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ケータイ刑事銭形愛22話[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形愛」の22話「ひな人形連続殺人事件」の「裏ネタ編」の増補の3回目となる今回は、ちゃんが事件内容を知って口にした「前代未聞」について、その被害者はこれだったことから「人形」について、それについてのこれがあるということから「」について、ここでの見せ場があったことから「エレベーター」について、「エレベーター・ホール」について記します。尚、「噂」は「・27話(3rd.1話)[裏ネタ編]PART 2」で、「エレベーター」は「・4話[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/6/14、15、17、18付です。

前代未聞」:これまでに聞いたことのないこと、前例の無いことを言う。基本的に、今までに聞いたことが無いような変わったこと、珍しいことを指し、勉強で新しいことを学んでいくことで、その人にとっては初めて知ることになる新しい知識のように誰でもが知っていることは指さない。

よくある誤字としては「未聞」のところを「見聞」としたり「未問」と表記されるのを目にするが、「聞いたことが無い」という意味であるため「未だ聞かず」ということから「未聞」となると覚えておきましょう。

尚、英語では「Unheard」、中国語では「前所未聞」と言う。

人形」:「にんぎょう」と読む場合と「ひとがた」(古くは「ひとかた」と読んだ。)と読むことがあるが、一般的には「にんぎょう」と読む。(読みが変わると意味も変わる。)

「人形(にんぎょう)」は、紙、土、木、布などで人の形を模して作ったもののことを言う。古代では宗教的な儀式で使用されるものであったため、神秘的なものとされたりしていた。(この時は「ひとがた」と言われた。)中世以後になって、愛玩用のものとして使われるようになり、更には観賞用として使われる用になり、宗教とは切り離されたものとなった。特に愛玩用としては、女の子の玩具として広がっていくことになった。

尚、この傾向(宗教的なものから愛玩用への変化)は洋の東西を問わず、また16世紀頃を境として起こっている。(特に愛玩用の人形は、欧州ではフランスで発展し、日本では江戸時代になってから発展した。)

尚、現在では「ひとがた」と読むと、「人の形をしたもの」という意味で使われる。(愛玩用のという意味は無い。)

英語では「Doll」、ドイツ語では「Puppe」、フランス語では「Poupée」、イタリア語では「Bambola」、スペイン語では「Muñeca」、ポルトガル語では「Boneca」、中国語では「玩偶」と言う。

」:主に3つの意味がある。1つは「世間で根拠も無く言いふらす話」のこと、もう1つは「ある人、またはある物事について、影でこっそりと話すこと、またはその話のこと」、更に「(不確かな)世間の評判」という意味がある。

「風評」「流言(りゅうげん)」と言うこともあるが、その内容は根拠の無い根も葉もないようなことに飛躍して、尾ひれが付いたような内容が広がることが多いこともあって、「飛語(ひご)」(「流言飛語」)と言うこともある。更に、興味本位で語られる話になると、尾ひれがついてとんでもない話になることも多く、「ゴシップ」と言う。更に、有名人(芸能人、著名人など)の不祥事の場合は「スキャンダル」と言うが、これも尾ひれが付くことが多々ある。

尚、よく言われるのは「人の噂も七十五日」と言われるが、現代では芸能人のスキャンダルなどであっても、一ヶ月もすれば大抵のものは忘れられている。(長期の噂になるのは、刑事事件となった場合ぐらいですかね...)→これも時代が求めるスピードが速くなっているということなんですかね...???

英語、スペイン語、ポルトガル語では「Rumor」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Gerücht」、フランス語では「Rumeur」、イタリア語では「Diceria」、中国語では「傳言」と言う。

エレベーター」:建物内の異なる階層間で、人や荷物を乗せて、上下方向に移動することで運搬を行う昇降機のことである。また、一部には斜め方向に移動するもの、水平方向に移動するものもある。(但し、それらは極一部に限られていて、基本は上下方向の移動である。)

日本では、人が乗るもの、または人と荷物の両方が乗るものを「エレベーター」と言い、荷物専用のもの(人は乗ることの出来ない小型のものを含む。)は「リフト」と呼び、区別されている。(リフトは工場などには多数ありますね。また、学校では給食運搬用のリフトがあります。)アメリカ英語でも荷物専用のものは「Lift」と呼んでいて、人が乗るものと区別されている。→人が乗るものも「リフト」と呼んでいるのはイギリスだけであり、イギリスでは特に区別されていない。

人が乗ったり荷物を乗せる籠のような箱の部分を「ケージ」と言い、ケージはワイヤーロープで吊られており、ワイヤーロープは滑車を介して反対側には錘が付いている。そして、ケージと錘をつるべ式に動かすことでケージはガイドレールに沿って上下移動を行い、これによって人が乗ったり荷物を乗せたケージが移動出来る。

エレベーターと言うと、基本的には「上下に移動するもの」であるが、中には「斜行エレベーター」と呼ばれるものがあって、これは上下ではなくて、斜め方向に移動するもの(ガイドレールが斜上/下になっている。)である。また、水平方向に移動する「水平エレベーター」もある。(これは見た目にはエレベーターではなくて小形鉄道のような感じがしますが...)

「エレベーター」の歴史は古く、滑車とロープを使った初期のものは紀元前の時代から存在している。(古代ギリシャでは実用化されていた。但し、当然のことながら手動式である。)現在のエレベーターのように、錘を使ってバランスを取ったものの原形は17世紀に登場している。その後、動力に水圧を利用したものが19世紀に生まれ、続いて蒸気機関を動力としたものが登場した。更に、落下防止装置(逆転止め歯形を利用している)を付けた蒸気機関利用のエレベーターが登場し、オーチスのエレベーター会社が生まれることになった。また、1889年には電動エレベーターが登場し、これが広く普及していくことになる。

日本には、1890/11/10に、東京浅草の凌雲閣に水圧式電動エレベーターが設置されたのが最初である。(これを記念して、11/10は日本では「エレベータの日」となっている。)

現在では家庭用エレベーターも珍しくなくなっていて、車椅子を利用している人がいる家庭での上下間の移動を楽にしている。但し、家庭用エレベーターはエレベーターであるものの、不特定多数の人が利用する(町中にある)エレベーターとは別物と考えた方が良く、管理の面や法的な面で異なる法令が定められている。(そもそも、家庭用エレベーターは速度が遅い(速度制限がある。)ため、荷物の上下移動(買い物で大量に買い込んできたとか、家具、大型テレビなどを運ぶ場合など)には便利であるが、普通に歩ける人の場合は家庭用エレベーターを使うよりも階段を利用した方が時間的には早く到着できますからね...)

アメリカ英語では「Elevator」、イギリス英語では「Lift」、ドイツ語では「Fahrstuhl」、フランス語では「Ascenseur」、イタリア語では「Elevatore」、スペイン語では「Ascensor」、ポルトガル語では「Elevador」、中国語では「電梯」と言う。

エレベーター・ホール」:エレベーターが設置している場所に於いて、エレベーターに乗り降りするための場所のことを言う。(乱暴に言うと、「エレベーター乗り場」と言うことが出来る。)エレベーターが停止する各階に必ずあるものである。

ここには、エレベーターを呼ぶためのボタンや、現在、エレベーターがどの位置にいるのかを示すインジケーターが設置されている。

英語では「Elevator Hall」、ドイツ語では「Fahrstuhlhalle」、フランス語では「Couloir de l'Ascenseur」、イタリア語では「Sala di Elevatore」、スペイン語では「Corredor del Ascensor」、ポルトガル語では「Corredor de Elevador」、中国語では「電梯礼堂」と言う。

 

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