ヴィレッジ・シンガーズ『GOLDEN☆BEST』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは2003年にリリースされた彼らのベスト盤である。内容に定評のある「ゴールデン☆ベスト」に名を連ねるだけに、彼らの発表した全てのシングル曲を収録しているのは嬉しい所である。(シングル以外の曲も含まれているため「シングル・コレクション+α」ということになるが、こういう所も「ゴールデン☆ベスト」シリーズらしい構成である。)
収録曲は以下の全20曲である。『亜麻色の髪の乙女』『好きだから』『バラ色の雲』『思い出の指輪』『虹の中のレモン』『星が降るまで』『暗い砂浜』『君を求めて』『落葉とくちづけ』『雨の中の恋』『さらば恋人』『泣きながら恋をした頃』『かえっておいで』『青い果実』『裸足の恋』『X'masなんか来てほしくない』『悲しい星空』『六本木の雨の中で』『ノーチェ・デ・渋谷』『ここより永遠に』。
'60年代のグループサウンズを代表するグループの一つである彼らであるが、代表的なヒット曲『亜麻色の髪の乙女』が島谷ひとみがカヴァーしてヒットしたのが2002年だったと言うことで、そのオリジナルである彼らが再び注目されて、こういうベスト盤が登場したことになった。が、元々素晴らしい美しいメロディと、美しいハーモニーを聴かせていただけのことはあって、サウンド的には時代を感じられるが、新鮮さは現在でも失われていない曲ばかりである。(こういう曲を「エバーグリーン・ミュージック」と言います。)
時にはじっくりと聴いてみるというのも宜しいかと... それだけ内容のあるベスト盤でもあります。
GOLDEN☆BEST/ヴィレッジ・シンガーズ 亜麻色の髪の乙女
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックハウス
- 発売日: 2003/03/19
- メディア: CD
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