ケータイ刑事銭形舞13話[裏ネタ編]PART 11 [ケータイ刑事]
「銭形舞」の第13話「しりとり連続殺人事件」の「裏ネタ編」の再増補は今回限りとなります。(則ち「銭形舞」については幕ということです。)で、舞ちゃんが事件を解くヒントになったものから「シーツ」について、「ウォーターベッド」について、「氷」について、五代さんは毒をこれだけ飲んだことから「致死量」について、そしてこれを受けていたことから「点滴」について記します。尚、「ウォーターベッド」は「舞・13話[裏ネタ編]PART 3」で、「氷」は「海・2話[裏ネタ編]PART 5」で、「点滴」は「結・7話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(MBSでの再放送時に記した改訂版)は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2008/6/28、2009/10/19,21,24付です。)
「シーツ」:(蒲団などの)敷布のことである。(一応、洋風の敷布ということになっている。)尚、英語で単数形となる言い方の「シート」と言うと、一枚物の敷布という琴似なり、屋外で使用するビニール製のもの等のことを指すようになって、寝具として使用するシーツのことは指さなくなる。
シーツは蒲団を包だけの大きさがある布であるため、洗濯した後、これを干そうとすると結構苦労することがあるが、その場合は長さがあることを利用して、長い帯状に四折りぐらいにしたものを複数のハンガーに蛇腹状に掛けて干すと、風通しが良く、バタバタすることもなく、乾くのも早くなる。(大きいまま干すことが出来なくても知恵を働かせましょう!)
英語では「Sheet」、ドイツ語では「Laken」、フランス語では「Drap」、イタリア語では「Foglio」、スペイン語では「Hoja」、ポルトガル語では「Folha」、中国語では「」と言う。
「ウォーターベッド」:寝台(ベッド)の一つであって、スプリングに水を使ったベッドのことである。(普通のベッドではマットレスを使うが、そのマットレスとして、水を詰めたものを使用したものである。)水を使っているため、重量が重くなる(一般的に500~700kgほどの重量になる。)、水を温めて使用する必要がある、という欠点があるが、寝心地がよい、水温を調節することによって夏は涼しく、冬は暖かく寝られる、というなどの長所があって、愛用者も多いベッドの一つである。
水をマットレスとして使っているが、袋に入れた水はその形を自由に変えることが出来るため、これの上に寝ると、身体の凸凹に沿った形で身体を支えることになるため、特定の部位で体重を支えるということがなくなり、身体に余計な負担を掛けないという所が最大の利点とされている。近年は低反発マットレスというスポンジを素材にしたマットレスも登場しているが、スポンジのように長時間の使用によって型が付くことが一切ないので、長期間の使用にも問題はない。
但し、水を使っているため、それを入れている袋が破れてしまうと、水浸しになってしまうという使用上の欠点と、重量があるため、一度設置したら簡単には移動できないということになる。(寝室のレイアウト変更は基本的には出来ないと考えておくべきである。)
英語では「Water Bed」、ドイツ語では「Bewässre das Bett」、フランス語では「Lit de l'eau」、イタリア語では「Innaffia Letto」、スペイン語では「Cama de Agua」、ポルトガル語では「Molhe Cama」、中国語では「水床」と言う。
「氷」:「こおり」と読む。(「こうり」というのは誤ったものである。)また、漢字では「冰」という表記もある。(この漢字は「氷」という漢字の元になったものである。また「にすい」(「ひょう部」という言い方もある)はこの漢字のへんを取ったものであって、「水が凝固したもの」という意味がある。但し、一部の「にすい」の漢字は「二」が変形したものもあるため、「にすい」を持つ漢字の全てが「水が凝固したもの」という意味を持っている訳では無い。)
水以外の物質についても、温度が下がって固体になったものを「○○の氷」と言うこともあるが、「氷」と言う言い方をしたら「水の氷」のことを指す。(水以外の物質を指場合は、その物質名を必ず言うことになる。)
「氷」は水の固体のことである。1気圧の元では、摂氏0゜C以下の水ということになる。(高圧になると、より高い温度での氷も存在し、低圧になると氷点下でも液体(水)のままということもある。)比重は0.917で、液体の水よりも比重が小さく、同じ重量であれば水に比べて約9%体積が増えることになる。(液体よりも固体の方が体積が増えるという物質は実は珍しいものである。)
通常は無色透明であるのだが、巨大な固まりとなると薄い青色になる。尚、家庭の冷凍庫(製氷機)で作られる氷が(部分的に)白く濁っていて透明でないのは、水に溶けている空気が氷の中に閉じ込められている状態であるためであって、水分子以外の不純物を含んでいるということになる。→南極の氷床では、それが出来た時の大気を閉じ込めたままになっているため、地下深くに存在する氷や不純物の成分を分析することで、過去の大気成分などを知ることが出来るということになる。
