ケータイ刑事銭形海21話(2nd.8話)[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]
「銭形海」の第21話(2nd.8話)「私を水族館に連れてって! ~シーパラ尾行大作戦」の裏ネタ編・増補の7回目となる今回は、五代さんが岡野さんに会って見せて貰ったということから「検定証」について、五代さんは船でこうなったことから「船酔い」について、声が大きいことを海ちゃんに注意されてこうなっていたことから「素直」について、麻薬の取引をしようとしていた所で被疑者たちに行った言葉から「包囲」について、海ちゃんに対して言った言葉から「的確」について、「ヒント」について記します。尚、「素直」は「泪・13話[裏ネタ編]PART 8」で、「ヒント」は「泪・37話(2nd.24話・AS2話)[裏ネタ編]PART 12」で記したものをベースとして、それぞれ加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/8/24付です。
「検定証」:特定の資格を与えるかどうかを判定する試験のことを「検定試験」と言うが、その検定試験に合格し、その資格を有することを証明する証書のことを言う。
検定試験は様々なものがあって、人が有する特定の資格だけでなく、技能検定なども含まれるため、車やオートバイの運転免許証も意味の上では「検定証」の一つということになる。
また、人以外の物にもあって、特定の性能を有していることを証明するものとして、様々なものに検定証が発行されている。身近なところでは、各家庭に設置されている電気、ガス、水道などのメータには、正しく測れることが必要であるため、検定試験に合格したもので無ければ利用できず、検定証のあるものでなければ家庭には設置されていない。
尚、検定試験にもよるが、検定の合格には永久に資格を与えるものと、ある一定期間のも資格を与えるものとがあって、後者の場合では、検定証にも有効期限がある。(期限がある場合は必ずその期限が検定証に記されている。→運転免許証もそうですし、家庭に設置されているメーターも同様に有効期限がある。)一方、人の技能などの検定試験では、一度資格を得ると一生ものというものが多く、それらの検定証では有効期限は無いが、資格取得日は記されているのが普通である。(これは後者のものでも当然のことながら記されていますが...)
英語では「Identification of Official Approval」、ドイツ語では「Identifikation Offizieller Zustimmung」、フランス語では「Identification d'approbation Officielle」、イタリア語では「L'identificazione di Approvazione Ufficiale」、スペイン語では「Identificación de Aprobación Oficial」、ポルトガル語では「Identificação de Aprovação Oficial」、中国語では「審定證」と言う。
「船酔い」:乗り物酔いの一つであって、異動する船に乗った時に目眩を感じたり、吐き気がしたりする症状のことである。この症状が酷くなると、頭痛、体のしびれ、嘔吐などの症状に発展する。また、極端な場合には、脱水症状を起こし、死に至る場合もある。
乗り物酔いは、乗物に乗った場合に起こるが、車、航空機、船舶、列車などの交通機関の乗物だけでなく、遊園地の遊具や馬、ラクダなどの動物に乗った場合にも発症する可能性がある。また、原理的には、エスカレーター、エレベーター、動く歩道でも生じる可能性がある。(→要するに、徒歩以外で異動する際に、何らかを利用したら、症状が出る可能性があると言うことになる。)
これらは、進行中に発する振動、カーブを通過する際に加わる遠心力や加減速の際の加速度によって、内耳にある三半規管が影響を受け、体のバランスが取れなくなって起こる症状である。そのため、乗物の種類に関係なく、移動している乗物に乗ると、何らかの力を受けて三半規管が影響を受けることになる。(低速でも影響を受けるが、それらは全く問題にならないレベルであるということである。)三半規管の刺激が(個人差があるが)許容範囲内に収まっている場合には症状はでないが、受ける影響が大きくなる(例えば揺れが大きくなった場合、速度が速くなってカーブで受ける遠心力が大きくなった場合など)と許容値を超えてしまい、症状が出ることになる。尚、人によってその許容値に差があるため、酔いやすい人とそうでない人とが生まれることになる。
