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ケータイ刑事銭形海16話(2nd.3話)[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形海」の第16話(2nd.3話)「キミは超能力を信じるか? ~テレポーテーション殺人事件」の裏ネタ編・増補は今回限りとなります。で、ほたるがこれで自殺していたことから「カミソリ」について、これによってちゃんは疑問を持ったことから「利き手」について、犯人にはこれがいたことから「瓜二つ」について、「双子」について、これが決め手となったことから「指紋」について記します。尚、「利き手」は「・15話[裏ネタ編]PART 4」で、「瓜二つ」は「・21話(2nd.8話)[裏ネタ編]PART 3」で、「双子」は「・16話(2nd.3話)[裏ネタ編]PART 9」で、「指紋」は「舞・2話[裏ネタ編]PART 7」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/7/20付です。

カミソリ」:漢字では「剃刀」と記す。頭髪や髭などを剃るのに用いる鋭利な刃物の総称である。大別すると、刃物であるもの(日本かみそり、西洋かみそり、安全かみそり)と、「シェーバー」と呼ばれる電動式の「電気かみそり」とがある。

歴史は古く、石器時代からカミソリは存在していたことが確認されている。(但し、当時のものは、石器や動物の歯などを加工したものであって、金属製のものではない。)尚、金属製のものは紀元前数世紀のエジプトで使用されていたことが分かっている。

現在でも使用されている形のものとしては、18世紀のイギリスで発明された西洋かみそり(刃を砥ぐために専用の砥石が必要なもの。)があるが、これは刃物そのままであって危険であるということもあって、19世紀末にアメリカのジレットが発明した「安全かみそり」を生むことになった。ただ、理髪店では広く使用されているものである。また、日本かみそりは片刃で刀の技術から派生して日本独自に生まれたものであって、柄と一体化した片刃のものである。(カッターナイフが発明されるまでは紙を切る道具としても使われていたものでもある。やはり、一部の理髪店では使用していたものでもある。)

電気かみそりは20世紀になってから生まれたものであって、1931年にシックによって考案されたものである。(但し、広く普及するのは戦後になってからである。)

現在では、安価な「安全カミソリ」と「電気かみそり」とが広く普及している。(世代によって、安全かみそりと電気かみそりの需要差があるようです。)尚、病院に入院する際には電気かみそりが推奨される。

英語では「Razor」、ドイツ語では「Rasierapparat」、フランス語では「Rasoir」、イタリア語では「Rasoio」、スペイン語では「Navaja de Afeitar」、ポルトガル語では「Navalha」、中国語では「剃刀」と言う。

利き手」:「利き腕」と言われることもある。先天的なものであって、生まれながらに左右のどちらかの手が利き手になっているものである。物事を行う際、自発的に使う傾向の多い左右いずれかの手のことてあって、右手を使う人を「右利き」、左手を使う人を「左利き」と言う。人間の場合は一般に「右利き」の人の方が多い。

また、利き手は反射などでとっさに出る手でもあり、一般には「字を書く手」「箸を持つ手」などと言われるが、厳密にはこれらではない。(字や箸は訓練によって体が覚えることであって、反射で出る手とは一致しないこともある。)また、歴史的に字を書く手や箸を持つ手は右手とされてきたこともあって、実際は左利きの人でも訓練(「矯正」と言う)によって右手で行うようにしたというのが一般的である。→子供の頃に訓練をすれば、左右で同じように字を書くことが出来るようになったりする。(所謂「両利き」と呼ばれる人となる。)

人間が開発してきた道具というのは、大部分が右利きの人が使うということが前提となって作られたものである。最近でこそ、左利き用の道具(例えば「包丁」「はさみ」「きゅうす」などが有名。)も作られているが、人類の歴史に於いては、全ては右利きが優先されてきた。

英語では「Dominant Hand」、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「handedness」(但し、発音は異なる。)、中国語では「好使的手」と言う。

