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BARBRA STREISAND『PEOPLE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1964年9月に発表された彼女の4枚目のアルバムである。(月まで記したのは、同年2月に3枚目のアルバムを発表しているためでもある。)本アルバムは彼女のアルバムとして初めて全米No.1の座を獲得したアルバムである。(これまでに7枚の全米No.1アルバムを生んでいる。)過去3枚のアルバムも全て全米TOP 10入りを果たしていたとはいうものの、やはり彼女にとっても記念すべきアルバムとなり、同時に初めてのプラチナ・ディスクとなったアルバムにもなった。チャートの方はBillboardで5週連続1位となり、1965年の年間アルバム・チャートでも19位にランクインしている。

収録曲は、オリジナル盤では全12曲であったが、2002年に再発された時に1曲のボーナス・トラックが追加されて全13曲になった。収録曲は以下の通りである。『Absent Minded Me』『When In Rome (I Do As The Roman's Do)』『Fine And Dandy』『Supper Time』『Will He Like Me』『How Does The Wine Taste?』『I'm All Smiles』『Autumn』『My Lord And Master』『Love Is A Bone』『Don't Like Goodbyes』『People』。(以下、ボーナス・トラック)『I Am Woman』。

この中からシングル・カットされたのは『People』である。Billboardで5位を記録する大ヒットになり、1964年の年間シングル・チャートでも11位にランクインし、カナダでも最高位19位を記録している。また、このシングルのB面曲だった『I Am Woman』も後にA面としてシングル・リリースされて、最高位114位を記録している。

お薦め曲は、アルバム・タイトル・ナンバーでもあり、シングル・ヒットを記録している『People』、更に『When In Rome (I Do As The Roman's Do)』『Supper Time』『I'm All Smiles』『Autumn』『Don't Like Goodbyes』という所をピックアップしておく。

『People』という曲は、彼女主演の舞台「ファニー・ガール」の曲であって、その曲を中心とした本アルバムは、言ってみればヒットを記録して当たり前ということにもなる。ということでは、全米No.1アルバムとなったのも予定通りだったと言っても良い。が、それだけ期待の大きいアルバムである本作は、その期待に十分に応えることが出来たアルバムになったからこそ、全米No.1の座も獲得したと言っても良い。実際、彼女の美しいボーカルをたっぷりと堪能できる内容となっていて、ボーカルがお好きな方であれば、うっとりとなるだけの出来である。

ということで、彼女の初期作品の一つとして流されてしまう所もあるが、間違いなく内容のあるアルバムとして仕上がっていて、彼女のキャリアでも記念となる作品でもあるだけに、じっくりと聴いて、彼女の美しい歌声を楽しみましょう!!

 

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  • 出版社/メーカー: Sbme Special Mkts.
  • 発売日: 2001/01/29
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