特に、これらの中でも、船は揺れが大きくなることがある(海が荒れた場合は顕著ですね。)ため、酔いやすい乗物とされている。
英語では「Seasickness」、ドイツ語では「Seekrankheit」、フランス語では「Mal de Mer」、イタリア語では「Mal di Mare」、スペイン語では「Mareo」、ポルトガル語では「Enjôo do Mar」、中国語では「暈船」と言う。
「素直」:飾り気が無く、ありのままであること、曲がっている所や癖がないこと、質朴、淳朴、心の正しいこと、正直、穏やかなこと、他人に逆らうようなことがないこと、従順、という意味である。人柄として言う場合は、言いつけをよく守る人、忠告に対して聞き入れる人、ひねくれたところがない人を指している。また、技芸では、癖がないことの意味でも使われる。(「素直な字を書く」と言うと、「癖のない字を書く」という意味である。)また、物事がすんなりとゆくこと、滞りないことも指す。
英語では「Obedient」「Docile」「Supple」「Tame」などといい、ドイツ語では「Gehorsam」、フランス語では「Obéissant」、イタリア語では「Obbediente」、スペイン語では「Obediente」、ポルトガル語では「Obediente」、中国語では「直率」と言う。
「包囲」:包み囲むこと、廻りを取り囲むことを言う。攻撃の手法の一つであって、敵を取り囲むことで四方からの攻撃を可能にし、敵に決定的な損害を与えやすい戦法となる。なにせ、これをやられると、四方に目を向けなければならなくなるため、反撃を行うにしても脆弱な所が出来てしまい、そこから攻撃されると一気に崩壊してしまうことになる。しかし、戦力差がある場合は良いが、戦力差が殆ど無い場合は、逆に攻撃力が分散してしまい、メリットが無くなってしまうということになる。
また、警察は犯人を逮捕するために、数多くの警察官を投入することで、犯人を包囲して逮捕するということはよく行われることである。(少人数の犯人に大量の警察官を投入することで、数で圧倒してしまうというのは、包囲戦術の利点である。)
英語では「Siege」、ドイツ語では「Belagerung」、フランス語では「Siège」、イタリア語では「Assedio」、スペイン語では「Sitio」、ポルトガル語では「Assédio」、中国語では「包圍」と言う。
「的確」:「適確」と表記することもある。的を外れず確かなこと、間違いの無いこと、寸分の誤りも無いことをいう。尚、同じ読みをするが「適格」と表記したものは意味が異なり、「ある資格に適っていること」という意味になるので、これは同音異義語ということになる。
ただ、この物語と「愛・18話」での五代さんは銭形の残したヒントを「的確」に解釈したと言うよりも、たまたま一致したというようなことで、「的確」だったかというと疑問もありますが...(これの逆のことを舞ちゃんが「舞・11話」でやったり、高村さんも「泪・2nd.16話」でやっていましたね。)
英語では「Precisely」、ドイツ語では「Genau」、フランス語では「Précisément」、イタリア語では「Precisamente」、スペイン語では「Precisamente」、ポルトガル語では「Precisamente」、中国語では「正確」と言う。
「ヒント」:手掛かり、糸口、ほのめかし、暗示、示唆などのことである。また、問題を解く場合、正解に近づくために手助けとなる情報のことも指す。
以前は「手掛かり」「暗示」「示唆」という意味として「サジェスチョン(Suggestion)」という言葉も使われていたが、現在では「ヒント」と言う言葉が完全に日本語化していて、正解を導くのに助けとなる情報、として定着している。→クイズではヒントが当たり前になっているが、何でもヒントを用意するというのもまたつまらなくするだけですけど...
英語では「Hint」、ドイツ語では「Hinweis」、フランス語では「Allusion」、イタリア語では「Suggerimento」、スペイン語では「Indirecta」、ポルトガル語では「Sugestão」、中国語では「暗示」と言う。
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