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上田知華『Classiest 』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは1984年に発表された彼女のソロ・デビュー・アルバムである。1978年に「上田知華+KARYOBIN」としてデビューした彼女であるが、KARYOBINを解散して、新たな道を歩み始めることになった記念作でもある。ただ、ソロ・シンガーとしては'90'sになってから本格的に動き出しているので、ある意味では貴重なアルバムということにもなる。

収録曲は以下の全10曲である。『ハリケーン』『スタリー・ナイト』『読みかけの短編集』『長い夢』『思い出のバルコニー』『10月のウェザー・フォアキャスト』『窓際のハイヒール』『日曜日の狂騒曲<ラプソディ>』『ピンクのリボンが結べない』『ラスト・ダンス』。

この中からシングル・カットされた曲は無い。(ソロになってのシングルは1991年になるまでリリースされなかった。→ドラマ主題歌として使われた『I WILL』である。)

お薦め曲は『ハリケーン』『長い夢』『日曜日の狂騒曲<ラプソディ>』『ラスト・ダンス』という所をピックアップしておく。

KARYOBINを率いていた時はクラシック(弦楽四重奏)と融合させた音楽を目指していて、それが独特の世界を築いていたのだが、ソロとなるとその独特の部分がなくなってしまってしまったのが残念な所であった。悪く言えば期待外れだったということになってしまった。(普通のシンガーソングライターのアルバムと大差が無かったということである。)音楽的なセンスは悪くないだけに、と思っていたら'90'sになって良くなるということで、今思えば、熟成期間が必要だったと言うことですね。

 

Classiest

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1994/12/01
  • メディア: CD


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