宇野ゆう子『ブラック・コーヒー』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは1990年にリリースされたアルバムである。彼女は国民的アニメ「サザエさん」の主題歌を歌っていることで知られているが、彼女はアニソン・シンガーが本職ではなく、シャンソン・シンガーが本職である。(このことは意外と知られていない。)それだけに、「サザエさん」を歌っている人と知ると、あの歌い方を連想してしまうが、「サザエさん」が特別であって、シンガーとしては歌唱力も表現力もある上手さのある歌を聴かせている。
収録曲は以下の全13曲である。『ブラックコーヒー』『楽な暮らしは出来ないだろう』『アマン』『愛の贈りもの』『勝負は決まり』『鯨たち』『夜明けのタバコ』『待って』『流れ去った青春』『聞かせてよ愛の言葉を』『雨のブリュッセル』『あなたのすべてを』『ブラックコーヒー(リプリーズ)』。
お薦め曲は『ブラックコーヒー』『アマン』『夜明けのタバコ』『聞かせてよ愛の言葉を』という所をピックアップしておく。
シャンソンというと、どこか遠いものというイメージがあるが、「サザエさん」の主題歌を歌っている人が歌っているとか、女性ボーカルものととらえてみたりすると、そういう壁は取り払われることになる。ということで、一度聴いてみては如何ですか?なかなか味のある所を聴かせてくれます。(ただ、「サザエさん」と同じ、または延長線上にあると考えていると、全く別人と思ってしまうことでしょうが...)
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