石川優子『優子ときめくころ』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは1979年10月に発表された彼女の1st.アルバムである。当時、ポプコン出身のシンガーソングライターが次々に登場したが、彼女はアイドル的な要素を持っていたこともあって、シンガーとしてだけでない人気を集め、ラジオDJとしても人気を集めたことで知られている。本アルバムは、そんな彼女の記念すべき1st.アルバムである。
収録曲は、オリジナル盤では全10曲であったが、2008年に再発された時に4曲のボーナス・トラックが追加されて全14曲の収録になっている。収録曲は以下の通りである。『オー・マイ・ラブ』『Love Songにさよなら』『レット・ミー・フライ』『河のほとりに』『明日へのメッセージ』『あなたの手紙』『土曜の夜はパーティー』『雨の降る日曜日』『眠りの中へ』『沈丁花』。(以下、ボーナス・トラック)『風は知らない』『虚姿』『レット・ミー・フライ (シングル・バージョン)』『私はコスモス』。
この中からシングル曲としてリリースされたのは、1979年3月リリースのデビュー・シングルの『沈丁花』と、同年7月にリリースされた『レット・ミー・フライ』である。(本アルバムのリリースから1ヶ月後に3rd.シングルがリリースされるが、そちらは'80年5月リリースの2nd.アルバムへの収録と言うことになる。)
お薦め曲は、デビュー・シングルの『沈丁花』、彼女の作によるシングル曲の『レット・ミー・フライ』、更に『オー・マイ・ラブ』『Love Songにさよなら』『明日へのメッセージ』『雨の降る日曜日』という所をピックアップしておく。
彼女のボーカルは伸びがあって透明感があり、歌唱力があり、パワフルなところもあって、聴いていると心が洗われたように感じることが出来る爽やかさがあった。また、ルックスを含めて人気が出るのも当然と言ったところであった。あらためてじっくりと聴いてみるのが宜しいかと...
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