瓜二つ」:顔形がソックリで、見分けがつかないほどよく似ていることを例えた言い方(慣用句)である。主に、兄弟/姉妹の場合で顔形が似ている場合に対して用いる言葉である。また、親子の場合では「生き写し」という言葉が使われることもある。(赤の他人の場合でも「瓜二つ」と言われることがあるが、「他人のそら似」と言うこともある。)

ちなみに、一卵性双生児であれば「瓜二つ」と言う言葉がピッタリということになるが、二卵性双生児の場合は似ていない場合もあり得るので、全ての双子の対して「瓜二つ」という言い方が当てはまると言うことは言えない。

「瓜」とは瓜の実(果実)のことであるが、それ以外にもキュウリ、白瓜、スイカ、ヘチマ、カボチャ、ユウガオなどの総称でもある。これらの実(果実)を縦に二つに割った場合、2つの瓜の形が全く同じ形をしていることに由来した慣用句である。

英語では「As An Egg To Another」や「Like Two Peas in a Pod」という言い方がある。また、ドイツ語では「Wie zwei Erbsen in Einer Schote」、フランス語では「Comme Deux pois dans une Cosse」、イタリア語では「Come due Piselli in un Bacello」、スペイン語では「Como dos Guisantes en una Vaina」、ポルトガル語では「Como Duas Ervilhas em uma Vagem」、中国語では「很相似」と言う。

双子」:多胎児の1つの例であって、同じ母から1回の分娩で2人生まれた子供のことをいう。「双生児」という言い方が一般的であるが、「双子」は砕けた言い方となるが、一般的にこのように言われている。(尚、三つ子、四つ子、五つ子、…、も「多胎児」である。)多胎児では双子(双生児)が生まれることが最も多い。

尚、出産の時、2人は数分程度の時間差で産まれる事が最も多いが、時には数時間から数十日の間隔をおいて生まれる場合もある希だがある。(これらでは一度の分娩で2人が生まれずに2度の分娩と言うことになるが、それでも「双生児」と呼ぶ。)この場合、双生児であっても、誕生日が別の日になるという超レアなことが起こることになる。(数分の差で生まれる場合でも、日付が変わる時刻を跨いで生まれるといケースもありますが...)

双生児には、一卵性双生児と二卵性双生児がある。これは、母親が受胎した時の受精卵の数によって決まる。前者は普通の妊娠と同様に1つの卵子から2人が生まれた場合である。(何らかの影響で、1つの受精卵が2つに分かれ、それから細胞分裂を初めて2人の胎児に成長するものである。)この場合は、生まれてくる2人の子供は必ず同性となり、外見はとても似ている。一方、二卵性双生児の場合は一度に2個の卵子が排卵され、それぞれが受精卵となって発育したものである。この場合は2人の子供は同性となる場合と異性になる場合とがある。(早い話、2個の卵子がそれぞれ受精卵となるのであり、別々に2人が生まれるのと基本的に同じである。)よって、似ていると言っても普通の兄弟姉妹程度のであり、そっくりということはまず無い。

ちなみに、一卵性双生児は1000回のお産で4回程度の頻度で、二卵性双生児は1000回のお産で6回程度(合計すると1000回に10回、すなわち約1%の確率となる。)生まれるとされている。→二卵性の方が実は多いのである。(最も多いのは二卵性双生児で、男女が1人ずつ生まれるというものである。)

また、双子が生まれる確率(一卵性と二卵性の両方を足し合わせた数値である。)は人類では平均すると1%程度であるが、人種によって発生確率は異なっている。黒人では約70回のお産で1回程度、白人は約90回のお産で1回、日本人は約150回に1回程度とされている。→近年では排卵誘発剤を使ったり、体外受精によって受精させることがあるが、そういうものを利用しない場合の確率である。(双子は偶然によって生まれるということである。)

