ケータイ刑事銭形愛5話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]
「銭形愛」の5話「消えた凶器の謎 ~チューボーですよ殺人事件」の「裏ネタ編」の増補の2回目となる今回は、被害者はこういう状態だったことから「うつ伏せ」について、これが凶器だったことから「刃物」について、更に「刃渡り」について、五代さんが愛ちゃんに言った言葉から「やぶ蛇」について、その後でこれを説明したことから「いきさつ」について記します。
また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/2/1、3、5、7付です。
「うつ伏せ」:「俯せ」という表記もある。(読みは同じである。)顔を下に向け、腹を床に着けて寝ている状態のことである。「伏臥位/腹臥位(ふくがい)」と言うこともある。逆に、背中を床に付けて上をむいて寝ている状態のことは「仰向け」または「仰臥位(ぎょうがい)」と言う。
人間が夜眠る場合、普通は仰向けになって寝るのが普通であるが、うつ伏せで寝るという人もいる。(その人が寝やすい姿勢で眠れば良いことであるので、とやかく言う必要はないが、うつ伏せででは、仰向けよりも基礎代謝の量が多く、ゆっくりと身体を休めて眠るには、仰向けの方が良い。(仰向けが最も基礎代謝量の少ない姿勢である。))
また、「匍匐(ほふく)」と言う言葉があるが、うつ伏せの状態で移動する行為は「匍匐」に含まれる。(但し、「匍匐」は全てがうつ伏せ状態であるとは限らない。→腹を地面に付けずに、赤ちゃんのハイハイのように膝をついて前進することも「匍匐」であり、この状態は「うつ伏せ」とし言えないためである。)
英語では「Prone」または「Lying on one's Stomach」、ドイツ語では「Das Liegen auf Seinem Magen」、フランス語では「S'allonger sur son Estomac」、イタリア語では「Giacendo sullo Stomaco di Uno」、スペイン語では「Quedar en el Estómago de uno」、ポルトガル語では「Mentindo no Estômago da Pessoa」、中国語では「俯臥」と言う。
「刃物」:刃が付いていて、物を切断したり削ったりする際に使用する道具のことである。物を切断する道具の総称として「カッター」と言うが、「刃物」はカッターの一部分と言うことになる。また、包丁、小刀などの様に刃が付いているものは「刃物」である。
現在では金属製というのが一般的であって、鉄やステンレス製のものが多い。金属以外のものとしては、セラミックを用いたもの(包丁などなある。)がある。また、時代を遡って石器時代にまで戻ると、石を磨いて作られた刃物がある。
また、現在では、刃は交換が可能になっていて、刃先が丸くなったら刃を折って尖った新しい刃先にして使用するもの(カッターナイフがその代表である)と、刃先が丸くなると研具子とで刃を整えるの(包丁がその代表である)とに大別される。
包丁はどこの家庭にもあるものであり、また、カッターナイフなどの道具も文房具として当たり前のようにあるものである。よって、日常生活の身近なところに「刃物」と呼ばれるものは必ずあるものである。が、その取り扱いは十分注意することを忘れないようにしましょう。
尚、現在では、刃渡り15cm以上の刀、剣、やり、なぎなたなど、または自動的に開刃する装置を有する飛出しナイフの所持が禁止されており、刃渡り6cmを超える刃物は正当な理由なしの所持が禁止されている。(銃刀法で規制されている。)
英語では「Knife」または「Edged Tool」、ドイツ語では「Messer」、フランス語では「Couteau」、イタリア語では「Coltello」、スペイン語では「Cuchillo」、ポルトガル語では「Faca」、中国語では「刀具」と言う。
「刃渡り」:刃物に於いて、刃の長さののことをいう。日本刀では2尺から3尺(60~90cm)というのが一般的であり、中には1mを越えるものもある。包丁では10~20cm程度のものが一般的であり、小刀(「ナイフ」)と呼ばれるものは数cm程度というものが一般的である。
尚、日本刀の刃の上を素足で歩いて行くという軽業(芸)のことも「刃渡り」と呼ばれている。
英語では「Length of a Blade」、ドイツ語では「Länge einer Klinge」、フランス語では「Longueur d'une Lame」、イタリア語では「Lunghezza di una Lama」、スペイン語では「Longitud de una Hoja」、ポルトガル語では「Comprimento de uma Lâmina」、中国語では「刀刃的長度」と言う。
「やぶ蛇」:漢字表記では「藪蛇」または「薮蛇」と記す。
「藪をつついて蛇を出す」という慣用句の省略した言い方である。意味は、余計なことをして、かえって災いを招いたりすることを言う。類義語として「眠っている犬はそっとしておけ」(これは主に同じ意味の英語(Let Sleeping Doga Lie.)の直訳である。)
会合などで提案したばっかりに、それを行え役員に選ばれてしまった、などという「薮蛇」となったような経験の一つや二つは、誰にでもあることでしょうね...
英語では「Boomerang」、ドイツ語では「Bumerang」、フランス語、イタリア語では「Boomerang」(但し、発音は異なる。)、スペイン語では「Bumerang」、ポルトガル語では「Bumerangue」、中国語では「藪蛇」と言う。
「いきさつ」:漢字では「経緯」と記す。(「けいい」と読むのが一般的であるが、「いきさつ」とも読む。)
込み入った関係のこと、事件、出来事の経過のこと、内部事情のことを指す。また、「いきさつ」はそのできごとが途中(未完成)の状態であっても、始まりからその時点までのことを指し、時間が流れて進展していくと、「いきさつ」も増えていくことになる。また、その出来事が完結した場合は、全ての事情という意味としては「顛末」と言う言葉が使用されることになる。
英語では「Process」または「Course」、ドイツ語では「Prozeß」、フランス語では「Processus」、イタリア語では「Processo」、スペイン語では「Proceso」、ポルトガル語では「Processo」、中国語では「経緯」と言う。
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