近代になって、製氷機や冷凍庫によって人工的に氷を作ることが可能になる以前は、氷はとても貴重なものであって、天然に存在する氷しか存在しなかった。よって、熱帯地方などの常夏という地域ではあり得ない物質であった。冬の間に自然に存在する氷(雪山など)を運び出し、それを保冷効果のある場所に保管して、夏場に利用していたのだが、得るためにも、保管するのにも大がかりな設備が必要になったため、庶民が日常的に使えるものではなく、王侯貴族だけの贅沢品であった。日本でも江戸時代に、幕府の将軍に献上されたという記録もあるとても貴重なものであった。(富士山から運ばれたという記録がある。)
尚、地球上には自然には大量の氷が氷河や万年雪、氷床という形で存在しているが、高山や寒冷地、南極などにあるのが殆どであり、人間が製氷機などによって作り出した氷の量というのは、地球上に存在する氷の量と比べるとほんの微量ということになる。
俳句の世界では「氷」は冬の季語である。尚、「かき氷」のことを「氷」と言うこともあるが、俳句の世界では「氷」と言うと「かき氷」のことではない。(「氷」と「かき氷」は別ものである。尚、「かき氷」という言葉は言うまでもなく夏の季語である。)また、英語では「Ice」、ドイツ語では「Eis」、フランス語では「Glace」、イタリア語では「Ghiaccio」、スペイン語では「Hielo」、ポルトガル語では「Gelo」、中国語では「冰」と言う。
「致死量」:それ以上の量を用いると、死に至ることになる薬物の量のことである。尚、同じ量であっても人によって個体差がある(特に、大人と子供では身体の大きさが違うことで、差があるのは当然であるが、同じ体格の大人であっても差がある。)ため、一般的に言う「致死量」というのは「50%致死量(半数致死量)」と呼ばれるものである。(「LD50」と呼ばれている。)これは、この量を複数の個体に与えた場合、与えた全数の半数が死に至る量のことである。但し、これの正確な数字(有効数字が数桁)には余り意味がない。(半数が死に至る量であるが、それより少ない量でも死に至ることもありますからね...また、動物実験と人間とでは、正確な換算は出来ないためでもある。そもそも、記念では、動物実験を行うにしても、動物愛護団体がクレームを付けるため、実験で用いる個体数も少なくなっているため、数学的な統計学での計算値でしかなく、正確な数字は算出できないですから...)
だからといって、危険が低くなるということではない。(致死量(LD50)の半分以下であっても死に至ることもありますから...)
この物語では、五代さんが致死量のウラリを飲んだが死ななかったというのは、五代さんがラグビーで鍛えていたというだけでなく、「致死量」という言葉は「50%致死量」のことであって、100%死に至るという量ではないということを、柴田太郎さんは忘れているようですね。(まあ、仕事仲間の突然出来事に冷静さを失っているから、と解釈しておきましょう。)
英語では「The Fatal Dose」、ドイツ語では「Die Tödliche Dosis」、フランス語では「La Dose Fatale」、イタリア語では「La Dose Fatale」、スペイン語では「La Dosis Fatal」、ポルトガル語では「A Dose Fatal」、中国語では「致死量」と言う。
「点滴」:正式には「点滴静脈注射」と言い、その省略した言い方である。(「点滴注射」という省略した言い方もあるが、一般的に省略した言い方は「点滴」である。)
これは栄養分の補給のために行われるものであって、高所に置いた薬液からその液を滴下させてゴムチューブを通して患者の静脈内に注入する方法、及びその装置のことである。尚、輸血を行う場合も基本的な仕組みは同じであるが、その場合は「輸血」と呼ばれて、「点滴静脈注射」とは区別されるのが一般的である。
名前に「注射」とあるが、これも注射の仲間である。普通の「注射」と異なるのは、時間を掛けて体内に薬液を注入するということである。また、注射器を用いた注射では、薬液の量はそれほど多く、数mlていどまでであるが、点滴はある程度以上の量を投与する場合には点滴が用いられる。これは、急激に大量の薬剤を投与すると、血中の薬剤濃度が急激な上昇をすることになり、その副作用の危険があるが、時間を掛けて投与することで、副作用を回避するためである。(それでも100%の副作用回避ということはない。→同じ量でも時間を掛けて投与した方が副作用の可能系が下がる。)
英語では「Intravenous Therapy」、ドイツ語では「Intravenöse Fütterung」、フランス語では「Alimentation Intraveineuse」、イタリア語では「Cibo Endovenoso」、スペイン語では「Alimento Intravenoso」、ポルトガル語では「Alimentação Intravenosa」、中国語では「点滴」と言う。
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