英語では「Twins」、ドイツ語では「Zwillinge」、フランス語では「Jumeaux」、イタリア語では「Gemelli」、スペイン語では「Gemelos」、ポルトガル語では「Gêmeos」、中国語では「雙生子」と言う。

指紋」:指の端部の腹部にある皮膚のしわのこと、若しくはそのしわによって作られる模様が物体の表面に付いた跡のことである。尚、基本的には手指の第一関節の腹面の隆起した線によって出来る紋様のことを言うが、足の指にある皮膚のしわも同様に指紋と言う。(特徴も手指の場合と同じである。)

指紋は大別すると3種類のものに分けられる。その3つとは、「弓状紋」「渦状紋」「蹄状紋」である。順に、弓の形のような紋様、渦状の紋様、蹄状の紋様である。また、この3つに属さない形状のものは全て「変体紋」と呼ばれることになっているが、「変体紋」に分けられることは極めて珍しいことであって、3つに殆どが分類出来る。→日本人の指紋を統計的に調べると、約5割が渦状紋、4割が蹄状紋、残り1割が弓状紋と言われている。(「変体紋」は殆ど存在しない。)

指紋の形状は人によって異なり、例え一卵性双生児であっても、指紋は異なっている。また、同じ人であっても、指の1本1本の紋様は全て異なっている。(当然、左右の手の指10本の指紋だけでなく、左右両脚の10本の指、合計20本の指紋も全て異なっている。)また、指紋はその人の一生において不変であるという特徴がある。

これらのことから、同じ模様の指紋が(基本的に)存在しないことになる。(これは確率論から導き出されることである。)現在生きている人の間では、同じ指紋を持つ人が存在する確率は0に限りなく近いとされている。(但し、その確率は0ではない。)また、これも確率論であるが、過去に生存した全ての人類の中で同じ指紋を持った人が存在する確率は、現在生存する人の中での確率よりも大きくなるが、それでもやはり0に近い値である。ちなみに、紀元前5000年頃から現在までの約7000年の間に生きた全ての人間の数は約350億人とされていて、現在の地球の人口(約70億人)の5倍程度である。→人の数が増えると、同じ指紋を持った人が存在する確率は数学的には大きくなるものの、それでも1桁も増大するものでもない。ということから、現代では指紋は個人識別の根拠として利用されている。

個人識別の根拠とされることから、犯罪捜査に於いても広く利用されている。ちなみに、日本で犯罪捜査に指紋が採用されたのは1911年のことである。歴史を紐解くと、1908年に「指紋は一人一人異なること」「個人識別に有用である」ということが報告されたのを受けて、犯罪捜査に利用する体制を整え、1911年に警視庁が最初に指紋制度を採用した。しかし、日本に於いては、江戸時代には拇印が署名・捺印として使用されていたという歴史がある。江戸時代の当時では科学的な検証は行われていないが、拇印が個人識別のために利用できるということを経験上知っていたことになる。(個人の識別が出来ない、則ち、同じ指紋があることが分かっていれば、署名・捺印に用いたら混乱をきたすことになるのは容易に分かることである。)1911年の警視庁での採用は、経験上ではなくて科学的に指紋が個人識別に有用であって信頼できるということが明らかになったために採用されたのであるが、「経験上」と「科学的」ではそれだけ重みが違うということでもある。

尚、指紋は遺伝形質である(親子それぞれの紋様は異なるが、紋様の特徴は遺伝されるため、似ることになる。)ことから、親子鑑定を行う場合にも利用されている。(但し、親子鑑定の場合は、指紋だけでの判定は行わず、その際の「指紋」はあくまでも参考資料の一つでしかない。)

英語では「Fingerprint」、ドイツ語では「Fingerabdruck」、フランス語では「Empreinte Digitale」、イタリア語では「Impronta Digitale」、スペイン語では「Huella Dactilar」、ポルトガル語では「Impressão Digital」、中国語では「指紋」と言う。

 

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