ケータイ刑事銭形海18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]
「銭形海」の第18話(2nd.5話)「おしどり夫婦の悲劇!? ~立てこもり殺人事件」の裏ネタ編・増補の4回目となる今回は、事件解決後に海ちゃんがおしどりについて話していた事柄から、「オス」について、「メス」について、「本能」について、「雛」について、「ペア」について記します。尚、「ペア」は「命・11話[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/8/3付です。
「オス」:動物の性別の一つであって、動物の場合は精巣を有するもの、植物では雄蘂だけを有するもののことである。(人間では「男」が該当することになる。)また、2つのものが対になった物品(凸凹があるもの)では凸のもののことをいう。(コンセントに差し込む方などが該当する。)
漢字では「雄」または「牡」という表記がされ、記号では「♂」が用いられる。
英語では「Male」、ドイツ語では「Männlich」、フランス語では「Mâle」、イタリア語では「Maschio」、スペイン語では「Varón」、ポルトガル語では「Macho」、中国語では「雄」と言う。
「メス」:動物の性別の一つであって、動物の場合は子供を産んだり、卵を産むもの、植物では雌蘂を有するもののことである。(人間では「女」が該当することになる。)また、2つのものが対になった物品(凸凹があるもの)では凹のもののことをいう。(プラグを差し込む各種ジャックなどが該当する。)
漢字では「雌」または「牝」という表記がされ、記号では「♀」が用いられる。
英語では「Female」、ドイツ語では「Weiblich」、フランス語では「Femme」、イタリア語では「Femmina」、スペイン語では「Hembra」、ポルトガル語では「Feminino」、中国語では「雌」と言う。
「本能」:動物が生まれつき持っていると考えられている行動様式や能力、性質のことである。または、その動物が外囲の変化に対して行う生得的でその種に特有な反応形式のことを指す。これには経験や学習という要素が全く含まれずに行われるものである。(反射や走性と比べると、より複雑な運動パターンを示すものである。)
これに関しては、W・ジェームズやマクドゥーガルという学者たちが定義し、分類しているが、現在ではそれらは存在は否定されている。(生物学では「衝動」「生得的行動」という言葉が用いられていて、「本能」「本能行動」という言葉は使われていない。)そして、心理学に於いて、ある種の方の行動を記述する便宜的な奇術概念として用いられている。
英語、フランス語では「Instinct」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Instinkt」、イタリア語では「Istinto」、スペイン語、ポルトガル語では「Instinto」(但し、発音は異なる。)、中国語では「本能」と言う。
「雛」:孵化して間もない鳥の子供のことである。「ひよこ」「ひなどり」という言い方もある。尚、「ひよこ」は一般的にニワトリの子供のことを指すが、「ひよこ」を漢字で書くと「雛」と記すことになる。(「ひよこ」も「雛(ひな)」の一つである。)
または、「小さい」「愛らしい」という意味の言葉として使われ、特に女児などの玩具とする小さい人形のこと(古語では「ひひな」と呼ばれた。)も指す。紙、または土で作られた人形であって、これに着物を着せ、女児が遊びに使った。平安時代に生まれたものであるが、当時は「立ち雛」であったが、室町時代になると「座り雛」が登場し、江戸時代中期以降になって現在の雛人形が登場している。
この物語では、言うまでも無く、鳥の子供のことの意味である。
英語では「Young Bird」、ドイツ語では「Junger Vogel」、フランス語では「Oisillon」、イタリア語では「Giovane Uccello」、スペイン語では「Pájaro Joven」、ポルトガル語では「Pássaro Jovem」、中国語では「雛」と言う。
「ペア」:2人からなる一組のことである。または対になった2つで1つのものとなる物のことである。尚、2人組の場合で「ペア」というのは、基本的には男女一人ずつの二人一組となったものを指し、男同士、又は女同士の場合には用いないのが一般的である。また、動物の場合でも同様で、雄と雌で一組となったものを指し、同性同士の場合は「ペア」とは言わない。
二人組ということでは、「コンビ」「デュオ」「相棒」という言い方もあるが、それらの言葉では性別に関しては特に問うことが無いため、男同士のコンビ、女同士のデュオなどもあるが、同性の2人のペアというような言い方は一般的には行われない。そのため「ペア」は異性の2人組ということになり、「夫婦」や「恋人」という二人組のことを意味する場合もある。→「ペアルック」と言うのは基本的に恋人同士で揃いの服を着ることを言うが、「ペア」というのが男女ということからきている言葉でもある。(「コンビ・ルック」とか「デュオ・ルック」とは言わない。)
英語では「Pair」というが、英語にはこれとは異なる綴りで同じ発音をする言葉がある。(日本語としてカタカナ表記をしたら、いずれもが「ペア」となる。)それらは「Pear」と「Pare」である。「Pear」は西洋梨(洋梨)のことであって、「Pare」は「皮を剥く」「切り取る」「切り詰める」という意味である。(男女の)二人組ということで「ペア」という英単語を使う場合は「Pair」であるが、くれぐれも間違えないようにしましょう。また、ドイツ語では「Paar」、フランス語では「Paire」、イタリア語では「Paio」、スペイン語、ポルトガル語では「Par」(但し、発音は異なる。)、中国語では「一雙」と言う。
ペアで覚えるいろいろなことば―初・中級学習者のための連語の整理
- 作者: 秋元 美晴
- 出版社/メーカー: 武蔵野書院
- 発売日: 1996/03
- メディア: 単行本
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