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ケータイ刑事銭形海10話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形海」の第10話「BS初! ついに舞台だ! ~超豪華!演劇者殺人事件・混迷編」の裏ネタ編・増補の3回目となる今回は、この物語で出てきたクイーンの台詞から「時計」について、「(時計の)針」について、「時間」について、「思い出」について、「残酷」について記します。尚、「時計」は「・1話[裏ネタ編]PART 8」で、「時間」は「・23話[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/6/8付です。

時計」:時刻を表示する装置、または時間の長さを測定する装置のことである。(前者は普通の「時計」であるが、後者は「ストップウォッチ」などが含まれることになる。現在、デジタル時計では、ストップウォッチ機能は当たり前のように搭載されているので、デジタル時計であれば両者の機能を有している装置と言うことになる。)

人間が使用する道具としては比較的古い時代からあるものである。但し、機械式の時を刻む時計が登場したのは14世紀ということで、比較的新しいことになる。紀元前の時代では、時刻を知るのには日時計が、時間を計るのには水時計や砂時計が用いられていたが、現在の時計のように分秒単位の細かい時間までは当然知ることは出来ない装置であった。また、日時計は日中で、しかも太陽が出ていないと使えないものであるため、いつでも使えるというものではなかった。(但し、分秒単位までの細かい時間まで必要という訳では無かったですが...)

14世紀になって、棒テンプを用いた機械式時計が開発されて、ここから機械式時計の歴史が始まっていく。但し、当時のものは携帯できるような小さなものではなく、大きさも大きかったことで、何処かに固定して使用するものであった。

次に大きな進歩があったのは、16世紀初頭になってゼンマイが発明されたことで、ゼンマイを動力に用いた携帯式の時計が誕生した。更に16世紀終盤には、ガリレオ・ガリレイが振り子時計を思いつき、17世紀中盤に振り子時計が登場する。また、この頃にはひげゼンマイを用いた懐中時計が登場している。

20世紀後半になって、トランジスタ時計、音叉時計などが登場して精度が更に上がったが、水晶振動子を使ったクォーツ時計が登場したことで、時計の主流はクォーツ時計になった。(安価で精度が高いと言うことがその理由である。)また、超高精度な時計としては原子時計が登場しているが、これは一般人が使えるような値段ではない。

時計が産業として発展するのは産業革命以後であって、精度の向上とデザイン的な追求が進んで行くことになる。特に精度と言うことではスイスの精密な時計が有名となり、その精密さは世界をリードすることになる。20世紀前半は「時計というとスイス」という時代を迎えることになる。しかしクォーツ時計の登場によって、正確さということではこちらが上になり、しかも安価に製造できることから、スイス時計は嗜好品、実用品はクォーツを使った日本製時計、という時代になる。

そして1970年代後半には、これまでのアナログ時計と異なる数字を表示するデジタル時計が登場し、更にIC化などの高集積化が進んで安価な(デジタル)時計が大量生産されるようになり、実用的な時計はデジタル時計となる。しかし、余りにも安価になったこと、嗜好品としての遊びが無いことなどから、実用面では従来のものであるアナログ時計が復権することになった。しかし、現在では携帯電話の普及で携帯式時計(腕時計や懐中時計)の需要は縮小している。(時刻表示という実用面では携帯電話で十分ですし...)

しかし、アナログ時計は世界的に浸透したこともあって、時刻表示の針の回転方向を表す「時計回り/反時計回り」という言葉は世界的に共通概念として定着している。→この言葉を理解するには、やはりアナログ時計が必要となりますね...

英語では「Clock」と言うが、腕時計や懐中時計のような携帯式の時計は「Watck」と言う。また、ドイツ語では「Uhr」、フランス語では「Pendule」、イタリア語では「Orologio」、スペイン語では「Reloj」、ポルトガル語では「Relógio」、中国語では「時鐘」と言う。

(時計の)針」:アナログ式の時計で時間を表示するためのものである。文字盤に刻まれたメモリを指すことで時間を表示する。

アナログ式の時計では、時間、分、秒を現すそれぞれの針がある。(一部には秒を現す針がないものもある。)時間を表すものは1周で12時間であって、長さの短い針(「短針」と呼ぶ)が現し、分は1周で60分(=1時間)であって、長さの長い針(「長針」と呼ぶ)が現す。また、秒を現す針は「秒針」と呼ばれ、1周で60秒(=1分)であって、分針よりも幅の細い針が現す。(分針と色を変えるなどをして、区別しているものもある。)尚、3本の針は同軸に配置されているものと、それぞれがバラバラに独立しているもの(そういう時計を「レギュレータ」と言う。)とがある。

