YMO『サーヴィス』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは1983年12月に発表された彼らの8枚目のアルバム(6枚目のスタジオ・アルバム)であり、かつ、第一期に発表した彼らのスタジオ・アルバムとしてはラストとなったアルバムである。(散開を決めていた。)また、本アルバムでは曲間にスーパー・エキセントリック・シアターによるコントが収められている。尚、本アルバムはオリコンで最高位5位を記録している。
収録曲は以下の全14曲(「14トラック」と行った方が良いでしょう...)である。『LINBO』『S.E.T.』『THE MADMEN』『S.E.T.』『CHINESE WHISPERS』『S.E.T.』『以心電信』『S.E.T.+YMO』『SHADOWS ON THE GROUND』『S.E.T.』『SEE THROUGH』『S.E.T.』『PERSPECTIVE』『S.E.T.』。(『S.E.T.』はスーパー・エキセントリック・シアターによるコントである。)
この中からは、『以心電信』がアルバムのリリースよりも2ヶ月半ほど先にシングルとしてリリースされている。オリコンでは最高位23位を記録しており、第一期のYMOのシングルとしてはラスト・シングルとなった。尚、B面曲は本アルバムではなく、前作「浮気なぼくら」に収録されている『希望の河』であった。
お薦め曲は、シングル曲の『以心電信』、そして『LINBO』『SHADOWS ON THE GROUND』『SEE THROUGH』を、またコントの中からは『S.E.T.+YMO』をビックアップしておく。
遊び心の部分と彼らの音楽の総決算ということもあって、内容は充実している。(ただ、音楽に没頭しいという方にとっては、一部は邪魔に感じてしまうこともあるでしょうが...)時間的にも1時間弱ということもあって、たっぷりと楽しめるアルバムである。
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