オフコース『We are』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは1980年11月に発表された彼らの8枚目のアルバムである。前作でブレイクして、黄金時代を迎えることになった彼らであるが、本アルバムからは、発表したアルバムがオリコンで連続して1位を記録するようになるということもあって、名実共に黄金期に突入した時期に発表されたアルバムである。
収録曲は以下の全10曲である。『時に愛は』『僕等の時代』『おまえもひとり』『あなたより大切なこと』『いくつもの星の下で』『一億の夜を越えて』『せつなくて』『Yes-No』『私の願い』『きかせて』。
この中からシングル・カットされたのは、アルバム発表の5ヶ月前にリリースされた『Yes-No』(オリコンで最高位8位)と、アルバム発表の翌月にリリースされた『時に愛は』(オリコンで最高位35位を記録、またB面曲は『僕等の時代』であった。)の2曲である。
お薦め曲は「全部」と言いたくなるほど充実しているが、大ヒット・シングルの『Yes-No』とシングル曲の『時に愛は』、そして『僕等の時代』『あなたより大切なこと』『きかせて』と、評価の高い『一億の夜を越えて』をピックアップしておく。
ジャケットの方も、シンプルで、全く目立つことの無いものであるが、内容の方は充実していて、正に完璧と言うことの出来るアルバムである。兎に角、「欠点の無いのが欠点」と言ったら良いですかね。'80'sという時代を迎えて、ジャパニーズ・ポップスの一つの頂点と言ってもよいアルバムである。聴くしか無いですね。
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