時計の針とそれぞれの針が表示するもの、また、針の回転方向は世界共通であるため、特に時間を表す短針の位置で、12時を北にして、「○時の方向」という言い方も定着している。また、時計の針の回転する方向も同じであるため、回転するものの回転方向を現す言い方として「時計回り/反時計回り」という言い方も定着している。

英語では「The Needle of a Clock 」と言うが「Hand on the Watch」という言い方もある。また、ドイツ語では「Hand in der Armbanduhr」、フランス語では「Passe la Montre」、イタリア語では「Da' sull'orologio」、スペイン語では「Pasa el Reloj」、ポルトガル語では「Passe o Relógio」、中国語では「表的針」と言う。

時間」:一般的には、時の流れの2点間の長さのこと、またはその時点のことを指し、「時刻」と同義で使われることが多い。または、時間の単位であって、60分を1つの単位とする単位のことでもある。(60分=1時間、1日=24時間、の時間単位の「時間」のことである。)

前者の意味は英語では「Time」、ドイツ語では「Zeit」、フランス語では「Temps」、イタリア語では「Tempo」、スペイン語では「Tiempo」、ポルトガル語では「Tempo」、中国語では「時間と言い、後者の意味は英語では「Hour」、ドイツ語では「Stunde」、フランス語では「Heure」、イタリア語では「Ora」、スペイン語、ポルトガル語では「Hora」、中国語では「小時」と言う。(特に後者の方は「分」、英語、ドイツ語、フランス語では「Minute」(但し、発音はそれぞれ異なる)、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Minuto」(但し発音は異なる)と共に、海外旅行に行く際には覚えておくべき単語である。)

それ以外では、哲学の世界での「時間」や、物理学に於ける「時間」がそれぞれ定義されている。その中でも哲学の世界に出てくる「時間」では基本的な定義がされている。(過去から未来への不可逆的な方向を持ち、無限に連続しているものである。また、空間と共に世界の基本的な枠組みを作るものである。)また、哲学的な「時間」の考えは、宗教の世界にとも繋がっていて、様々な考えに発展している。(抽象的なことは、記し始めたらきりがないので、ここでは省略します。)

一方、物理学では現象の経過を記述するために導入される量であって、時間の一様性という基本の元に各種法則が適用され、また成立している。則ち、物理学では学問の根幹を成している量ということであって、この根底(時間は一様に流れていく)の上に成り立っている。

現在、一般的に「時間」と言うと、時の流れの2点間の長さのこと、則ち、「所用時間」や「経過時間」のことを指すか、その時点の「現在時刻」のことを指すのが一般的である。

尚、時間は過去から未来への一方向の流れしかなく、過去に遡ることは現実世界では不可能である。(四次元世界では理論的には可能であるが、その方法は「?」である。)但し、小説などの架空の世界では、「タイムマシン」という時間を自由に行き来する装置が当たり前のようにあって、これを用いることで自由に過去や未来を行き来することが可能になっている。→相対性理論で述べられているように、光速に近い速度で移動する移動体の中にいると、時間の流がゆっくりになるため、時間軸上では未来の世界に移動したことになる。(その逆方向への移動は不可能である。)

また、時間の経過する速度は、物理学の世界では一定であるが、人間が感じる時間は一定ではない。気分的なことで早く感じたり、ゆっくり感じたりする。また、一般的に、加齢と共に時間が早く流れるように感じるというのが一般的である。→体感と実際の時間とは一致しないものである。

思い出」:以前にあった事柄、出来事の中で、深く心に残っていることが思い出されること、若しくはその事柄のこと、或いは思い出して楽しくなる事柄のことである。

「思い出」と記すのが一般的であるが、「想い出」という表記も使われる。

尚、この言葉は「おもひづ」の連用形から生まれた名詞である。

英語では「Memory」、ドイツ語では「Gedächtnis」、フランス語では「Mémoire」、イタリア語では「Memoria」、スペイン語では「Memoria」、ポルトガル語では「Memória」、中国語では「回憶」と言う。

残酷」:「残刻」という表記もあるが、普通は「残酷」と表記する。厳しく無慈悲なこと、惨たらしいこと、残忍なこと、非情なことを言う。
人に対して言う場合と、物事に対して言う場合とがあるが、基本的に意味が変わることはない。

英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語では「Cruel」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Grausam」、イタリア語では「Crudele」、中国語では「殘酷」と言う。

 

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