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「爆発!暴走」(その4) [映画(邦画)]

今回は1976年7月に劇場公開されたシリーズ第3作について記します。

シリーズ第3作暴走の季節」(1976年)
作品データを記しておくと、1975年の東映東京の作品で、時間は86分、監督と脚本はは石井輝男、撮影は出先哲也、美術は藤田博、音楽は鏑木創である。そして出演は、岩城滉一、貝ノ瀬一夫、豊岡晋、町田政則、ゴム高津、大蔵晶、よぎ英一、志垣太郎、清水健太郎、中島ゆたか、渡辺やよい、中田博久、城新子、金井真弓、野平ゆき、田部春美、森洋子、島崎奈々、小島ミルク、清水理絵、岡久子、森大河、多宮健二、時本和也、赤石豊和、斎藤真一郎、川岡豊、原田昭彦、たちである。

自動車修理工場に勤める水上一郎は、仲間のべロ新、達也、サブたちと共に暴走行為を行っていた。警察に追われても巧みな運転技術でまいてしまっていた。ある日、水上は金持の男女グループを率いて、女王として君臨している島津夢子に、ヨットの舵とりとして声が掛けられた。彼は金にものを言わせて遊び呆けている夢子たちに反発していたが、金のためということでそれを引き受けた。しかし、グループ内で、以前から夢子を狙っていた南は、夢子が水上を誘惑しているのをしって穏やかでは無かった。そんな中、ベロ新と達也は、金持グループの真弓と正彦が車の中で抱き合っているのを見つけ、正彦を縛り、その目前で真弓を輪姦した。数日後、この事を知った南たちは、ペロ新と達也を私刑にし、2人を助けようとした水上も痛めつける。水上はその傷を、夢子の女中で以前から彼に好意を寄せていたアキに手当てをしてもらった。暑い夏の夜、夢子は暴走族グループを集め、海辺で乱交パーティを行なうが、水上は一人だけグループから離れていた。そんな所に真弓がやってきて彼を誘惑し、水上は真弓を抱いた。しかし、その場はグループの面々が集まっていて、2人の濡れ場は見守られていた。それから数日後、余りの仕打ちに、南に対して怒りが爆発することになる。そして、夢子や南たちと葉山沖の離れ島へ出かけ、南に決闘を申し込んだ。で、水上と南の決闘は激しいものになり、壮絶な者となっていく。そして、2人は差し違えて相打ちとなって果てたのだった...

結末は唸らせる所があるのだが、全体的には今一つ見せ場が少ないのは残念なところである。それなりに暴走シーンなどはあるが、もう少し派手に見せて欲しいところである。まあ、'70's作品ならではという独特の世界観のある作品ということなので、これはこれでということになるが、前作のような面白さが欲しいところでした。

 

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