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DENISE LaSALLE『I'M SO HOT』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1980年に発表された彼女の11枚目のアルバムである。サザン系のソウル・シンガーとして知られる彼女が、世界的なディスコ・サウンドのブームを受けて発表したディスコ・サウンドを意識したアルバムである。

収録曲は以下の全8曲である。『I'm So Hot』『Try My Love』『You'll Never Get Your Hooks In My Man』『Tear For Tear』『Giving Up』『Come Ta Ya Ha Dance(We Came To Earth To Dance)』『Sometimes』『May The Funk Be With You』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルが『Try My Love』(カップリング曲は『May The Funk Be With You』だった。)、2nd.シングルが『I'm So Hot』であった。が、特に大きなヒットには成らなかった。

お薦め曲は、シングル曲の『Try My Love』とアルバム・タイトル・ナンバーでもある『I'm So Hot』、そして『Giving Up』と『May The Funk Be With You』をピックアップしておく。

サウンドの方は、完全にディスコ・サウンド全盛期のものであって、それに南部のソウルの要素を融合させた者であって、実にダンサブルなアルバムとなっている。特に、シングル曲は、ディスコ・ブームの全盛期のサウンドそのままと言って良いものである。自然と身体が動いてしまうようなノリの良さがある。

が、本アルバムはディスコ・ブームの全盛期の流を受けて製作されたものであって、リリース時には既に'80'sに突入していて、ディスコ・ブームも下火になっていたこともあって、ちょっと遅かったということになってしまった。やはり、1979年の内にリリースしていないということがマイナスになってしまったというのは避けられず、'70'sにリリースされていたら、もう少し大きなヒットになったのではないかと思われるたけに、残念な所である。ダンス系の曲がお好きな方であれば、'70'sの雰囲気に満ちた'80's初頭の作品ということで、一度は聴いておくべきですね。

ただ、'70'sのディスコ・ブームも30年以上昔のこととなった現在では、本アルバムは'80年になってからのリリースであるだけに、やはりディケイドで分断されて、別の時代の作品と見なされてしまうのは仕方の無いところなのでしょうが...

 

アイム・ソー・ホット

アイム・ソー・ホット

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Pヴァインレコード
  • 発売日: 2006/03/17
  • メディア: CD


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