっているが、代表的な曲はしっかりと収録されているので、特に不満となることはない。(強いて言うと、'80年代の曲が少ないと言ったところですかね...)
彼女というと、やはりタレントとしての存在感が抜群であって、現在では歌手としてよりもタレントとして知られているが、彼女のパワフルで熱唱している迫力あるボーカルは、並のシンガーには出来ない迫力と上手さのある所でもある。それだけに、じっくりと聴いてみるというのも宜しいかと。すると、タレントとしてではない歌手としての、イメージとは違う彼女の世界を堪能することも出来るでしょうから...
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