FIFTH DIMENSION『THE AGE OF AQUARIUS』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1969年に発表された彼らの4枚目のアルバムであり、かつ、最大のヒットを記録したアルバムである。ミュージカル「ヘアー」の代表曲のメドレー・ソングが大ヒットしたことで知られる彼らであるだけに、彼らの代表作である。チャート成績はBillbosrdで最高位2位を記録して、1969年の年間アルバム・チャートでは26位、1970年の年間アルバム・チャートでは32位にランクインするロング・ヒットになっている。
収録曲は、オリジナル盤では全12曲であったが、2000年に再発された時に1曲のボーナス・トラックが追加されて、全13曲となった。収録曲は以下の通りである。『Medley: Aquarius/Let The Sunshine In (The Flesh Failures)』『Blowing Away』『Skinny Man』『Wedding Bell Blues』『Don't Cha Hear Me Callin' To Ya』『The Hideaway』『Workin' On A Groovy Thing』『Let It Be Me』『Sunshine Of Your Love』『The Winds Of Heaven』『Those Were The Days』『Let The Sunshine In (Reprise)』。(以下、ボーナス・トラック)『Chissa Se Tornera Who Knows If He Will Return』。
この中からシングル・カットされたのは4曲である。1st.シングルの『Aquarius/Let The Sunshine In (The Flesh Failures)』はBillbosrdで6週連続1位を獲得して1969年の年間シングル・チャートでは2位にランクイン、またカナダでも1位、スイスで4位、イギリスでは11位、オランダで12位を記録している。2nd.シングルの『Workin' On A Groovy Thing』はアメリカで20位、カナダで17位を記録、3rd.シングルの『Wedding Bell Blues』はアメリカで3週連続1位、1969年の年間シングル・チャートでは40位、カナダで3位、イギリスで16位を記録、4th.シングルの『Blowing Away』はアメリカで21位、カナダで24位を記録している。
お薦め曲は、彼らと言えばこの曲ということになっている代表曲である『Medley: Aquarius/Let The Sunshine In (The Flesh Failures)』、ヒット曲である『Wedding Bell Blues』『Workin' On A Groovy Thing』『Blowing Away』、更に『The Hideaway』『Sunshine Of Your Love』を、そして(オリジナル盤で)締めくくりとなる『Let The Sunshine In (Reprise)』をピックアップしておく。
現在でも『Aquarius/Let The Sunshine In』は耳にすることが多いが、スケールが大きく、コーラスも美しく、彼らを象徴する曲になっているが、それだけ彼らのスタイルをたっぷりと堪能できるアルバムでもある。発表から40年以上が流れているが、現在でも色褪せること無く、同時に'60'sを代表するアルバムの一つとして、輝き続けている。ということなので、絶対に聴いておきたいアルバムである。じっくりと聴きましょう!
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